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冬でも日焼け止めは必要!冬にこそおすすめの紫外線対策

2024-11-07

冬でも日焼け止めは必要!冬にこそおすすめの紫外線対策

夏ほど日差しが強くない冬は、紫外線対策も怠りがちになります。日常の中でも、つい日焼け止めを塗り忘れてしまう時も増えるのではないでしょうか。しかし、冬でも紫外線は私たちの肌に降り注ぐため、日焼け止めは欠かせないのです!
そこで今回は、冬でも日焼け止めが必要な理由と併せて、冬にこそおすすめの紫外線対策の方法をご紹介します。

冬でも日焼け止めが必要な理由4つ

冬は夏とは異なる状況下において、紫外線ダメージが発生します。なかには寒さや気候が原因の紫外線ダメージもあるため、日焼け止めを取り入れた対策が欠かせないのです。
冬でも日焼け止めが必要な理由@紫外線量の変動
シミやくすみの原因になるUV-Bは、冬になると夏の5分の1まで量が減少します。対してシワやたるみの原因になるUV-Aは、冬でも夏の2分の1程度までしか量が減りません。
UV-Aは紫外線総量の90%を占め、UV-Bの約20倍のパワーがあると言われます。また雲や窓ガラスも突き抜け、私たちの体に降り注ぐため、冬であっても日焼け止めを使用した紫外線対策が必要なのです。
冬でも日焼け止めが必要な理由A雪の反射率の高さ
紫外線には太陽から直接届く“直射光”だけでなく、地表面から反射されて肌に届く“反射光”もあります。そしてこの反射光は地表面の状態により、反射率も大きく異なります。
特に新雪には注意が必要。通常のアスファルトが紫外線の反射率10%程度であるのに対し、新雪は80%とほとんどの紫外線を反射させます。雪が降った日はもちろん、ウィンタースポーツを楽しんだり、寒い地方に足を運んだりする時は、十分な紫外線対策を行うようにしましょう。

冬でも日焼け止めが必要な理由B肌の乾燥
私たちの体は汗をかくことにより、体温を一定に保ちますが、気温が低い冬は汗の量も減りがちに。また気温が下がると皮脂が固まることで、皮脂の分泌量も減少します。
汗と皮脂が減少すると、肌のうるおいを守るために欠かせない皮脂膜が形成されにくくなるため、肌の乾燥が加速。乾燥した肌は普段以上に紫外線ダメージを受けやすい状態なので、日焼け止めでしっかり守ってあげることが大切なのです。
冬でも日焼け止めが必要な理由C日当たりの良い場所
夏の外出では、暑さ対策として日差しを避けて移動することが多くなります。反対に寒い冬は、少しでも温まろうと日当たりの良い場所に行きがちになるなんてこともあるのではないでしょうか。
日当たりの良い場所で過ごすと、自然と紫外線を浴びる時間も長くなってしまうため、冬であれども日焼け止めで対策をすることが肝心なのですね。

冬におすすめの紫外線対策7選

冬であっても紫外線は変わらず肌に降り注ぐため、日焼け止めをはじめとした対策は必要になってきます。ただし冬は夏とは状況も異なるため、気候に応じた紫外線対策を取り入れるようにしましょう。
@保湿力の高い日焼け止めを塗る
冬は1年の中でも最も肌が乾燥しやすい時期です。そのため、日常使いする日焼け止めは保湿力に期待できるアイテムを選ぶようにしましょう。
迷った時は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合された商品を選んでみてくださいね。また、クリームタイプはテクスチャーもしっとりしていて、保湿効果に期待できる商品も多いため、冬場に取り入れる日焼け止めとしてはおすすめです。
A日焼け止めはPA値を重視する
一般的な日焼け止めには、SPFとPAと呼ばれる2種類のサンケア指数が表示されています。このひとつであるPAは、冬でも量が多いUV-Aの防止効果をあらわす値です。そのため、冬は日焼け止めのPA値を重視して商品を選ぶようにしましょう。
買い物や散歩などの日常生活であれば、PA+〜PA++程度の値があれば十分です。反対に天気の良い日に長時間外出したり、外での運動を行ったりする場合は、UV-Aの防止効果が高いPA+++〜PA+++++の商品を選んでみてくださいね。
B日焼け止めの上にパウダーファンデーションを重ねる
日焼け止めだけでも十分に紫外線対策はできますが、さらなる効果を期待したい時は、パウダーファンデーションを取り入れてみましょう。パウダーファンデーションに含まれる色粉は、紫外線散乱剤と似ているため、UVカット効果に期待ができます。日焼け止めを塗った後は、上からパウダーファンデーションを重ね、ダブルの紫外線対策を行いましょう。
なお、パウダーファンデーションは油分が少ないアイテムであるため、肌質によっては乾燥が気になる場合もあります。そんな時は日焼け止めと同じく、保湿成分を配合した商品を取り入れるようにしてみてくださいね。

CUVカット効果のあるアイテムを取り入れる
紫外線対策ができるアイテムは、日焼け止め以外にも数多くあります。もしも日焼け止めだけでは物足りないと感じる場合は、便利なUVカットアイテムをプラスで取り入れてみましょう。
たとえば首の後ろやデコルテ部分は紫外線も浴びやすく、日焼け止めの塗り忘れが多い箇所なので、UVカット効果のあるマフラーを使用するのがおすすめ。そのほかにも帽子やアームカバーなど便利なアイテムはたくさんあるので、自分のライフスタイルに合わせて商品を選んでみてください。
D冬でも美白*化粧品を使用する
美白*化粧品と聞くと、夏を想像する方も多いかもしれませんが、紫外線は1年を通して降り注ぐため、冬であっても美白*化粧品を取り入れるのがおすすめです。
なかでもメジャーな美白*成分(ビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキス、トラネキサム酸など)には、シミやくすみのもとになるメラニン色素を生み出すチロシナーゼの働きを抑える作用があります。紫外線によるシミやくすみ対策を行うのであれば、季節に関係なく、美白*化粧品を使用するようにしましょう。
*メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ
E昼間の外出は極力控える
夏ほどではないものの、冬場も日中は紫外線量が一時的に増えます。特に10〜14時は紫外線量が最も増える時間帯であるため、外出を控えるのもひとつの対策です。
買い物、洗濯、散歩などは早朝、もしくは夕方に行うようにしましょう。その際も微量ながら紫外線は降り注ぐので、日焼け止めを忘れずに塗り、でかけてくださいね。
F標高が高い所では夏並みの日焼け対策を行う
山の上や高原など、標高が高い場所は紫外線量も増えます。登山やハイキングなどに出かける場合は、しっかりと日焼け止めを塗って対策をしましょう。
また、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツは標高の高さに加え、雪による反射にも注意が必要になるため、可能であれば、夏並みの十分な紫外線対策を行うのがおすすめです。

冬こそ紫外線対策を意識しよう!

夏は欠かさず意識していた紫外線対策も、冬場はうっかり怠りがちになってしまう場合も珍しくはありません。とはいえ、冬も紫外線による肌ダメージは蓄積されるため、日焼け止めをはじめとした対策を欠かさず行うようにしましょう。

LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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