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夏の入浴が苦痛!シャワーだけで済ませていい?水はOK?温度は?

2024-08-15

夏の入浴が苦痛!シャワーだけで済ませていい?水はOK?温度は?

入浴後、なかなか汗がひかない夏場は、湯船に浸かるのが苦痛になりがちに。特に暑い日は、シャワーだけでサッと入浴を済ませたい人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、シャワーだけで入浴を済ませる時には気をつけたいポイントもいくつかあります。そこで今回は、おすすめの夏の入浴方法から夏のシャワーに関する疑問についてまで、詳しく解説します。

夏の入浴のメリットは?シャワーだけで済ませてもいい?

湯船に浸かる入浴には、身体を温め、疲れを癒したり、血行やリンパの流れを促進したりするなど、様々なメリットがあります。また、副交感神経を優位にすることで、リラックスモードのスイッチがオンになり、質の良い睡眠にもつながるのです。身体的にもメンタル的にも多くのメリットが得られるため、冬はもちろん、夏であっても可能な限り湯船には浸かりたいところ。
ただし、汗をかきやすい夏は、冬以上に身体の洗浄も大切になってきます。汗や皮脂をしっかり落とすことができず、汚れた状態だと、臭いや肌トラブルの原因につながる可能性もあるのですね。そんな衛生面のみを考えるのであれば、シャワーだけでサッと入浴を済ませる日があっても良いでしょう。
大量の汗をかいて、身体がベタついている日は、シャワーだけでサッと入浴を済ませる。心身の疲れがたまったり、冷房で手足や体の芯が冷えたりしている時は、しっかり湯船に浸かるようにするなど、その日の気分によって入浴方法を選んでみてくださいね。
また、熱すぎるお湯は、汗をかくだけでなく、肌に必要なうるおいや皮脂までを奪ってしまいます。さらに就寝前に熱すぎるお湯を浴びると、心身を緊張させる交感神経が高まることで、良質な睡眠の妨げにもなります。夏場の湯船やシャワーの温度は、少しぬるめに感じる36〜38度くらいに設定するのも、入浴後、快適に過ごすためのひとつのポイントですよ。

夏のシャワーに関する疑問Q&A

Q.シャワーだけで済ませる日のポイントは?
A.シャワーの水圧を利用してマッサージをしましょう
シャワーの水圧には、マッサージ効果があるため、シャワーだけで済ませる日は、疲れている部位に集中的にシャワーをあてるようにしましょう。ただなんとなくシャワーを浴びるよりかは、身体を癒す効果に期待ができますよ。シャワーの水圧をあてながら、肩や首回り、ふくらはぎなどを軽く揉んで、リンパマッサージを行うのもおすすめです。
Q.シャワーだけでもしっかり洗浄するためには?
A.身体の悩みに合わせてボディソープを選びましょう
シャワーだけで済ませる日は、臭いや肌トラブルの原因となる汚れをしっかり落とすためにも、洗浄を特に意識したいところです。そのためにも、気になる身体の悩みに合わせてボディソープを選んでみましょう。
しっかり汚れを落としつつ、臭いを抑制したい時は、幅広い抗菌作用をもち、薬用せっけんや制汗剤などにも用いられることが多い「イソプロピルメチルフェノール(o-シメン-5オール)」配合のボディソープがおすすめ。ニキビの原因となるアクネ菌にも働きかける成分なので、背中をはじめ、身体全体にニキビができやすい人にもぴったりです。
また、汗や皮脂によるベタつきが気になる時は洗浄力が高い「石けん素地」や「ラウレス硫酸Na(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム)など、陰イオン界面活性剤を使用したボディソープを使用してみてくださいね。

Q.温度が高いのは苦痛。冷水シャワーで済ませても良い?
A.疲労回復や洗浄の面では冷水シャワーはあまりおすすめできません
私たちの身体は、温めることにより、血行を促進したり、リラックスできたりします。そのため、冷水シャワーのみでは、心身の疲れをとることはできません。また、肌の皮脂は30度前後で溶け出すため、シャワーの温度が冷たすぎると、しっかり汚れを落とし切れないので、臭いや肌トラブルの原因にもなってしまうのです。
そのほかにも冷水シャワーは、身体の冷えや風邪の原因にもなるので、できれば避けたいところ。どうしてもシャワー後の暑さや汗が気になる時は、36〜38度程度のぬるま湯でシャワーを浴びたあと、首の後ろや脇の下などを冷やしたタオルで抑え、暑さをやわらげてみてくださいね。
Q.夏は頻繁に汗をかくから1日に何回もシャワーを浴びていい?
A.シャワーを浴びすぎると皮脂の過剰分泌で余計に肌がベタつく可能性も!
夏はちょっとした外出でも大量の汗をかくため、何度もシャワーを浴びて、すっきりしたい時もありますよね。しかし、シャワーの浴びすぎは厳禁!シャワーを浴びるたびに汗だけでなく、身体に必要な皮脂やうるおいまでも奪ってしまいます。皮脂やうるおいが不足すると、乾燥による肌トラブルにつながるのはもちろん、肌のうるおいを守ろうと、皮脂が過剰に分泌することで、さらに体全体がベタつく可能性もあるのです。
シャワーを浴びる目安としては、1日2回まで。そのうち1回は、シャンプーやボディソープなどを使わず、ぬるま湯でさっと洗い流す程度にとどめておきましょう。どうしても暑さや汗が気になる時は、汗拭きシートやドライシャンプーなど、水洗いせずともすっきりできるアイテムをうまく活用するのもおすすめですよ。

シャワーだけで済ませる日は身体のこともしっかり考えよう!

汗や皮脂によるベタつきが気になる夏は、簡単にシャワーのみで入浴を済ませたい日もあるでしょう。ただし、シャワーのみの入浴にはデメリットもあるため、気をつけたいポイントを意識しつつ、すっきりできる入浴を心がけてみてくださいね。

LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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