2024-10-08
ドイツとスイスの国境があるボーデン湖西端にあるコンスタンツ。ボーデン湖畔では最大で、4世紀にローマ皇帝コンスタンティウス2世によって築かれ、ローマ時代末期の城塞が基になる町です。ドイツ国鉄とスイス国鉄が乗り入れる鉄道駅は港に隣接し、列車や船での移動も便利。
この町で宿泊するなら四つ星ホテル「ロマンティック ホテル バルバロッサ」がおすすめ!内装・サービス・朝食・スタッフなど素晴らしいホテルです。
ドイツとスイスの国境を有するボーデン湖畔の町コンスタンツは、ドイツの人気街道のひとつ、ファンタスティック街道の南の基点となる町です。
石器時代から住居があり、ローマ皇帝ティベリウスの時代にローマの基地となり、紀元300年の後には城塞が設置。さらにコンスタンティウス2世によって、ローマ時代末期のConstancia城塞が基になって町が築かれたとされています。中世以来ドイツの宗教都市であり、15世紀には統一ローマ教皇のもと、歴史的に重要な町となりました。
旧市街中心地となるマルクト広場周辺には、美しい壁画が目を引く14世紀建造の市庁舎や水が流れ出るカイザーブルンネン、マイバームなど観光客の目を引くスポットが凝縮しています。
またドイツらしい建物が軒を並べるヴェッセンベルク通りを北に進むと、宗教会議の重要な舞台となった大聖堂がそびえています。高さ76メートルの塔は目印となる存在で、階段で上ることができ、町並みやボーデン湖の素晴らしい眺めが楽しめます。
町が接するボーデン湖は、アルプス地方ではレマン湖についで第二の規模、ドイツ国内では最大の湖です。ライン川が流れ込むオーバーゼーとウンターゼーの2つの部分に分かれていて、東側のオーバーゼー側に港があり、港に隣接する鉄道駅にはドイツ国鉄とスイス国鉄が乗り入れ、交通機関を利用するのにもとても便利なロケーションです。
この歴史あるコンスタンツでのおすすめホテルが「ロマンティック ホテル バルバロッサ(Romantik Hotel Barbarossa)」。鉄道駅から徒歩7〜8分、旧市街の中心地マルクトシュテッテに近いオーバーマルクト広場に面しています。3軒のブルジョアだった家がつながって一つのホテルとして利用、正面の一部に素晴らしい壁画装飾のある歴史的な建物に入る、1874年創業のホテルです。フロント前の壁面にも、1183年に皇帝が軍を率いて平和なコンスタンツの地へ移動したときの様子が描かれています。
チェックイン時間は15:00〜22:00。これより早い到着の場合やチェックアウト後の荷物預かりは奥まったお部屋に預かってくれますので、安心して観光が楽しめます。また、チェックイン時に発行してくれるゲストカードで、ボーデン湖周辺のバスや湖船、列車が無料で利用できるのもありがたいサービスになっています。
1階(日本式では2階)には図書室があり、本を読むのはもちろんのこと、ロビーとしてのんびりくつろげる空間にもなっています。さまざまなゲームやパズルなども用意されていて、寒い時期には暖炉のパチパチという音が快く響いてきます。
3階と最上階には宿泊客ならだれでも利用できるテラスがあり、ソファやテーブル、カップル用のベンチなどが設置されています。ここから美しい旧市街を見下ろせて寛げますよ。
全部で48室ある客室は、それぞれ内装が異なるスタンダード・コンフォート・スーペリア・スーペリアプラスといったカテゴリーに分かれたダブルルームとシングルルームが用意されています。歴史的な建物内ですがエレベーター完備なので、どのお部屋にもエレベーターでのアクセスが可能です。
一例のシングルルームですが、広めのベッドは寝心地良く、スーツケースを広げっぱなしにしておいても余裕のある広さが確保されています。
これも広めのデスクセットの上には電話やメモ帳とボールペン、コンセントが、丸テーブルのセット上には無料の水の瓶とグラスなど備えられています。
クローゼット内には室内金庫とたくさんの棚やハンガーが用意され、数日の宿泊にも不便はありません。また、無料Wi-Fiもサクサク利用できます。
窓からは旧市街の眺めがあり、ステンドグラスの窓が素敵なお部屋になっています。
清潔感のある明るいバスルームはバスタブはなくシャワーオンリー。でも、広いブースが確保されていて使い勝手がよく、すぐに熱いお湯がたっぷり出て、水捌けも良好。固定と可動式の両方あるのも便利なところです。
ボトルシャンプーのみのアメニティですが、シャワーブースと洗面台に置かれ、タオルヒーターや強力なドライヤー、ティッシュ、バニティセット(コットンや綿棒など)も完備です。
朝食は、素敵なステンドグラスの窓や壁面装飾があるゆったりしたお部屋で、7:00〜10:00の間にいただけます。
種類豊富な朝食のコールドメニューは、多種類のハム&チーズをはじめ、スモークサーモンや生ハム、トマトやキュウリにパプリカ・人参などの野菜類、各種ヨーグルトやムース入りのグラス、シリアル類、フルーツカクテルなどが、見た目にもきれいに盛り付けられています。
ホットメニューには、スクランブルエッグ、ベーコン、焼きソーセージ、焼きトマト、煮豆、ゆで卵(固ゆでと半熟の2種類あり)などが並びます。
「ロマンティック ホテル バルバロッサ」は歴史あるコンスタンツの町中心地に位置し、旧市街の観光はもちろんのこと、ボーデン湖畔の町々やライン川沿い、さらにはラインの滝などへのお出かけにもとても便利で、居心地よく滞在できるホテルです。
居心地の良さに加え、スタッフの丁寧で心安らげる対応、豊富な朝食、観光に便利なゲストカードの発行など、観光客には嬉しい事づくめです。チューリッヒからの日帰り観光も可能ですが、このホテルに滞在して、ぜひボーデン湖畔の素晴らしい居心地を味わってくださいね。
2024年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
ロマンティック・ホテル・バルバロッサ(外部リンク)
https://www.hotelbarbarossa.de/
コンスタンツ観光局(外部リンク)
https://www.konstanz-info.com/
【トラベルjp・ナビゲーター】
Hiroko Oji
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