2024-11-19
北海道の人気温泉地といえば登別温泉ですが、そのほど近くに同じくお湯が自慢の温泉地・虎杖浜温泉があるのをご存知ですか?太平洋に面する虎杖浜温泉は、登別のような知名度はないものの、豊富な湯量を生かした源泉かけ流しが自慢の温泉宿がいくつかあり、とろとろの触感が特徴の良質な温泉を提供しています。今回は、そのなかの一つ、「虎杖浜温泉ホテルいずみ」をご紹介します。
北海道白老郡白老町虎杖浜に位置する虎杖浜温泉。日本有数の温泉地として知られる登別温泉から10キロ程度の距離にある温泉地で、実は道内一とも言われる豊富な湧出量を誇ります。泉質は塩化物泉で、身体の芯から温まり、湯冷めしにくいのが特徴です。
海岸沿いの国道に沿っていくつかの温泉施設が点在しており、今回紹介する「ホテルいずみ」もそのうちの一つ。開業は1967年で、虎杖浜温泉の中でも老舗の宿の一つです。
ホテルいずみの自慢は何と言ってもお風呂。少し黄味がかったお湯で、肌にまとわりつくようなとろとろ感です。内風呂、露天風呂ともに加水循環なしの源泉100%掛け流しで、いつでも新鮮なお湯を楽しめます。
内風呂はタイル貼りで、レトロな雰囲気。湯船は一つですが、その分広々としているので、ゆったりと入れます。
たっぷりとお湯に浸かり、湯船から上がってみれば、まるで全身に化粧水を塗ったようなすべすべ感を味わえるはず。身体の芯からじんわりと温まり、なかなか冷めないのも特徴です。
さらにうれしいのは、入浴時間の制約がないこと。宿泊客は15時のチェックインから、翌朝の9時半まで(チェックアウトは10時)、いつでも好きなときに温泉に入れます。
大浴場にはこじんまりとしたサウナも併設されています。こちらも一晩中いつでも利用できるので、好きな人にはたまらないですね。
虎杖浜温泉というだけあって、宿から海はすぐ近く。視界が開け、開放感にあふれた露天風呂からは、眼前に太平洋を望むことができます。
露天風呂はリニューアルをされているようで、内風呂とはまた雰囲気が異なりますが、お湯はもちろん内風呂と同じ。
朝日に照らされ、きらきらと光る海を眺めながらの入浴はもちろん、夜は露天風呂に浸かりながら、静かな海の上に浮かぶ満天の星を眺めるのもまた最高で、いつまでも入っていたくなるようなお風呂です。(露天風呂は23時で消灯されます。)
宿の客室は和室です。全体的に年季が入っていますが、不快感を感じないのはしっかり手入れが行き届いているからでしょう。
部屋の清潔感はもちろん、部屋に備え付けられている年代物の冷蔵庫や暖房が未だに現役なのを見ると、日々の掃除だけでなく、設備のメンテナンスもしっかり行われていることが分かります。
さながら田舎のおじいちゃん・おばあちゃんの家を訪れたような、不思議と落ち着く居室です。とろとろの温泉に浸かって、田舎を訪れた気分でぜひのんびりくつろいでください。
ホテルいずみでは、日帰り入浴も受け付けています。入浴受付時間は通常12時〜21時まで(営業終了は22時)ですが、曜日によって変動するので、事前に確認してからお出かけください。
他にはなかなかない、独特の良泉質で、かつ源泉掛け流し100%のお湯に浸かれるホテルいずみへ、温泉好きならばぜひ一度訪れてみてください。
■関連MEMO
虎杖浜温泉ホテルいずみ
http://www.izumi-kojohama.jp/
【トラベルjp・ナビゲーター】
森 のこ
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