2024-12-11
“睡眠不足はお肌の天敵”といわれる通り、良質な睡眠は美肌にとって欠かせない習慣のひとつです。とはいえ仕事や家事、子育てで忙しかったり、ストレスや悩みがたまっていたりすると、寝不足が続いてしまう時もありますよね。
そんな時はスキンケアの力を借りて、少しでもお肌を労わってあげましょう。今回は寝不足で肌荒れが起きるメカニズムと併せて、スキンケアで取り入れたいお手入れをご紹介します。
寝不足が続くと、何となくやる気がでなかったり、頭痛やめまいがしたりと、体の不調を感じやすくなります。その原因は睡眠中にしっかりと身体が修復されないからです。そして当然、続く寝不足は体や気持ちだけでなく、肌へも影響します。
特にストレスによる寝不足には要注意!ストレスを感じた時に分泌されるコルチゾールと呼ばれるホルモンには、睡眠を阻害する作用があります。寝る直前までストレスを感じていると、体内にコンチゾールが残るため、眠りにつきにくくなったり、眠りが浅くなったりすることで、寝不足の原因にもつながるのです。
冒頭でもお伝えした通り、寝不足で肌が荒れるのは睡眠中に体が修復されていないことが原因のひとつです。
私たちの体内では就寝中に体を修復するために必要な成長ホルモンが分泌されます。特に眠りはじめの約3時間は、成長ホルモンの分泌が最も盛んになるゴールデンタイムでもあるのです。
この成長ホルモンが分泌されることにより、体内では食事で摂った栄養が吸収され、細胞が活性化。肌や内臓など体を修復する働きを行ってくれるのです。
ただし、成長ホルモンの分泌による肌や内臓の修復には、最低でも6時間はかかると言われています。そのため寝不足により、十分な睡眠がとれないと体の修復も追いつかないため、肌荒れの原因に繋がってしまうのですね。
<寝だめはできる?>
寝不足が続くと、寝だめで解消しようと考える時もあるかもしれませんが、基本的に事前にたっぷり寝て備える寝だめはできません。というのも、体の修復に必要な成長ホルモンはその場で分泌され、肌や内臓に働きかけるため、体内に長期間溜めておくことはできないのです。
「寝不足が続きそうだから、寝られるときに寝だめをしておこう」という行為には、あまり意味がないのですね。
また、寝不足が続いた時に疲れを癒す目的で長く寝ることは可能です。とはいえ、平日は寝不足になることが多いから、休日にたっぷり寝るという習慣は、生活リズムが乱れて、かえって体調を壊す原因になるのであまりおすすめはできません。
美肌のためには毎日しっかり眠り、成長ホルモンを分泌させることが大切なのですね。
美肌を維持するためにも寝不足は避けたい習慣ではありますが、状況によっては、睡眠時間を確保できず、寝不足が続くこともあるはず。そんな時はスキンケアの力を借りてみましょう。
スリーピングパック(ナイトマスク)を活用する
スリーピングパック(ナイトマスク)はその名の通り、就寝時に使用する塗るパックです。肌に塗って寝るだけで就寝中にスキンケアが行えるので、起床時に肌が乾燥しがちな人や、肌荒れが気になる人にこそおすすめのアイテムですよ。
なにより、就寝中も持続したケアができ、効率よく角質層へと美容成分を届けることができるため、寝不足で肌が荒れやすい人にとっては、心強いお助けアイテムになるはず。
スリーピングパック(ナイトマスク)には保湿に優れたものから、エイジングサインに働きかけるもの、敏感肌用のアイテムまで種類豊富に揃っているので、肌悩みから自分に合う商品を選んでみてくださいね。
ホームピーリングアイテムでケアを行う
寝不足が続くと、ターンオーバーも乱れ、肌の生まれ変わりも遅れやすくなります。本来垢となって剥がれるはずの古い角質が肌表面に留まり続けると、角質肥厚が起こり、肌のゴワつきやカサつき、肌荒れの原因に繋がる場合も。
そんな時は、ホームピーリングアイテムでケアを行うのがおすすめです。ホームピーリングアイテムには古い角質を物理的にオフし、肌のゴワつきやカサつき、乾燥によるくすみをケアする効果に期待ができます。
なかでも洗い流すタイプは、他のピーリングアイテムよりも比較的肌負担も少ないので、初めての人にも取り入れやすいアイテムになっています。ホームピーリングアイテムで古い角質をオフできれば、スキンケアの浸透を高めることにも期待ができますよ。
朝のスキンケアでは乾燥や紫外線からお肌を守るお手入れを
寝不足により肌荒れが起こっている時は、肌が普段以上に外的ダメージを受けやすい状態でもあります。特に日中は乾燥や紫外線によるダメージを受けやすいため、朝のスキンケアでは不安定な肌を守るためのお手入れを心がけましょう。
夏場や日差しが強い日は、特に意識して日焼け止めを塗るようにしてくださいね。この時、石けんオフタイプをはじめとした、落としやすい日焼け止めを取り入れると、クレンジング時の肌負担も減らせます。
また、冬場や気温が低い日は、夜と同様、うるおいを与えつつも、クリームなどの油分でしっかり蓋をし、乾燥から肌を守るためのスキンケアを行いましょう。余裕がある時は、日中もメイクの上から軽く保湿ケアを行い、徹底的に肌を守るためのルーティンを組み込んでみてくださいね。
寝不足が肌に悪いことは重々理解していても、生活によっては、しっかり睡眠がとれない時もありますよね。とはいえ、肌荒れもストレスをつくる要因のひとつになるため、肌が荒れた状態はますます寝不足を加速させる原因にもなりかねません。
寝不足で肌荒れが続いた時は、ぜひスキンケアで対策を行い、美肌を取り戻すお手入れをはじめてみましょう。
LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ
関連記事
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
オリコンタイアップ特集
(PR)ジハンピ
(PR)LINEマンガ
オリコン顧客満足度ランキング
CS動画配信サービス20選
プレゼント特集