2025-01-07
寒い冬をはじめ、1年を通して手のカサカサに悩まされている人も珍しくはありません。しっかりハンドクリームでケアを行っているにも関わらず、あまり効果を感じられないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は乾燥で手がカサカサになる原因について解説。正しいハンドクリームの塗り方から、ハンドクリーム以外の対策についても紹介しますね。
手足は体の中でも皮脂腺が少ない部位であるため、もともと乾燥が起こりやすい部分であると言われています。
また手は1日に何度も水で洗ったり、物を触ったりする機会も多いため、外部刺激も受けやすく、うるおいを保ちにくいパーツでもあるのです。さらにハンドソープや洗剤などが直接触れることも多いため、肌に必要な皮脂までを洗い流すことで乾燥する場合も。
特に加齢により、角質層が薄くなり、ターンオーバーも遅れると、今まで以上に乾燥ダメージも受けやすくなります。これらの原因により手のカサカサは起こってしまうため、日頃から保湿ケアや乾燥対策を意識することがなによりも大切なのですね。
手のカサカサには丁寧な保湿ケアが大切。そこで心強い味方となるのが、ハンドクリームです。まずは基本のハンドクリームの塗り方を知り、正しい方法で保湿ケアを行うようにしましょう。
まずは適量のハンドクリームを手の甲に乗せます。
手のひらはシワが多く、塗りムラができやすいので、最初は手の甲を合わせるようにハンドクリームを全体になじませてくださいね。その後、手の甲の上に手のひらをのせ、手のひら側にもハンドクリームをしっかりと塗っていきましょう。
手の甲と手のひらにハンドクリームをなじませた後は、1本1本の指にハンドクリームを伸ばしていきます。この時、指を軽く曲げるようにすると関節のシワ部分にもきれいにハンドクリームを塗ることができます。
最後は反対の手の指先を使って、爪周りにハンドクリームをなじませてくださいね。
しっかりハンドクリームを塗っているにもかかわらず、手のカサカサが解消しないと悩む人もいるはず。そんな時は日常生活を見直し、ハンドクリーム以外にできる対策も取り入れてみましょう。
@水仕事は手袋を使用する
洗い物やお風呂掃除などの水仕事は、水や洗剤が直接手に振れることで刺激になります。水仕事を行う時は、必ず手袋を使用するようにしましょう。
この際ゴム手袋のみでも十分に乾燥対策ができますが、余裕があれば、コットン素材の手袋の上からゴム手袋を付けるようにしてみてくださいね。ゴムによる刺激が防げるのはもちろん、特定の物がアレルギーになりやすい人にとっては、ゴムによる手荒れを防ぐことができますよ。
またハンドクリームをなじませてから手袋を装着し、ぬるま湯で水仕事をすると、保温効果による保湿ケアにも期待ができます。
A手洗いはぬるま湯で行う
寒い冬場は熱いお湯で手を洗いがちという人も多いはず。しかしお湯の温度が高すぎると、うるおいに必要な皮脂も洗い流されてしまうため、乾燥による手のカサカサが起きる原因になってしまうのです。
手洗いをする時は、32〜33度前後のぬるま湯を目安に行うようにしてくださいね。また長時間手を洗う行為も、うるおい不足の状態をつくる原因になるので、手洗いは短時間で済ませるようにしましょう。
B手を拭く時はタオルをやさしく上からおさえるようにする
過度な摩擦も角質層にダメージを与えることにより、手がカサカサになる原因をつくります。特に手を洗った後は注意が必要!ゴシゴシとタオルで手を拭くと、うるおいを守るために必要な角質層が剥がれ、手がカサカサになる可能性もあります。
手を洗ったあとはタオルでやさしく上からおさえるように手の水気をふきとる習慣を意識してみてくださいね。また手を拭く時は、吸水性が高い綿素材のタオルを使用するのもおすすめですよ。
C日中はUVカット効果のあるハンドクリームを使用する
紫外線ダメージも乾燥により、手のカサカサを引き起こす原因のひとつです。そのため日中は1年を通してUVカット効果のあるハンドクリームを取り入れるようにしましょう。
基本的には日差しが強い夏場でなければ、SPF20前後・PA+〜PA++程度のサンカット指数があれば十分です。なお、手の日焼け止めは顔以上に落ちやすいので、こまめな塗りなおしも意識してみてくださいね。
D冬場は手袋を着用して外出する
湿度と気温がともに下がりやすい冬は、冷気による乾燥で手がカサカサに。乾燥から手を守るためにも、外出時は手袋を着用して出かけるようにしましょう。手袋をすることで空気の乾燥による手のダメージが防げるほか、血行不良を防いだり、物を触る時の摩擦対策ができたりしますよ。
また一言で手袋といっても豊富な種類があります。もしも乾燥対策第一で取り入れるのであれば、防風性や通気性、保温性に優れている皮手袋を選んでみましょう。
E就寝時にはナイト手袋を取り入れる
就寝前は日中以上に保湿力の高いハンドクリームを取り入れるのがおすすめ。そこで併せて取り入れたいのが、就寝用のナイト手袋です。
ナイト手袋を着用することにより、保湿成分を手の角質層まで効率よく浸透させられます。また就寝中に寝具等の摩擦によるハンドクリーム落ちを防ぐ効果にも期待ができますよ。
ナイト手袋の素材としては保湿力が高く、敏感肌でも使用しやすいシルク。もしくは通気性がよく、夏場でも使用しやすいコットンや麻がおすすめですよ。
乾燥による手のカサカサが長引くと、水洗い時に染みたり、ストッキング等が引っかかったりと、日常生活にも支障をきたします。そんな手のカサカサを1日も早くケアするためにも、生活の中では保湿ケアと併せて、乾燥から手を守る対策を意識するようにしましょう。
LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ
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