鏡をのぞくと、いつの間にか顔にできているニキビ。肌を美しく保ちたい女性にとっては、何とも忌まわしい存在です。そんなニキビのケアに役立つといわれるのが、「ホホバオイル」。いったいホホバオイルとは、どんなオイルなのでしょうか。その特徴と効果、そして使い方について、美容家の近藤さやかさんにうかがいました。
数ある美容オイルを代表するほどポピュラーなホホバオイル(ホホバ種子油)は、ホホバという植物の種子を搾って抽出した油(オイル)のこと。そのオイルを化粧用に精製したのがホホバオイルです。いわゆる植物油のひとつとして古くから活用されてきましたが、私たち人間の肌から分泌される皮脂と似た構成をしていることから、美容目的としても広く使われています。
ニキビは、思春期から30代〜40代まで幅広い世代の悩みの種です。ニキビは毛穴にアクネ菌が増殖することで発生しますが、それを引き起こす要因はさまざまで、ホルモンバランスの崩れ、肌の乾燥、皮脂の毛穴つまりなどがあります。このニキビに対して、ホホバオイルはどのように働いていくのかを見ていきます。
ホホバオイルがニキビにいいとされる理由をご紹介してきましたが、中にはニキビができるなど悪化するケースもあるようです。その大きな原因は、間違った使い方にあるといえます。具体的に、どのようなケースで悪化してしまうのかを見ていきます。
ホホバオイルは敏感肌含め、多くの方の肌に合うといわれていますが、必ずしもうそうとは言い切れません。ホホバオイルの製造工程やその際に使用する添加物、化粧品として精製されているかどうかも関係してきます。すべての化粧品にいえることですが、肌に合わない場合は、すぐに使用を中止しましょう。そして、肌がひどく悪化したり、状態が治まらない場合は皮膚科を受診しましょう。
ホホバオイルには、どのような使い方があるのでしょうか。ここではスキンケアとしての上手な使い方について、ご紹介します。
メイクをした顔は、メイクに含まれる油分でオイルだらけになっています。メイクを落とす時にはクレンジングオイルを使うように、オイルはオイルで落とすのがよいといわれています。オイルを使うことで、肌についたオイルを分解できるからでしょう。このクレンジングオイルの役目を、ホホバオイルが果たしてくれます。クレンジングオイルとして、オススメしたい使い方をご紹介します。
《手順》
ホホバオイルは、水分と相性がいいことでも知られています。そのため、洗顔後に化粧水や乳液とともに使うと、とても肌なじみがよいのです。さらっとしているため、ベタつくこともなく、とても使いやすいといえます。ホホバオイルを乳液と混ぜて使うのも、よいでしょう。
《手順》
ホホバオイルは、毛穴汚れや角栓も浮かせることができます。これはホホバオイルが人間の皮脂に似た構造であることから、角質や毛穴にすんなり入ってくれるからだといわれています。こうしたホホバオイルの特性を使って、角栓の除去に使うのも非常によい使い方です。
《手順》
ホホバオイルは、クレンジングや保湿ケア、ニキビケアのほかに、日焼け後の保湿ケアなどにも使えるようです。上手に使えば、家族みんなで使えるかもしれません。工夫して使ってみてくださいね。
(この記事の監修: 美容家・インターナショナルメイクアップアーティスト / 近藤 さやか 先生)
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