デコルテ美人へ!綺麗なラインにするための秘訣は『肩の位置を整える』

こんにちは!姿勢・スタイル改善専門パーソナルトレーナー北村智哉です。
少しずつ暖かくなってきて、服装も冬から春・夏へと変わってきますよね。首元や胸元にマフラーなどを巻くことがなくなり、ワンピースを着たりなどデコルテラインが見えるような服装になることもあります。このラインが綺麗に見えることで、よりオシャレを楽しめたり、自分のスタイルに自信が持てるようになる方も多いはずです。
そこで、今日は、綺麗なデコルテラインにしていくための方法をご紹介します。
ポイントは『肩の位置』です。

デコルテラインが崩れる原因は?

『デコルテライン』とは、胸元から首や肩にかけた鎖骨周辺ラインを指します。

このラインが様々な理由によって、崩れてしまうと、デコルテラインが綺麗に見えなくなってしまいます。
では、このラインが崩れる原因は、どんなことがあるのでしょうか?
�@姿勢の崩れ�A加齢�B紫外線�C睡眠不足やストレス
など、これ以外にも様々な理由がありますが、今回は『姿勢の崩れ』を中心に、お話ししていきます。
世の中の多くの方は、デスクワークを中心に働いている方がほとんどです。また、スマホなどを利用して、動画視聴やSNSの閲覧なども多くの時間行なっています。その結果、肩が前に出た姿勢に変化しやすくなります。
このような姿勢になってしまうと、どうしても肩が前に巻き込んでしまい、肩や首周りの筋肉が縮こまってしまいます。すると、デコルテラインを構成する鎖骨ラインが埋もれてしまったり、肩が上がってしまい、その結果、綺麗なラインが崩れてしまいます。そして、そのラインに対して、自信がなくなり、見せたりすることが出来なくなってしまうのです。

デコルテラインを綺麗にするには、肩をどの位置に持ってくるべきか?

デコルテラインをもう1度綺麗に見せていくためにも、前に出てしまった肩を後ろへ引くことが必要になってきます。
しかし、ここでポイントなのは、肩をどの位置に持ってくるかです。肩を後ろに引きすぎても、肩や背中に余計な力が入ってしまい、肩・首コリになってしまうこともあります。
では、どの位置が1番理想なのか?それは、『耳の真下』にあることです。

横から自分の上半身を見た時に、耳の穴・耳たぶと肩峰(肩の出っ張り)が縦一直線に揃うのが理想です。
しかし、デコルテラインに悩む方の多くが、この位置からズレてしまい、先ほどお話ししたように、肩が前に出てしまっている姿勢になっているのです。

デコルテラインを綺麗にするストレッチとそのポイント

では、これを改善していき、デコルテラインを綺麗にしていくには、どうすればいいのでしょうか?
その方法として、今日は肩周りのストレッチをご紹介します。
最初にストレッチです。

�@伸ばしたい胸と同側の腕を柱や壁に着ける。�Aそこから前方へ体重をかけていき、ストレッチをしていく。�B肘と肩の位置を変えることで、伸ばす位置を変えられる。
※写真の左から順に、大胸筋下部・中部・上部となる。�C各ポジションで30秒を1セットとし、左右各2セット行う。

�@壁に向かって横向きに立つ(膝立ちでもOK)。壁と身体の隙間を腕1本分ぐらいを作る�Aそこから壁を伝うように、腕を前 or 後ろに向かって回していく。�Bこれを各5周ずつ行う。
腕を動かしつつ、胸だけでなく、背中や肩周りのストレッチ感を出すように行なっていきましょう。

�@伸ばしたい首とは反対方向へ頭を真横に倒す。�A手を頭の横に置く。�Bその時に、手の重さを頭の上にのっているのを感じる程度にする。�C片側30秒程度を目安に伸ばす。
どうしても肩の位置が変わってしまう事で、首の筋肉も張ってしまうことがあります。この部位もしっかりケアしていくことで、肩の位置を修正しやすくなります。

まとめ デコルテが綺麗な人になるには、肩の位置が大切

いかがでしたか?
デコルテラインを綺麗にしていくには、どうしても鎖骨周辺のマッサージを思いつくと思います。しかし、肩の位置が変わってしまう事で、デコルテラインが埋もれてしまったりすることもあるのです。
肩を理想の位置:耳たぶと肩峰が、縦一直線に揃うように姿勢を改善していきましょう。
そのために、ご紹介したストレッチを実践していき、時々、鏡で自分の姿勢をチェックしてみてください。それを継続していけば、理想のデコルテラインを作れるようになりますので、ぜひ頑張ってください。

北村 智哉( スタイル・肩こり腰痛改善専門パーソナルトレーナー)
【プロフィール】
幼少時代からスポーツに接し、サッカー・フットサル・水泳・野球をプレー。中学・高校では本格的に野球をプレーし、高校卒業後、専門学校に進学。解剖学・生理学・トレーニング理論などを学ぶ。パーソナルトレーナーとして東京都内・埼玉県内(越谷・草加近辺)で活動し、多くのクライアントを担当。姿勢改善を元に、肩こり・腰痛改善、動作改善を目的とした方をクライアントにもつ。
高校野球部のストレングス・メディカルトレーナーとしても活動経験あり。クライアントの出場するマラソン大会などにも帯同し、クライアントの完走をサポートするなど、完全サポートも実践。また、O2クラフトやMIREYを使用したストレッチや美容小顔矯正、高齢者施設での集団指導なども行っている。
【所有資格】
・JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定資格)