2025-05-01
こんにちは!フィットネストレーナーの金子由美です。
ずっと座っていて腰が痛くなったり、立ち上がる瞬間に痛みを感じることありませんか?
実は、椅子の座り方によって腰痛を起こす可能性があるのです。
楽に座っているつもりでも、腰が悲鳴を上げているかもしれない…。
もし痛みを感じたことがあるのでしたら、正しい座り方に変えて腰への負担をかけないことが望ましいです。
そして、椅子に座ってできる簡単なストレッチで座ったまま体のケアを始めましょう。
いつも椅子に座っている時はどのような姿勢でいますか?おそらく自分では見えてないので、どんな癖があるか分からないかもしれません。
ただ、気づかないうちに腰に負担をかけていたとしたら改善が必要でしょう。
下の写真はよく見かける座り方の姿勢。
骨盤を後ろに傾け、腰を丸めて背もたれに寄りかかっています。
この座り方は腰の骨に圧がかかり、体を支えるために大事な筋肉を休ませている状態…。この姿勢で長時間座っていると腰が痛くなるリスクは高まります。
正しくは骨盤を立てて坐骨で座り、膝が90度くらいになる高さの椅子を選ぶようにするといいでしょう。
このように、腰のために必要な筋肉を休ませすぎないことが大切なのです。
正しく座ると体を支える力が働いて腰への負担が軽くなるだけでなく、背すじが伸びて綺麗に見えますよね。
もちろん見た目だけでなく、他にもメリットがあります。
例えば骨盤を立てることでお腹に力が入りますし、背中にも刺激が入るので引き締め効果が期待できます。
正しい座り方は椅子だけでなく、床に座る場合でも同じです。もし骨盤を立てることが難しかったら、クッションなどでお尻を少し高くするのも良いでしょう。
@背中しなやかストレッチ
1、椅子に座って準備
2、息を吸いながら肘を引き胸を張る
3、次に息を吐きながら腕を伸ばして背中を丸める
4、呼吸に合わせて10往復繰り返す
Aお尻を伸ばすストレッチ
1、椅子に座って準備
2、右足首を左の脚に乗せる
3、右膝は開いたまま上体を前に傾け20秒保つ
4、反対側も同様に行う
B背中をひねるツイストストレッチ
1、椅子に座って準備
2、手のひらを合わせ片方の肘を脚に乗せる
3、背すじを伸ばし胸から体をひねる
4、そのまま20秒保つ
5、反対側も同様に行う
座っていれば体が楽になるとは限りません。それは座る時の良くない姿勢が影響している可能性があるからです。やはり骨盤を立てて座ることが腰痛を防止する座り方といえるでしょう。
そしてなるべく頻繁に立ち上がるようにしたり、日頃から腰に負担のかかりにくい座り方を心がけてみてください。
それでも腰に重さや痛みを感じたら、腰痛防止にオススメな座ったままできるストレッチで腰を労ってくださいね。
金子 由美( フィットネストレーナー)
【プロフィール】
快適な身体づくり専門家・フィットネストレーナー。1988年からフィットネスクラブのスタジオインストラクター、2003年からパーソナルトレーナーとして活動し、マンツーマンやグループを中心に健康維持増進をサポート。年齢を重ねても好きなことを楽しんでいける、快適な身体づくりのためにできることから始めたい女性に支持されている。ピラティスやマスターストレッチをはじめ、筋力トレーニングや栄養コンシェルジュ(R)として食事改善プログラムも提供中。
【所有資格】
・ACSM-EPC
・健康運動指導士
・PHIピラティス
・マスターストレッチ
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