
ちょっとモラハラ気質のある夫との結婚生活、疲れてどこかに逃げたい…と思うこともしばしばあります。でもそんな疲れた時に、私は実家に帰ることができませんでした。
なぜなら私は、幼少期から母に疎まれて育ったからです。
■「夫との生活」について
共働きなのに家事をしない夫。理不尽なことを言われても、私には、その時帰る家がなかったのです…。
今回の話は、具体的な描写が含まれます。トラウマやフラッシュバックの可能性がある方、不快に思われる方は閲覧をお控えください。
■息子は私の愛情を感じられる?結婚8年目にして授かった我が子。
普通なら嬉しくてたまらないはずなのに、私はずっと戸惑いの感情の中にいました。




息子への私のアンバランスな感情。
それはきっと自分が育った環境の影響が大きいように思います。
私が育った環境とは…
■小さい頃、祖父母に預けられていた私は…

私は乳児のころに、父方の祖父母に短期間預けられていました
そんな父方祖父母は遠方に住んでいたので、私が物心ついてから会ったのは数回だけ。しかし祖母はいつも「とん奈がかわいい!」ととても気にかけていてくれました。
出産を経験した今になってみると、その時の母のつらさも少しだけわかる気がします。なぜなら…



母の気持ちがわかりたい…それでもどうして母が私にあんな態度を取ったのか今でも考えてしまいます。
■「嘘つき」と私のことを言う母が怖い…


母はなぜか私に対してあたりがきつく、兄や姉に対しての態度と私への態度の差は歴然。
母の私への厳しい態度が続くうちに、母のことが怖くなりました。そして、1番愛してくれるはずの母親に愛されていない自分は愛される人間ではないんだ…と感じるようになり、長い間その感情が私を苦しめてきました。
大人になり母との関係性の問題を自分なりに向き合い克服したつもりでしたが、自分が育児をするとなると途端に不安が襲ってきて…。
「愛情を感じながら育つ」ことはとても大切なことだと思います。
私は残念ながら実母との関係で「愛情を感じながら育つ」ことができませんでした。
そんな私が、息子が愛情を感じるような育児ができるだろうか…妊娠中からずっと不安に感じてる私にとっての育児の最大の課題です。
次回は私にイライラしてしてしまっていた過去の母の言動や行動の話です。
次回に続く!
(シャトー とん奈)