肌を乾燥させない秋のスキンケア!ドラッグストアのプチプラでおすすめの活用方法は?

皆さん、こんにちは!パーソナルメイクトレーナーの池内ひろこです。
段々と乾燥する季節になってきましたね。あまりにも乾燥が酷いと、カサカサして痒くなったり、お肌がカピカピしてしまいます。そうなる前に、今からできる簡単スキンケアで、今年の秋冬を乗り越えましょう。しかも、今回ご紹介するのは、ドラッグストアで購入できるプチプラのアイテムで行うスキンケアです。高級なクリームを使わなくても、毎日やればかなり変化を感じられます!しかも使うアイテムはたった2つの3ステップ!ぜひ今晩から取り入れてくださいね。

�@肌の乾燥対策には、スキンケアも食事も大切

「秋冬になると乾燥でお肌が荒れてしまう・・・」シミやシワの原因にもなる乾燥は、本当に気になりますよね!お肌の乾燥を改善したい方からよく頂くご質問は、「スキンケアってどこまで効果がありますか?」ということ。確かに、体を作るのは食事・・・でも、お肌のことはスキンケア・・・。そのお肌を作るのは食事・・・。結局スキンケアって効果あるの?と疑いたくなってしまいます(笑)
それに対する私の答えは、「もちろんバランスの良い食事も大切ですが、スキンケアからアプローチできる面もあります」ということ。3,000人以上のお客様の肌を見てきた中で私が感じるのは、食事とスキンケア両方のアプローチが必要ということです。どちらかに偏って考える方が多いのですが、そうではなく、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。
具体的には、美しい肌を作るための根本である「細胞を作る」という観点では、その材料を得るのが食事です。それに対し、お肌の上層部分(作られた細胞)にアプローチできるのがスキンケアという見方です。詳しくお話ししていきますね!

�@-1.肌の構造を知ると、スキンケア、食事の役割分担が見えてくる
まず、お肌の構造の話になります。お肌には表皮(ひょうひ)と真皮(しんぴ)という層があります。その間にあるのが基底層(きていそう)という層です。この基底層で新しい細胞が作られます。
基底層で新しい細胞が作られるためには、基底層に届いた血液の中に含まれる栄養が必須です。つまり、きれいなお肌のもととなる新しい細胞を作るためには、食事から得られる栄養がお肌作りには重要ということです。
一方で、基底層で作られた細胞がどんどん上に押し上げられて、最終的に表皮(皮膚)になるわけですが、一度作られた細胞(=基底層より上の部分)にアプローチできるのがスキンケアの範囲です。どこまでアプローチするかは、メーカーや成分によって異なるのですが、ざっくりそういったイメージを持つと分かりやすいです。
つまり、何が言いたいかというと、スキンケアも食事もお肌にアプローチできる範囲は、肌作りの全ての工程ではないということです!それぞれ係わる範囲が決まっています。だから「両方のアプローチをすることがお肌作りには必要なんだ!」ということが伝わったら嬉しいです^^

�@-2.スキンケアのほうが、短期間で実感しやすい
ちなみに、私は普段メイクさんとして仕事をしています。モデルさんから、一般の方までたくさんの方のお肌に触れることで、偏ったケアはお肌に表れていると感じます。(ご自身では気づいていないことが多いです)どんなに食事が良くてもスキンケアが不十分な方、逆にスキンケアはこだわっているのに食生活が乱れている方。どちらかが偏った状態になっていると、それがお肌に表れて、ファンデの伸びや持ちがイマイチなことが多いです。食事が長期で効果を実感できるものとすると、スキンケアは短期的ではあるもののお肌の表面にアプローチするので、お肌の質感(ファンデのノリや持ち具合、発色の仕方)が劇的に変わることが多いです。

�Aドラッグストアで手に入る!おすすめのプチプラスキンケアで乾燥対策

それでは早速、乾燥肌さんにおすすめの毎晩できるケア方法をお伝えします!今回はドラッグストアで購入できるプチプラのスキンケアです。特にこの方法は乾燥が酷く、なかなか化粧水が浸透しにくい方におすすめの方法です。
用意して頂くアイテムはたった2つ。
・オイル・パックこの2つのみです!
オイルは“オイル状美容液”ではなく、肌用の“オイル”(材料がシンプルなもの)がおすすめです。パッケージの裏面に材料が書いてあるのでチェックしましょう。ドラッグストアで手に入りやすいのは、DHCのオリーブバージンオイルなどが有名です。
そして、やり方も簡単!
�@洗顔後、オイルを1-2滴、手のひらに広げて、顔に馴染ませる。�Aパックをする。�B同じオイルで保湿をする。
以上!簡単です!
オイルを最初に塗ることで、化粧水の浸透がとても良くなります。普段、化粧水を使用している方は、パックが化粧水の役割を果たすので、追加で化粧水を塗る必要はありません。手やコットンで化粧水を塗っている方は、知らず知らずのうちにご自身の癖が出ています。お顔全面に塗っているような気持ちになっているものの、実は塗り残しが多いものです。そういった面でもパックにすれば塗り残しがなくなるので非常に万能です!
ちなみに、よく「どれくらいの金額のパックを買うと良いですか?」とご質問を頂くのですが、ドラッグストアで購入できるお得なものでOKだと、私は思います。ご自身で毎日続けられる価格帯が良いでしょう。やったりやらなかったりではなく、数ヶ月続けることで改善を感じることができます。お客様からは「ニキビができにくくなった!」「今年の冬は粉を吹かなくなった」など嬉しいお声を頂戴します。簡単で効果を感じられるのは、とても嬉しいですよね!

�Bまとめ 乾燥肌をドラッグストアのプチプラでスキンケアする方法

いかがだったでしょうか!「大人の乾燥肌には、高価なスキンケアが必要!」「食事が大事!」と言った、様々な考え方やケア方法があります。最終的にはご自身の考えにマッチして、お肌の状態が良ければ、それで良いと思っています。ただ私の経験則では、食事のみでも不十分ですし、あるいは高価なクリームをケチって使うのであれば、プチプラで毎日ケアしているお肌の方が、状態が良い方が多い印象です(笑)いづれにせよ、健やかなお肌は1日にしてならず!毎日続けられるスタイルで継続してケアすることが大切です。
そんな中、今回はどなたでも試しやすい、プチプラでの乾燥対策方法をご紹介しました!乾燥しきった土(砂漠とか!)には水がしみこまないように、水分を含んだふっくらなお肌状態を目指して、オイルとパックの簡単ケアを試してみてください!(とてもお肌が敏感な方で、ピリピリしたり違和感を感じた際には、無理せずすぐに病院へ!)この記事が、あなたの美しく健やかなお肌のヒントになりますように!!

池内 ひろこ( パーソナルメイクトレーナー)
【経歴】
・ビューティージャパン東京大会2019グランドファイナリスト
・ビューティージャパン日本大会2019ロイヤーズコーチング賞
・ビューティージャパン日本大会2019ベストビジョンプランニング賞受賞
・東京カレンダー公認インフルエンサー
【プロフィール】
「人生は“メイク”で変えられる」を信念に、今まで1,700人以上の女性を美しく変貌させてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て、現在はオンラインのメイクレッスンやコンテストのバックステージ責任者、各種執筆を行う。
YouTubeでメイク術を公開中。