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「どうしても娘が可愛いと思えない」母が抱えていたストレス【母が怖い 第4話】

■これまでの話
中学生になり母に怯えた日々で過ごす中、あるモノが見当たらくなります。母は私のせいだと怒りますが、じつは母自身がそれをゴミ箱に捨てていたことがわかり…。

今回の話は、具体的な描写が含まれます。トラウマやフラッシュバックの可能性がある方、不快に思われる方は閲覧をお控えください。

■母はなぜ私が嫌いなの?

母がどんなに私を疎んでいたとしても、家族にとっては「お母さんはとん奈に少し冷たいかな」といった認識だったと思います。

しかし、中学3年の冬に起きた母が私を陥れるためにわざと嘘をついた出来事を目の当たりにした父と姉。このことによって母の私への異常な行動が露呈されたのです。

数日後、父が「母のことで話がある」と私の部屋に入ってきました。

実母は自分が捨てたものを、「とん奈がなくした」ととん奈を責め立てて実母のとん奈への異常な態度が家族に露呈した。父は母に「なんであんなことをしたのか。何が原意になのか?」と聞いたところ、「姑との関係が原因かもしれない」と母は言ったらしいです。乳児の頃、母の入院中にとん奈を預かった姑は、母にことあるごとに「とん奈は私が育てたから丈夫」など兄や姉と比較する発言をしていたというのです。しかし、当時中学生のとん奈は母への理解よりも「現状から解放されたい。母から離れたい」の気持ちが大きく、「離婚して欲しい。それが無理なら私は家を出たい」と父に訴えます。しかし、父は「離婚はしない。お母さんも態度を直すと言ってるし、もう一度母にチャンスをあげてほしい」というのです。
父の提案で母と私でも話し合いをしました。
父立会の元、母がとん奈への気持ちを話してくれました。嬉しい言葉はなく悲しい謝罪の言葉でしたが、今後母が優しくなってくれるのなら…と謝罪を受け入れました。母か「私は虐待されて育ったわけではないのに、どうしてとん奈に対してひどいことをしてしまうんだろうって悩んでて」という言葉を聞いて、「お母さんも悩んでいたんだ」と初めて知りました。

当時の私には、母の謝罪の言葉をただ聞いてるだけが精一杯でした。

しかし謝罪したはずの母は…。


母の反省・決意も長くは続かず、3ヶ月後にはとん奈に嫌味を言ったり冷たく接してしまうようになりました。

母が私のことを疎ましく思う原因は、姑との関係が発端だったとは思います。そしてそこに恐怖で萎縮してしまう私の態度によって、母の嫌悪感がさらに増長してしまったのかもしれません。

じつは、今回の母みずからが演出して犯人を私を仕立てる出来事が起こる、半年ほど前から私は家を出なくてすむように必死で笑顔で母親に話しかける努力をしていました。

そして母も話し合いの場で「最近はとん奈が笑顔で話しかけてくれることが増えて、そうすると少し可愛く思えることもあった」と言ってくれていたからです。

でも、10年以上続いていた2人の関係はそう簡単には変わりませんでした。とても悲しいけれど…。そしてちょっとしたきっかけで母はすぐに私のアラを見つけイライラしてしまうということを繰り返していきます。

■子育てに批評はいらない…母の気持ち

今回の話を読まれた方は、母のことを悪く書いている私自身が完璧なのかと問われるかもしれません。私自身も息子が生まれて、少しだけ母の気持ちがわかるようになったのです。

母が3人の子育てで忙しくしているなか、祖母(母にとっては義母)からの言葉は、自分の子育てへの批判にしか聞こえなかったのではないでしょうか。

姑がとん奈だけを可愛がることも母にとってはイライラようです。姑が私を可愛がる発言があればあるほど、母は兄や姉の方が可愛く感じたのかもしれません

子育てでは、体調が悪くても、眠くても、自分のことは後回しになりがち。それは母にとっても同じだったでしょう。

■自分が親になってわかったこと

私も、自分のことより子どもの世話を優先する生活を送るようになって1年半くらいの頃、疲れが出始めました。そんな状態でも自分のペースを崩さず、家事育児への理解力は低く、サポートも少ない夫。

それなのに夫は自分の母と比較して、私を追い詰めてきました。

自分が母になり、当時の母の気持ちがわかるようになってきました。夫とケンカすると、息子の相手をするのがイライラしてしまうのです。息子と夫は別人間なのに、「夫に頼まれて産んだのに、どうして私がこんな苦労を」と夫婦喧嘩のイライラが息子の世話に影響を及ぼすんです。

「こんなに頑張っているのにどうして理解してくれないの」
そうして夫と口論になると、まとわりついてくる息子に対してもイライラが止まらなくなることがあります。息子は何も悪くないのに…。

祖母(母にとっての義母)へのイライラを私にぶつけていた母も、もしかしたらこんな感じだったのではないかと最近では思っています。

自分が母親になって子育てをしてみると、改めにそのハードさに3人の子どもを育てた母はすごいなって思います。そして、頑張ってる中、心ない言葉や比較・非難されるとすごく辛いなって感じました
多くの母親は、自分のことは後回しにしてでも子育てしています。
子育てで必死なときに辛口のコメントなんていらない
比較も評価もいらない
(でも労いはうれしい)

自分が子育てをしているいま、本当にそう感じています。

次回、高校生の頃に起きた衝撃的な母とのやりとりの話です。


(シャトー とん奈)

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