■これまでの話
母と離れて新しい人間関係を築きながら「母との関係から逃げない」と考え始めます。少しずつ母に話かけて関係が改善。そうして自分でも暖かい家庭を築くため結婚したのですが…。
今回の話は、具体的な描写が含まれます。トラウマやフラッシュバックの可能性がある方、不快に思われる方は閲覧をお控えください。
■誕生日に起きた母からの絶縁宣言大学や会社で友人に恵まれ、母に対して心境の変化があり「愛情が少なかったとしても、衣食住で困ることなく育ててもらった。そして母とは今でも仲良くしたいと思う」と母との関係を修復しようと努力するようになりました。
そうは言っても長年の不仲はすぐに改善するものでもなかったけれど、母とは諍いもなくなり笑顔で会話を楽しむ関係になりました。
ところがあるメッセージのやり取りで、母との関係が一気に悪化してしまったのです。





小さいころだったらけっして言わなかっただろう母への文句。母との関係が改善しつつあったことで、思わずこれまで感じていたことを言ってしまいました。
そして母との関係が良くなってきていると勘違いしていた私の心も砕かれた瞬間でした。
■子どもができても母には伝えない!と思っていたけど…母から届いた絶縁状。長く母と不和だった私がようやく改善への糸口を見つけたときに起こったこの出来事は深く心に圧し掛かりました。





「子どもができてもお母さんには絶対に知らせない」そう頑なに思っていた私ですが、実際に妊娠するとその想いはグラグラと揺れていました。
そして父に連絡すると…。


その後は父からの連絡もなく、出産まで心穏やかに暮らす日々でした。
しかし…! 臨月になったときに、それまで音信不通状態だった母から連絡が来たのです。
次回に続く!
(シャトー とん奈)