メイク初心者必見!ファンデーションの塗り方

4月から始まる新生活をきっかけに、初めてメイクに挑戦する方も多いかと思います。そんなメイクの基盤となるのがファンデーションです!ファンデーションは色合いや塗り方次第で、顔の印象を大きく変えるアイテムでもあるので、ぜひこの機会に塗り方をマスターしたいですよね。
そこで今回は、メイク初心者の方でも簡単にできるファンデーションの塗り方をご紹介。ファンデーション選びのポイントについても解説します。

ファンデーションの種類

一言でファンデーションといっても、様々な種類があります。それぞれのアイテムに異なるメリットがあるので、まずは肌質や好みの仕上がりから自分に合うファンデーションを選んでみましょう。

�@パウダリータイプ
配合成分のほとんどが粉体でできたファンデーションです。皮脂や汗などを吸う力が強く、油浮きをおさえる効果に期待ができます。皮脂量が多い肌ほどきれいに仕上がるため、普通肌から脂性肌の人におすすめです。
�Aリキッドタイプ
水分と油分がバランスよく混ざったファンデーションです。少量でもよく伸びるため、薄膜感がつくりやすく、自然な印象に仕上がります。また化粧もちにも期待ができるため、長時間メイクをする機会が多い人におすすめです。
�Bクリームタイプ
高い保湿性に期待ができるファンデーションです。うるおい効果に期待ができるため、乾燥肌の人にはぴったり!またカバー力が高いアイテムが多いので、シミやくすみなどの肌悩みが多い人にもおすすめです。

＜ツヤタイプとマットタイプの違いは?＞

一般的にファンデーションの仕上がりには、大きく分けて“ツヤ”と“マット”の2種類があります。
ツヤタイプは光沢感のある仕上がりになるため、華やかで健康的なイメージを演出できます。対してマットタイプは陶器のような仕上がりを実現するため、知的で落ち着きがある雰囲気を叶えてくれるでしょう。
ファンデーションを選ぶ時は、なりたい仕上がりからツヤ、もしくはマットのファンデーションを選ぶようにしましょう。

＜ファンデーションの上手な選び方とは?＞

ファンデーションを選ぶ時に最も大切なのは、自分の肌に合ったカラーをチョイスすることです。実際の肌と異なるカラーのファンデーションを選ぶと、顔と首の境目がくっきり見え、浮いた印象になってしまいます。
お店でタッチアップをする時は、首と頬の境目であるフェイスラインにファンデーションをのせ、自然な仕上がりになるカラーを選んでみてくださいね。

初心者必見!ファンデーションの塗り方

ファンデーションは顔全体に均一に塗ると、立体感がなくなり、のっぺりした印象になります。ファンデーションを塗る時は、パーツごとに塗る厚みを変え、自然な立体感や透明感を演出させることを意識しましょう。
�@頬に厚めのファンデーションを塗る

最初にファンデーションをスポンジやブラシにのせたら、まずは頬全体になじませていきます。頬は顔の中でも一番面積が広く、毛穴やシミなどの肌悩みが目立ちやすい部位です。そのためファンデーションを使用する時は厚めにのせることを意識し、しっかりとカバーをしてあげましょう。塗り方としては頬の中心から外側へと向かって、ファンデーションをなじませていくのがポイントです。
�ATゾーンと顎にやや厚めにファンデーションを塗る

Tゾーンと顎は顔の立体感を演出するうえでも重要な部位。ファンデーションをしっかり塗ることで、自然な立体感が演出できます。ただし頬のように大きな動きがある部位ではないため、頬よりはやや薄めの厚さで仕上げて大丈夫です。また小鼻周りはファンデーションを厚めにのせすぎるとヨレる可能性があるため、軽くスポンジでおさえる程度の力でなじませるようにしてくださいね。
�Bフェイスラインの内側から外側に向かいフェァンデーションを塗る

頬やTゾーンを仕上げたら、スポンジやブラシに残ったファンデーションでフェイスラインを整えていきます。フェイスラインを塗る時は頬と同様、内側から外側に向かってファンデーションを塗りましょう。外側に向かうにつれ、徐々に薄付きになるため、のっぺりした印象を避けられ、自然な陰影や立体感を演出できます。
�C目頭やまぶたに残ったファンデーションを薄く乗せる

目頭やまぶたは顔の中でも特にくぼんでいる部位。光を集めることでツヤ感も出やすいパーツなので、こちらもしっかりファンデーションでカバーしましょう。とはいえ、目元周りは後からアイシャドウで色をのせるため、それほどファンデーションの量を必要としません。スポンジやブラシに残ったファンデーションで軽くひとなでする程度で十分!他のパーツよりも薄付きを意識してなじませてみてくださいね。軽くファンデーションを塗ることにより、自然な素肌感や透明感を叶えられますよ。

ファンデーションを使ってメイクの楽しさを知ろう!

初めてのメイクでは、アイテム選びや化粧のやり方で悩むことも多いかと思います。とはいえメイクは回数を重ねるごとにうまくなるもの。誰もが最初は初心者なので、不安に思わず、挑戦してみましょう。そして新生活をきっかけにメイクの楽しさをぜひ知ってみてくださいね。

LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ