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スイーツ派も本格派も!京都「福寿園 宇治茶工房」でお茶を堪能

2018.11.09

宇治といえば一番にうかぶのは平等院でしょう。でも忘れてはいけないのが、京都で人気の抹茶スイーツの故郷…宇治茶の産地ということです。
そこでぜひ訪問していただきたいのが、あのペットボトル「伊右衛門」でも皆さんご存知、老舗「福寿園」の「宇治茶工房」です。ここは平等院から歩いて行けるほど近いだけでなく、抹茶スイーツから本格的な美味しさを求める方まで楽しめる施設。是非、深い味わいを落ち着いた雰囲気の中で。

平等院から歩いて行ける「福寿園宇治茶工房」

写真:万葉 りえ

世界遺産になった宇治の平等院。その側を流れる宇治川には中州をはさんで橋がかかり、すぐに対岸へと渡れるようになっています。そして、その対岸には、宇治のもう一つの世界遺産「宇治上神社」が鎮座しています。
その宇治上神社へと上がる手前、右手に建っているのが今回ご紹介する「福寿園宇治茶工房」です。

写真:万葉 りえ

きっと、多くの方が宇治茶の老舗「福寿園」の名前を聞いたことがあるでしょう。しかし、ここをご紹介する理由はそれだけではありません。
JRや京阪の駅から平等院に行かれた方は、表参道で沢山の茶舗が軒を連ねているのをご覧になったことでしょう。食べ物屋やお土産屋もあり、賑わいのある参道は楽しそうですよね。でも、こちらはちょっと違います。この朝日山のふもとは、静かな雰囲気の中で、スイーツ派も本格派もお茶の美味しさを心ゆくまで味わえるという魅力を持った場所なのです。

さりげない茶の世界への お・も・て・な・し

写真:万葉 りえ

店内に入ったら、まずは左手の階段を使って二階へ上がってみませんか。階段の踊り場などにはこのように花が生けられ、来館者を二階へと誘います。

写真:万葉 りえ

また、二階へと上がれば、四季折々に変わっていく庭の佇まいからもおもてなしの心遣いが伝わってくることでしょう。だからと言ってこの空間に、堅苦しさはありません。それよりも、立礼の席や広い茶室を目にしてちょっと非日常を楽しんでいただきながら、ほっと落ち着いた気持ちにさせてくれる空気が満ちているのです。

スイーツから料理まで宇治茶を味わえる福寿茶寮

写真:万葉 りえ

二階の宇治川に近い側にあるのが、スイーツから料理まで宇治茶を味わえる福寿茶寮です。
注文の品が運ばれてくる前に、まずここで目にとめていただきたいのが、400年の歴史を持つ朝日焼の器を使っていることです。お茶という歴史を紐解けば茶道は切っても切れないもの。茶人として有名な小堀遠州ゆかりの遠州七窯。その一つである朝日焼の窯元が近くにあり、その器が惜しげもなく使われているのです。

写真:万葉 りえ

4種類の宇治茶を使った豪華御膳(要予約)から気軽にいただける茶そばや茶漬けなど食事も揃いますが、抹茶のあんみつやぜんざい、そしてアイスなどスイーツも人気です。
写真は抹茶アイスなどにフルーツも組み合わされたアイスパフェですが、ランチョンマットのように見えるのも実は朝日焼の陶板です。茶席では一期一会のおもてなしを大事にしますが、こんなところからも茶を味わってほしいという気持ちを汲み取っていただけるのでは。

写真:万葉 りえ

また季節限定にはなりますが、抹茶アイスや茶団子など様々な抹茶の味を一度に味わえるかき氷もお薦めです。うまみと濃厚さを併せ持つ美味しさは茶舗ならではと言えるでしょう。
もちろん抹茶(薄茶)もいただけますが、玉露や煎茶を注文された方には、お店の方からお茶の美味しい淹れ方を教えていただけます。これで、美味しいお茶がさらに美味しくなることでしょう。

石臼での抹茶作りに、茶もみに、作陶…茶に関する体験工房も

写真:万葉 りえ

二階の茶室の奥には茶に関する体験ができる工房も用意されています。

写真:万葉 りえ

ご覧いただいている第二工房では、宇治伝統の製法で、手もみの煎茶を作ることができます。もちろん作った煎茶はお土産として持ち帰れます。
また、第一工房でできるのが石臼で抹茶を作る体験です。こちらは抹茶を作るだけでなく、それを使って自分で薄茶を点(た)てられる体験付き。挽きたての抹茶などそうそう味わえないものです。抹茶スイーツが好きという方、抹茶本来の美味しさも体験してみませんか。

写真:万葉 りえ

そんな二階で出来る体験も、茶農家さんが丹精込めて茶畑を守り、様々な工程を務めてくれたからこそ。そんなお茶ができるまでの流れは、一階奥にある資料室で知ることができます。手のかかる作業を知れば、福寿茶寮でいただくお茶だけでなく、急須や、そして伊右衛門で飲む味もちょっと変わってくるかもしれません。

宇治茶菓子工房からとどく「宇治のみどり」

写真:万葉 りえ

体験や味覚を通してお茶を楽しんだ後は一階のお土産売り場に足を運びましょう。
奥の方には焼き物なども並び、体験を通して自宅でも抹茶を点ててみたくなった方にもおすすめの茶碗や茶筅が手ごろな価格で揃います。さらに品よくディスプレイされたお茶を使った菓子などは迷うほどです。

写真:株式会社 福寿園

一番におすすめの「宇治のみどり」は、宇治の抹茶あんを白いお餅で包んだお菓子。金閣寺・銀閣寺を塔頭に持つ相国寺の有馬ョ底氏は、茶道の世界でも有名な方です。この方に「宇治のみどり」の銘を書いていただいたとか。体験で作ったお茶を自宅で味わうときにもピッタリの菓子ですよね。
しかも平等院の表参道にある福寿園の宇治茶菓子工房から届けられるという人気商品です。昼頃には品切れになる日も珍しくありません。早めに確かめておきましょう。

写真:万葉 りえ

最後に。二階にある茶室では茶道のマナーも学べるようになっています。
京都には抹茶がいただける寺社がいくつもあり、また茶会に遭遇することもあるでしょう。そんなときにちょっと知っておけば、安心してお茶の味を楽しむことができます。また、海外からいらした方と一緒に日本の文化を体験してみるのも一興ではないでしょうか。
京都市内でもバスで一時間近くかかることもあるのに、宇治駅までは京都駅からJRの快速で20分足らず。「福寿園宇治茶工房」の落ち着いた雰囲気の中で、ぜひ宇治茶の文化を様々に味わってみてください。

福寿園宇治茶工房の基本情報

住所:京都府宇治市宇治山田10番地
電話番号: 0774-20-1100
アクセス:京阪宇治駅から徒歩8分 JR宇治駅から徒歩15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
営業時間:10時〜17時(福寿茶寮 ラストオーダー 16時)
※「福寿園宇治茶菓子工房」は表参道にあり、ガラス越しに菓子の製造工程をご覧いただけます。
また、お茶だけでなくお茶を使ったソフトクリームやおにぎりなどがテイクアウトで手軽に楽しめる「福寿園宇治喫茶館」は、宇治市観光センター(市営茶室対鳳庵)横です。
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください

■関連MEMO
福寿園宇治茶工房
http://www.ujikoubou.com/guide/index.html

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
万葉 りえ

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提供元:トラベルジェイピー 旅行ガイド

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