2025-03-26
自然な甘み、まろやかな風味が魅力の「はちみつ」。お砂糖の代わりとして、お料理やお菓子作りに使っているという人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなはちみつの美容・健康に嬉しい栄養と、おすすめの食べ方アイデアについて、インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。
その栄養価の高さゆえ、昔から「薬」としても重宝されてきたはちみつ。具体的にどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
・豊富なビタミン、ミネラル類・ポリフェノール類・リラックス成分(アセチルコリン、トリプトファンなど)・抗菌、抗炎作用特にビタミンB群や亜鉛が豊富で美肌作りをサポートすると期待されているはちみつ。ポリフェノール類も多く、エイジングケアにも嬉しい食材です。
前述のように、高い抗酸化力が期待されるビタミン類やポリフェノール類を複数含むはちみつは、細胞老化のもとになる活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぎ、美容と健康を細胞レベルでサポートしてくれると期待できます。
はちみつを口にした瞬間、その自然な甘みでほっとしますよね。実ははちみつには「甘み」だけではなく、「アセチルコリン」や「トリプトファン」といったリラックス成分も含まれており、その影響で「ほっとする」と言われています。
筆者は、就寝前にホットミルクにはちみつを加えた「ホットハニーミルク」を飲むようにしています。心身ともにリラックスして、ぐっすり眠れるんですよ。
はちみつには抗菌作用や抗炎作用も期待されています。風邪のひきじはじめなど、ちょっと喉がイガイガするなぁ……という時は、はちみつをティースプーン1杯ほど口に含む様にしています。(はちみつ入りのど飴も常備しておくと安心ですね)
特に、ニュージーランドだけで咲く「マヌカ」の花から摂取される「マヌカハニー」は、その抗菌作用の強さから健康食材としても人気です。一般的なはちみつに比べるとややお値段は張りますが、免疫力アップを狙いたい方にはおすすめです。
ダイエット中はというに「甘いものを断つ」ことがストレスになり、リバウンド太りしてしまう人も少なくありませんよね。ダイエット中でも、はちみつは甘味調味料として活用できます。カロリーも砂糖よりやや低め。
煮物調理の際など、砂糖の代わりにはちみつで甘みをプラスすれば、「ただ甘いだけ」ではなく、ビタミンやミネラル類などしっかりと栄養も補給できるので罪悪感もありません。
砂糖に比べて血糖値の上昇が緩やかなのもポイントです。
はちみつには、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖も豊富なので、腸活にもおすすめです。我が家では毎朝、ヨーグルトにはちみつをプラスして食べています。
あとはいつものバタートーストにはちみつを加えて、ハニートーストに。シンプルですが、飽きないおいしさと、手軽に栄養補給できるのがお気に入り。
ワイン好きな方なら、ちょっとクセのあるチーズにはちみつを添えるのも◎手軽に味変を楽しめます。
ヨーグルトにトーストはもちろん、紅茶やコーヒー、牛乳などのドリンクにはちみつを「ちょい足し」するだけなら忙しい時でも手軽に取り入れられます。
お料理なら、オリーブオイルベースのドレッシングやカレーなどにプラスしてもおいしいですよ。
季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。栄養価の高いはちみつで、体の内側から健やかに過ごしましょう。
國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。
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