お金をかけない美容・スキンケア・ダイエットなら「抗酸化」を意識しよう!

一昔前に比べて、現代の60代、70代、80代を見た時に若いと感じたことはありませんか?
自分自身の数年後や将来を考えた時に、美しさや健康面を維持しておきたいと感じるものの、お金をかけるのは負担と感じている人もいるのではないでしょうか。 今回は、お金をかけずに、美しさや健康面を維持するために意識すべきことについてご紹介します。

若々しさの秘訣!サビない体と肌を作る

同じ年齢なのに若く見える人と老けて見える人がいると感じたことはありませんか?
何が違うの?ファッションやメイク?と思われがちですが、これだけではありません。実は体や肌の状態が違うのです。
私たちの体は酸素を利用してエネルギーを作り出し生活しています。
それと同時に体内では「活性酸素」が生じていて、 この活性酸素が細胞を傷つけることで老化、生活習慣病などを招きます。
活性酸素は多少なりとも生じますが、さらに活性酸素を増やす原因として紫外線、ストレス、食品添加物、不規則な生活、飲酒、タバコなどです。
活性酸素によって体や肌が酸化(サビ)してしまうと、肌のくすみが目立ち疲れて見えたり、シワやたるみが目立って見えるなど、同じ年齢なのに老けて見える結果となります。
数年後、数十年後もある程度美しさや健康面を維持したいなら、「抗酸化」(=活性酸素によって酸化させない)を意識することが大切です。

お金をかけずにできる美容・スキンケアは?

・日焼け止めやUVカットアイテムで紫外線対策
体内リズムや自律神経を整えるという意味では日光を浴びることはとても大切です。ただし、ダイレクトに紫外線を浴びすぎてしまうと活性酸素を増やしたり、日焼け、シミ、シワの原因にもなるため、室内で過ごす際、外出時は日焼け止めやUVカットアイテムで紫外線対策をおこないましょう。
ちなみに紫外線は夏だけではありません。季節によって量や強さは違うものの、一年中紫外線は出ているので年間を通して日焼け止めを塗るのがおすすめです。
・適度にストレスを解消し、溜め込まない
大なり小なりストレスを感じている人がほとんどだと思います。
ストレスの原因となるものに対して向き合ったり、改善していくことも大切ですが、中にはなかなか解決できず長期間ストレスを感じている人も多いでしょう。
空気の違う場所に行く、趣味に没頭する、非日常の体験をしてみる、運動して発散するなど自分なりの解消法を見つけてストレスを溜め込まないようにしましょう。

・インスタントや加工食品など食品添加物を取りすぎない
食品面でいえばお湯を注ぐだけ、レンジで温めるだけなど便利で簡単なアイテムが登場していますね。そういったアイテムには保存料や添加物、加工肉などが含まれています。
もちろん、どうしても忙しい時はそれらに頼ることがあっても良いと思いますが、毎日毎日食べる、一日を振り返って取りすぎていると体をサビさせる原因となります。
食材選び、自炊調理をするなど、口にするものが体や肌を作っているということを意識しましょう。
・起床、就寝、食事など生活リズムを整える
起床や就寝時間がバラバラ、食事したりしなかったりなど、生活リズムの乱れは体内の調子や自律神経の乱れにも繋がります。
体内の調子が乱れると疲れが取れない、だるい、便秘、痩せにくい、肌が荒れる、くすんでいるなどと感じ、自律神経が乱れるとイライラしやすい、落ち込みやすい、やる気がおきないなどと感じることも。
まずは、起床、就寝時間を一定にすること、バランスの取れた食事メニューを取ることを意識しましょう。

まとめ:美しさや健康面=華やかさだけではない!お金をかけなくても美しさは向上できる

ファッションやメイクなどでおしゃれをするから美しいのではありません。
基本的なこと(紫外線対策、ストレス解消、食品添加物を取りすぎない、生活リズム)ができた上で、プラスαとしてその人それぞれが自分にあったこと(ファッションやメイクでのおしゃれ、ヨガやピラティスなどの体作り)をすることでより美しさを向上させることができます。まずは基本的なことを意識することから始めてみてください。

寒川あゆみ( エステサロンオーナー・美容家・美容ライター)
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思いからサロンを開業。現在はサロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。
《資格・実績》
・エステサロン運営(現在はフェイシャルエステ、ボディマッサージ施術/過去に痩身エステ、脱毛経験あり)
・レッスン講師(スキンケア、マッサージなどのマンツーマンレッスン、専門学校、企業、イベント等)
・ヘアメイク学科卒