2025-01-22
厳しい寒さや乾燥で、体調を崩しやすい冬。健康管理が何より大切ですよね。特に毎日の食べ物は体を作るもととなるので「何を食べるのか」が重要になってきます。
そこで今回は、おすすめの旬食材や取り入れ方のコツを、インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。
まずは、真冬でも健やかに過ごすための基本ポイントをおさらいしましょう!
【1】適度な運動を取り入れる
寒いと外出も億劫になり、ついつい暖かいこたつに入りっぱなし……という方も多いのではないでしょうか? 気が付くと、一週間ほぼ運動をしていない……なんてことも珍しくありません。
筋肉を動かし鍛える運動は、血流の改善や冷え予防、何より元気な足腰や持久力の維持に欠かせません。
屋外でのジョギングはちょっとつらくても、毎日15分だけじっくりと家の中でストレッチをしてみる、オンライン視聴でヨガやピラティスを取り入れてみる、といった自宅でもできる運動を続けることが、健やかな体作りの基盤となります。
【2】冷え予防を心がける
なんと言っても真冬は「冷え」が大敵。冷えは、ただ体が一時的に冷えるだけではなく、自律神経の乱れや便秘など体の不調をもたらす原因となります。
外出の際は体温調整しやすい服装を心がけ、体が冷えないようにしましょう。夜はシャワーで済ませずに湯船につかって芯から体を温めることもお忘れなく。
【3】免疫力を下げない生活習慣を目指す
気温・湿度ともに低くなる真冬は、感染症が流行しやすい季節です。普段あまり病気をしない人も、冬はどうしても風邪をひいてしまうもの。
基本の「こまめな手洗い・うがい・手指の消毒」に加え、規則正しい生活リズムで睡眠を十分にとることも大切です。
忘年会に仕事納めなど、師走は何かと忙しいので体に疲れが溜まりがち。慢性疲労にならないうちに、十分な休息を取り入れつつ、規則正しいリズムで暮らしたいですね!
健やかな体作りには、食事の内容もおおいに関わってきます。
特に旬食材は、旬以外の時期に比べて栄養価が高いものが多いので、積極的に取り入れたいもの。冬に旬を迎える食材は、乾燥対策や免疫力UPに効果が期待できるものも多いんですよ!
〜 料理家厳選!おすすめの旬食材・野菜3つ 〜
冬が旬の野菜【1】春菊
春菊は、おひたしや鍋の具材のイメージが強いですが、実は生でも食べられる葉野菜。
特にβ-カロテンを多く含み、真冬の乾燥肌対策にもおすすめの食材です。
関西と関東で茎や葉の形状が少し異なりますが、栄養素としては変わりません。
茎は生のままだと硬いのでおひたしや鍋などの煮込み料理に、葉はやわらかいのでサラダや和え物にするのがおすすめです。かき揚げにしてもおいしいですよ!
冬が旬の野菜【2】菜の花
年明けから徐々に出回る菜の花は、ビタミンCを豊富に含んでいます。
さっとゆでておひたしにしたり、澄まし汁の具材にするのが定番ですね。つぼみの姿が可愛らしく、食べ応えもあるのでカサマシできるお野菜としてもおすすめ◎
3p幅に切ってパスタの具材にしたり、トマトソースで鶏肉などと一緒に煮込み料理にする食べ方が我が家では人気です。
冬が旬の野菜【3】金時人参
お正月のお節料理によく使われる金時人参。普通の人参に比べて、色が濃いのが特徴です。普通の人参は年中手に入りますが、金時人参は真冬だけしか出回りません。
真っ赤な色素成分には抗酸化作用が高く、細胞のエイジングケアや免疫力UPが期待できます。甘みが強いので、煮物に加えれば小さなお子様でも食べやすいですよ。
お正月だけではなく、是非旬のうちに味わい尽くしたい食材です。
いかがでしたか?
特に運動不足は意識しないと慢性化してしまいがちなので、これを機に是非意識してみましょう。栄養価の高い旬食材も上手に取り入れ、体の内側から健やかに真冬を乗り切りたいですね。
國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。
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