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私の欠点はすべて母のせい…? 自分の人生のために母から逃げたくない【母が怖い 第6話】

■これまでの話
私のタンスの中に排水溝の髪の毛を入れ続ける母。父が私をかばうと「お父さんは騙されている! この子は図々しい」と怒り狂う母を見て、もう何も期待しないと思ったのですが…

■自己否定して育った私、対人関係は…

小さいころから怒られることでしか母との交流がなかった私。兄弟には優しくても私には冷たい視線を投げかけ、さらには母自身がわざと私が悪者になるような工作までしたことも。

そしてこれまで「とん奈をかばうと、もっととん奈がいじめられる」と母に注意してこなかった父が、母に初めて意見してくれました。

そうして母なりに考えた対策が、「私と関わらないようにする」というものでした。それからは母と顔を合わせる時間がかなり減りました。

ご飯も1人で食べて、お風呂とトイレ以外は自室で過ごすような生活。それでもお互いの存在を感じる家の中はやはり苦痛で…大学入学のために一人暮らしになった時はとてもホッとしました。

しかし対人関係では…。

大学生になり、やっと実家を出て一人暮らしを始めました。母親に怯えなくていい生活がとても嬉しかったのを覚えています。しかし、母親に疎まれて育った私は自己肯定感が低く、大学で知り合った新しい友人たちと話していても1人になると落ち込む日々でした。友人たちと話して家に1人になると「私のあの言い方変だったかな?大丈夫かな?」「電話してもう一度話した方がいいかな??」と不安になる日々でした
実家を出てほっとしたものの、母に愛されてないと自己否定をして育ってきた私。すぐに対人関係でつまずきました。

でも、本当に優しい人たちに恵まれ、大学・社会人といろんな友人たちに支えられて、考え方が徐々に変わっていきました。

でもそんな情緒不安定な私を大学や社会人になって知り合った友人たちは受け入れ、支えてくれたのです。そんな支えてくれる友人に出会えて、ゆっくりですが自分に自信が持てるようになりましたそして気持ちが落ち着いてきて友人たちを改めて見ていると、みんな悩みつつも「自分で選んだことだから」と前向きな言葉を口にするのです。どんな状況でも結果でも「自分で選んだことだから」と言う言葉で頑張る友人たちがとてもかっこよくて、自分もこうなりたい、と思うようになりました。
友人たちは困ったことがあっても「自分で選んだことだから」と芯が強い発言をします。

その言葉を聞いて「かっこいい」「私もそう言えるようになりたい!」「そのためにはどうしたら…?」と思ったとき、1番私を苦しめてる「母との関係」から逃げてはいけないと思い始めました。



■母との関係から逃げない! そのためにできること

「母と仲良くなりたい」…緊張しながらも、自分から近づく努力を始めました。

そこでまず私が行ったこと、それは「母に対して私が持っている感謝」について考えてみました。私の場合は、「衣食住不自由なく生活させてくれたこと」でした。ただ母への感謝として「衣食住」と考える人は少ないかもしれません…。

自分も変わりたい、そのために必要なことはなんだろう?と考えたときに、やはり母との関係でした。私が変わるためには母親との関係を変えなければ先に進めない気がする、と思いました。
そして少しずつ母に話しかけるように…。
すぐに積極的に変わることは難しかったですが、家族で集まって食事するときに自分から母親に話しかけたり、自分から母親に電話をかけたり…私から母に積極的に話かけると母も嫌な顔はせずに笑顔で答えてくれました。母が笑顔で返答してくれるとはいえ、長年母に怯えながら接してきた関係はすぐに解消されるものではなく、私は母に話しかけるときは事前に頭の中で色々練習してから口に出すので気疲れがすごかったです。母とは仲良くしたいけれど、急激に距離を縮めることは難しく、2人でいる時間が少なめにするようにしていました
母の前に出ると緊張するし、何を話していいのかもわからなくなります。母への苦手意識は変わらずあり、すぐには無理でしたが、少しずつ努力の甲斐あって母と笑顔で話すことも増えていきました。

そして、昔から夢だった暖かい家庭を作ることについても考えられるように…。


■今の私なら暖かい家庭が築ける?

母との関係改善に務め始めたとき、私は20代後半。そろそろ結婚もしたい気持ちが多くなり、街ですれ違う家族連れを微笑ましい気持ちが増えました。心休まる家庭を作る、育った環境が複雑だったので人一倍憧れていました。でも自分には無理かも…と思っていましたが、「今の私なら」「この人となら」と思えるようになりました。ネガティブな自分を、前向きに変えて、結婚もして、さらに母との関係に悩むことは減りました。不満はありつつも、夫の存在は私にとって心強いものでした。
こうして結婚したことによって、夫の存在が私にとってとても心強く、母との関係に悩まなくなりました。家事をしない夫に少し不満はあるのですが…。

しかし、母との良好な関係が続いて気が大きくなった私は大失敗を犯してしまうのです。

次回に続く!


(シャトー とん奈)

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