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湯シャンのメリット・デメリットは?たまにシャンプー、1日おきならOK?

2025-04-21

湯シャンのメリット・デメリットは?たまにシャンプー、1日おきならOK?

シャンプーやリンスを使用せず、お湯だけで髪を洗う湯シャンは、頭皮環境を整えるケアとしても注目を集めています。とはいえ、お湯だけでしっかり汚れが落とせるのかは気になるところ。臭いやベタつきが残るのが不安で実践するのを躊躇っている人もいるかと思います。
そこで今回は湯シャンのメリットとデメリットについて解説。正しい湯シャンの方法についてもご紹介しますね。

湯シャンとは?

湯シャンとはその名の通り、シャンプーやリンスなどを使用せず、お湯だけで髪を洗うケア方法です。数年前からSNSを中心にメディア等で話題になる機会も増え、今も注目を集めている髪の洗い方でもあります。
<湯シャンの方法>
@乾いた状態の髪をブラッシングして大まかな汚れを落とすAぬるま湯で頭皮や毛髪全体を洗うB指の腹を使って頭皮をマッサージするCタオルで毛髪を挟むようにして水気を取り除くD洗い流さないトリートメントを毛髪につけるE最後にドライヤーでしっかりと乾かす
湯シャンをする時は毛髪に付着した汚れを落とすためにも、必ず事前にブラッシングを行いましょう。シャンプー前にブラッシングを行うことで、大まかな汚れを落とすことができます。
また毛髪表面に付着した汚れはブラッシングで落とせるものの、頭皮の汚れはオフできないため、髪を洗う時は頭皮にしっかりとお湯をあて、指の腹で揉みこむようにマッサージしてくださいね。
また湯シャンのみだと毛髪が乾燥しやすくなるため、ドライヤー前には洗い流さないトリートメントを使用し、保湿ケアを行うのがおすすめですよ。

<湯シャンの頻度は?たまにシャンプーをしたほうが良い?>
適切な湯シャンの頻度は、頭皮や毛髪の状態により異なります。頭皮や毛髪が乾燥しやすい人であれば、シャンプーによる刺激や洗いすぎを防ぐ意味でも、高い頻度で取り入れても問題ないでしょう。
反対に皮脂によるベタつきが気になる人は、しっかりと皮脂汚れを落とすためにも、1日おきに湯シャンをするなど、定期的にシャンプーでの洗浄も取り入れるのがおすすめです。
また初めて湯シャンを行うときは、髪質に関係なく、まず週1〜2回の頻度からスタートしましょう。いきなりシャンプー断ちをすると、頭皮が皮脂量をコントロールできず、様々な髪トラブルにつながる可能性があります。その後、慣れてきたら頭皮や毛髪の状態を確認しつつ、徐々に頻度を増やし、自分に合った湯シャン習慣を身につけてくださいね。

湯シャンのメリットとデメリット

頭皮環境を整えられるといわれる湯シャンには、嬉しいメリットから注意したいデメリットまでがあります。湯シャンを始める時は、これらのメリットとデメリットを把握したうえで日々の習慣に取り入れるようにしましょう。
<湯シャンのメリット>
@シャンプーの刺激から頭皮や毛髪を守れる
シャンプーは洗浄力が高いアイテムであるため、使用中は少なからず頭皮や毛髪に負担がかかります。その反面、湯シャンではお湯しか使用しないため、シャンプーのように洗浄力や刺激によるダメージが加わることはありません。洗いすぎによる頭皮や毛髪への負担を減らせることは、湯シャンを行ううえでの大きなメリットでもあるのです。
A頭皮の乾燥を防げる
肌の洗顔と同じく、シャンプーでの洗浄も洗いすぎは禁物!洗浄力が高いシャンプーで頭皮を洗いすぎると、必要な皮脂までも洗い流してしまう可能性があるのです。頭皮が皮脂不足になると、うるおいを保つことができないため、結果的に乾燥トラブルが生じる可能性も。
一方湯シャンは、シャンプーほど洗浄力が高くないため、皮脂不足による頭皮の乾燥を防ぐことができます。普段から頭皮が乾燥しやすい人や皮脂の分泌量が少ない人にとっては、メリットになるでしょう。
Bタイパとコスパに優れている
湯シャンはシャンプーやリンスを使用しないため、毎日の髪の洗浄時間が短縮できます。またシャンプー類を購入する費用も抑えられるため、日用品にかかる出費も減らすことも可能でしょう。時間面や費用面でも嬉しい部分が多く、タイパとコスパに優れているのも湯シャンのメリットのひとつです。

<湯シャンのデメリット>
@油汚れを落とし切ることができない
頭皮や毛髪には水だけで洗い流せる汚れと、油でしか落とせない汚れの2種類が付着しています。そのため湯シャンでは、ほこり等の汚れは洗い流せるものの、皮脂やスタイリング剤などの油汚れはしっかり落とすことができないのです。油汚れをきちんと洗い流せないと、酸化した皮脂やスタイリング剤が毛穴に詰まることにより、様々な髪のトラブルが起こる可能性もあるでしょう。
A頭皮の臭いが気になる可能性がある
油分である皮脂は、湯シャンだけではしっかり落とし切ることができません。そのため過剰に分泌された皮脂が頭皮に残ると、皮脂を餌とする雑菌が繁殖。嫌な臭いの原因につながってしまうのです。普段から頭皮の皮脂分泌量が多く、ベタつきが気になる人にとっては、湯シャンはデメリットになる可能性も高いのですね。
B効果を実感するまでに時間がかかる
湯シャンは1度や2度行っただけで、頭皮環境がいきなり良くなるわけではありません。スキンケア同様、即効性はなく、長く続けることにより徐々に効果が実感できるお手入れなのです。また頭皮環境により異なるものの、湯シャンにより皮脂のバランスが整うためには、おおよそ半年から3年ほどかかると言われています。根気強く続ける必要があるという点も、見方によってはデメリットのひとつになるでしょう。

湯シャンで頭皮環境を整えよう!

シャンプーによる刺激をおさえ、頭皮環境を整えるサポートをしてくれる湯シャンは、頭皮や毛髪の乾燥に悩む人であれば、一度試してみたいお手入れ方法です。まずは週に数回や1日おきなど、ゆるいペースで湯シャンを普段の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。

LISA( 美容ライター)
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタクです。
《所有資格》
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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