余った冬の保湿ケアアイテム(ハンドクリーム、ボディクリーム)の有効活用法

冬は肌が乾燥しやすく保湿ケアアイテムが必須ですよね。 手や指先の乾燥を感じる時に塗ったり、お風呂上がりや衣類を着用する前、外出前に乾燥対策として塗っている人も多いのではないでしょうか。
いつの間にかハンドクリームやボディクリームなどアイテム数が増えていたり、内容量が多くてシーズンで使いきれない人もいるのではないでしょうか? 今回は、エステティシャンの筆者が余った保湿ケアアイテムの有効活用法についてご紹介します。

余った保湿ケアアイテムの有効活用法(1)ハンドパック

乾燥によって手の甲がカサカサしたりシワっぽさが目立つ、指先のささくれが目立つと感じる時に保湿ケアをする人も多いと思います。
保湿ケアをしても手を洗ったり、水に濡れて流れてしまう...と感じることもありますよね。
余りがちなハンドクリーム、ボディミルク、ボディクリームをたっぷり使ってハンドパックをしてみましょう。
手を洗い、水気をふき取ったあと、保湿ケアアイテムをたっぷり手に取ります。
手の甲から指先まで塗り広げ、関節部分や爪の根本は指の腹でやさしくマッサージをするようになじませます。

表面にクリームが残るくらいがおすすめです。

ビニール手袋(なければビニール袋でも代用可能)をかぶせて15分ほど置きます。
15分後ビニール袋をはずし、表面に残っているクリームをなじませます。

乾燥して手の甲がシワっぽく、指の関節のシワも目立っていましたが、ハンドパックをすることで肌がうるおい、ふっくらとしてシワぽさも目立ちにくくなります。
週に2回ほど、手洗いや水を使わない就寝前にケアするのがおすすめです。

余った保湿ケアアイテムの有効活用法(2)フットパック

乾燥によってかかとがひび割れたり、カサカサ、ゴワゴワになっていませんか?
腕や体の保湿ケアはしているけど、かかとケアは忘れてしまうという人も多いはず。
余りがちなハンドクリーム、ボディミルク、ボディクリームをたっぷり使ってフットパックをしてみましょう。
足を洗い、水気をふき取ったあと、保湿ケアアイテムをたっぷり手に取ります。
足裏全体に塗り広げ、特に乾燥やひび割れしやすいかかとにたっぷりなじませます。
表面にクリームが残るくらいがおすすめです。

ビニール袋をかぶせて15分ほど置きます。
15分後ビニール袋をはずし、表面に残っているクリームをなじませます。

乾燥してかかとがひび割れがしていましたが、フットパックをすることで肌がうるおい、ひび割れも目立ちにくくなっています。
週に2回ほど、お風呂上がりや就寝前にケアするとかかとの乾燥やひび割れ対策効果が高まります。

パーツごとにアイテムは必要!?

ハンドクリーム、フェイスクリーム、ボディクリームなど、パーツごとにアイテムを使い分けている人も多いのではないでしょうか。
顔に使用するフェイスクリームは保湿成分や美白成分、エイジング成分などが配合されていることが多く、なりたい肌や仕上げたい肌に合わせて使うのがおすすめです。
手や体に使用する保湿ケアアイテムは基本的に保湿成分を筆頭に作られているので意外とパーツごとに分けなくても共通して使うことができます。
保湿ケアアイテムにもさまざまな質感のアイテムがありますよね。
さらっとしていて、みずみずしく、ベタつきにくいローション、ミルク、オイルは手、体、髪の保湿ケアとして使えます。
油分量が多いバーム、クリームはアイテムによってしっとりしすぎたり、ベタつきが残るので超乾燥した手や体、パサパサな毛先に使うと良いです。

保湿ケアアイテムは塗るだけじゃない!余ったらパックケアやあらゆるパーツに使ってみて

テクスチャーが良かったから、香りが良かったから、今季発売のものだったから、プレゼントで貰ったからなど、いつの間にか増えてしまった保湿ケアアイテムがある、毎年使いきれないという方はぜひ活用してみてください。

寒川あゆみ( エステサロンオーナー・美容家・美容ライター)
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思いからサロンを開業。現在はサロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。
《資格・実績》
・エステサロン運営(現在はフェイシャルエステ、ボディマッサージ施術/過去に痩身エステ、脱毛経験あり)
・レッスン講師(スキンケア、マッサージなどのマンツーマンレッスン、専門学校、企業、イベント等)
・ヘアメイク学科卒