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クレンジングがない!忘れた!代用でメイク落としができるのは?

2024-11-06

クレンジングがない!忘れた!代用でメイク落としができるのは?

肌トラブルを防ぎ、美肌をキープするためにもメイク落としは欠かせません。しかし、帰宅後にクレンジングが空になっていることに気づき、困った経験をもつ人も多いのではないでしょうか。そんな時は別のアイテムを代用して、メイク落としを行いましょう。
今回は、クレンジングの代用ができるアイテムをご紹介。旅行先や出張先でも活用できるので、ぜひ試してみてくださいね。

クレンジングがなくてもメイクは落とせる?

クレンジングをはじめ、化粧品で使用される洗浄剤には“界面活性剤型”と“溶剤型”の2種類があります。
水と油をなじませることで汚れを落とす界面活性剤型に対し、後者の溶剤型は油で油をなじませる仕組みにより、汚れを落とします。溶剤型のクレンジングでは、この性質を利用しているため、油分でメイクを浮かし、洗い流すことができるのです。
つまり理論上は、油分が含まれているアイテムであれば、クレンジングの代用も可能なのですね。
本来であれば、メイク汚れは専用のクレンジングでしっかり落とすことが理想です。ただし、メイクをしたままで寝るのは、肌にとっても大きな負担になるため、クレンジングがない時は代用品を使用してでもメイク落としを必ず行うようにしましょう。
また、今から紹介するアイテムはあくまでもクレンジングの代用品であるため、緊急時のみの使用に限定し、普段のメイク落としで使わないようにしてくださいね。

【クレンジング代用品@】乳液

乳液には水分と油分がバランスよく含まれています。この乳液の油分がメイクとなじむことにより、汚れも落としやすくなるのです。また、乳液は本来保湿目的で使用するアイテムであるため、肌の乾燥対策も行いながらケアができますよ。
<メイク落としで乳液を代用するメリット>・石けんやお湯で落ちるコスメであれば十分にメイクオフできる・コットンや綿棒を使用すれば外出先でのメイク直しにもなる密着力の高いメイクを落とすことは難しいかもしれませんが、石けんやお湯で落ちるタイプのメイクであれば、乳液だけでも十分にオフできます。また、コットンや綿棒に乳液をなじませれば、目元や小鼻周りの細かい部分のメイクオフもできるため、外出先でのメイク直し時にも重宝します。
<メイク落としで乳液を代用するデメリット>・密着力の高いメイクは落とせない・量が必要になるためコスパは悪い乳液のみでは軽いメイクしか落とせないため、ウォータープルーフタイプやティントタイプなど、密着力の高いメイクは落とすことができず肌に残ってしまいます。また、メイクをオフする際は、コットンにたっぷりと乳液を染み込ませる必要があるため、コスパ面では決して良いとは言えないでしょう。

【クレンジング代用品A】クリーム

クリームは乳液以上に油分が多く含まれるアイテムです。乳液同様、油分がメイクの油汚れを浮かせてくれるため、クレンジングの代用品として使用ができます。また、保湿力も高いため、クレンジングや洗顔後の乾燥が気になる人にもおすすめです。
<メイク落としでクリームを代用するメリット>・なじみが良いため肌への摩擦を防げる・メイク落としと併せて保湿ケアが行えるクリームは乳液と比較し、しっとりしたテクスチャーが特徴のアイテムです。手のひらで温めたあと、ゆっくり肌になじませれば、肌への摩擦ダメージも抑えることができます。また、洗浄力が高いクレンジングは肌に必要なうるおいまでを奪う可能性もありますが、クリームは保湿力が高いアイテムであるため、肌を乾燥から守りつつ、メイクオフを行うことができるのです。
<メイク落としでクリームを代用するデメリット>・拭き取りに手間がかかってしまう・まつエクが取れる可能性もあるクリームは油分量が多いアイテムであるため、水では洗い流しにくく、基本的にはティッシュやコットンで拭き取る必要があります。拭き取りは水洗いよりも手間がかかるため、人によっては少し面倒に感じてしまう場合も。また、まつエクに使用されるグルーは油分との相性が悪いため、油分を含むクリームを使用することにより、まつエクが取れる可能性もないとは言い切れないのです。

【クレンジング代用品B】ベビーオイル

ベビーオイルは100%油分でできているため、溶剤型のクレンジング代用としては理想のアイテムでもあります。名前の通り、赤ちゃんにも使用できるという点でも安心感がもてますよね。なお、ベビーオイルには界面活性剤が含まれていないため、乳化させ、水で洗い流すことはできません。そのためメイク汚れを浮かせたあとは、ティッシュやコットンで物理的に拭き取る必要があります。
<メイク落としでベビーオイルを代用するメリット>・クレンジングと一緒に洗顔も行える・洗いすぎを防いで保湿ケアができるベビーオイルはクレンジングだけでなく、洗顔料の代用品としても使用ができます。クレンジングと洗顔が同時に行えるため、必要以上に肌に摩擦を与えたり、肌に必要なうるおいを奪ったりする心配がありません。また、オイルクレンジングほど洗浄力は高くないため、洗いすぎによる乾燥も防げます。
<メイク落としでベビーオイルを代用するデメリット>・肌質や体質によっては肌荒れを起こす可能性もある・衣服やタオルに付着するとシミになるベビーオイルの主成分は、低刺激で安定性も高いと言われるミネラルオイルです。ただし、肌質や体質によっては、ベビーオイルの成分が肌に合わない人もいるため、肌荒れを起こす可能性もないとは言い切れません。また、ベビーオイルは100%油分でできているため、服やタオルに付着すると固まり、シミになってしまいます。一度シミができると水洗いではなかなか落とせないため、使用時は注意するようにしましょう。

緊急時はクレンジングの代用品でうまく乗り切ろう!

日々、忙しく過ごしていると、クレンジングをつい買い忘れてしまったり、使い切って空になっていることに気がつかなかったりすることもあります。そんな時は他のスキンケアアイテムをうまく利用し、クレンジングの代用品にしてみましょう。メイクを落とさずに寝ることは肌負担も大きいので、便利な代用品を取り入れ、しっかりメイクオフしてから就寝するようにしてくださいね。

LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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