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旬真っただ中「菜の花」の栄養を逃さない食べ方と栄養ポイント

2025-03-04

旬真っただ中「菜の花」の栄養を逃さない食べ方と栄養ポイント

冬から春へと季節がスライドするこの時期、スーパーで新鮮な菜の花を目にすることが増えます。菜の花は、美容や健康をサポートしてくれるおすすめの旬食材!
今回はそんな菜の花の体に嬉しい栄養や、栄養を逃さない食べ方のポイントについてご紹介します。

注目!菜の花の栄養3つ

菜の花には様々な栄養素が含まれていますが、ここでは特に注目したい栄養素をご紹介します。
【1】ビタミンC菜の花には、免疫力アップやコラーゲン生成などの美肌作りをサポートするビタミンCが豊富です。この時期は紫外線が徐々に強くなるもの。春先の美肌ケアのためにも、季節の変わり目の体調管理・免疫力アップのためにも、ビタミンCは毎日摂取したい栄養素です。
【2】葉酸妊娠初期の胎児の健やかな成長をサポートする葉酸は、特に妊活中や妊婦さんに必要な栄養素とされています。菜の花にはこの葉酸が豊富に含まれています。
【3】食物繊維菜の花には食物繊維も豊富です。便秘予防など腸内環境を健やかに保つことで、腸内から美容と健康をサポートすると期待されています。

その他の栄養素とその働きとは?

他にも菜の花には、主に目の健康維持を助けるβ-カロテン(体内でビタミンAに変換される)や、強い骨格形成をサポートするカルシウムなど様々な栄養素が含まれています。
栄養価が高い旬の食材は、積極的に毎日の食事に取り入れたいですね。

菜の花の栄養を逃さない調理のコツ2つ

菜の花の栄養を逃さず最大限に活かすためには、調理方法にも工夫したいところ。
【1】ビタミンC優先なら、短時間で調理する菜の花に豊富に含まれるビタミンCは、加熱調理に弱く水に溶けだしやすい水溶性のため、無駄なく摂取するためにはこのような調理がおすすめです。
・熱湯にさっとくぐらせる程度に塩茹でする・汁ごと飲み干せる味噌汁やお吸い物で味わう定番のお浸しにする場合は、ぐつぐつ茹ですぎずに1〜2分程度で十分です。ゆで汁に栄養素が溶けだしているので、捨ててしまわずに味噌汁やスープのベースに活用すると無駄がありませんよ。
【2】β-カロテン優先なら、油調理が◎体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンは、脂溶性ビタミンなので油調理がおすすめです。オリーブオイルやごま油など、お好みの風味の良質なオイルを使いましょう。
太い軸部分が硬い場合は薄く輪切りにすると、小さなお子様でも食べやすくなりますよ。筆者は、菜の花をホタルイカやベーコンと合わせてオイルパスタにするのがお気に入りです。

満腹感も得られやすい菜の花で体の内側から美しく!

ご紹介したように美容と健康をサポートする栄養豊富な旬の「菜の花」。食べ応えもあるので満腹感も得られやすいので、ダイエット食材としてもおすすめなんです。
美肌作り、目のインナーケア……など目的に応じて適した調理法を取り入れれば、無駄なく菜の花の栄養を摂取できます。様々な調理法で、食感や風味の違いも楽しんでみましょう。
この春も旬食材の栄養で体の内側から美しく健康に!心身ともに豊かな毎日を送りたいですね。

國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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