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母からの虐めを「耐えてくれ」と言う父…しかし母の嫌がらせは激化して【母が怖い 第5話】

■これまでの話
母が私に冷たく当たることを謝罪してくれたのもつかの間、3ヶ月も経つとまたイライラを私にぶつけてくるようになり…。10年も続いたこの関係は変わることができず…。

今回の話は、具体的な描写が含まれます。トラウマやフラッシュバックの可能性がある方、不快に思われる方は閲覧をお控えください。

■父すら私を守ってくれない…

中学3年の時、家族の前で私を貶める事件まで起こした母。父が仲裁に入って関係改善の道を選びましたが、残念ながら、母はすぐに変わることはできず、3ヶ月後にはまた私に対してイライラして嫌味を言ってくるようになりました。

しかしこの時私を追い込んだのは、母ではなく父からの一言でした。

そんな母と私の関係に気が付きながらも父は「お父さんが表立ってお前を庇うとお母さんが手をつけられなくなるから。お前を庇えない」と言われ、母に何を言われてもどんな態度を取られても耐え続けました。母からの理不尽な態度、父からの突き放した言葉。高校生のとん奈は家の中での生活が辛く、自分が悪い子だから?自分は誰からも愛されない人間なんだ…と孤独が増していきました。
家にいる時間が少ない父。
父なりに、「自分がいない間に母が私を虐めないようにするには」と考えた配慮だったのでしょう。

でも当時の私は「父にすら守ってもらえない」ととてもつらかった…。

■母のゾッとする笑顔が忘れられない

こうしてできるだけ私は母との接触を最低限にしようと過ごしていたある日、ふと自分の洋服ダンスを見て異変に気付いたのです。

そんな生活の中、またもや事件が…。毎日とん奈のタンスの中に汚れた髪の毛が入っているのです。最初は気のせいかと思いましたが、明らかに人為的で「これは…お母さんが入れてるの?」と気が付きましたが誰にも相談できず、毎日入ってる髪の毛を捨て続けました。朝洗顔後に洗ってある新しいタオルで顔を拭くのをみた母が「あんたは新しいタオル使わないでよ。あんたなんてふるいタオルで十分よ」とネチネチと嫌味を言い始めました。タオルすら自由に使えない…いつもお母さんの顔色を伺って生活していて…髪の毛の件があって今まで以上に使った後に汚れが残らないように気を使って生活しているのにそれでもまだ文句を言われ続ける…もう無理…とその時に私の中で我慢の糸が切れましたある日、やはり母からまた嫌味を言われた時、とうとうとん奈が言い返しました。「タンスの中に汚れた髪の毛入れてるでしょ!お母さんおかしいよ!病院行きなよ!」と初めて母に怒鳴り返しました。しかし、母は「気がついてたんだ。あんたバカだから気がつかないかと持ってたわ」と笑うのです。その姿を見た瞬間、ゾッとしたのを覚えています。

浴室の排水口に溜まった髪の毛を毎日私の洋服タンスに入れていた母。「あんたバカだから気がつかないかと思ったわ」と笑った顔にゾッとした感覚を今でも覚えています。

私なりにきれいにしたつもりでも、目が悪いので見落としがあったのでしょう。でも何もこんな方法を取らなくても。

そして「お父さんはとん奈に騙されている」と言い切った母に対して父は…。


母と私のやりとりに父が駆けつけて、「お前を庇えない」と言っていた父が初めて母の前でとん奈をかばってくれました。母の前では私を庇わない、と言っていた父が初めて庇ってくれました。「やっと守ってもらえた」とホッとしたのを覚えています。まだ高校生、母との関係に「自分が悪いの?」と悪くないのに自分を反省したり責めたりする日々からやっと一歩進めたのです。

父が母を注意してくれて、やっと私の尊厳が守られた! と感じると同時に、じつの娘のことを「図太くて図々しい子」と表現する母にはもう何も期待してはいけない…と気がつきました。

もし子どもが親からいじめと呼べるような不当な扱いを受けたとしても、それが幼少期から始まっているとしたら、子どもが親に楯突くことは容易ではありません。

そして一緒に住む家族からもそれを見過ごされてしまうと、「間違っているのは自分」だと思ってしまいます。
でも、そうじゃない。

■子どもを産んでもし母と同じことをしてしまったら…

親からの虐めは、子どもの人格形成にかなり大きな影響を及ぼすと思います。また、虐待されて育った子どもは親になって、自分の子を虐待してしまうことがあると聞いたことがあります。

子どもを産む前から私はそれが怖かった。

この一件から、自分が子どもを産むとき夫に「私が子どもを虐待したら迷わず離婚がして、子どもを守ってほしい。子どもの味方になってほしい。」とお願いしています。まだ未成年の子どもにとって親から否定されたり愛されないことは、大人が思う以上に逃げ場がなく苦しいことです。自分の子どもにこういう思いはしてほしくありません。夫が子どものことは俺が守ると言ってくれた言葉に本当に安心しました。私のような辛い思いをこの子にさせずにすむことができる…それは私にとって不安な子育てへの大事な安心材料です
だから夫には「もし私が母のように子どもを虐待してしまったら、子どものために迷わず私と離婚してください。
大人の私はどうにでも生きていける。でも子どもは親が守ってあげなくちゃ生活ができない」とお願いしています。

夫は息子のことが大好きです。だからもしそうなったら、きっと私より息子を優先してくれると信じています。

次回に続く!


(シャトー とん奈)

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