この漫画は書籍『99%離婚 離婚した毒父は変われるか』(原作:中川 瑛/漫画:龍 たまこ)の内容から一部を掲載しています(全12話)。
■これまでのあらすじ
部下と上司の板挟みで胃薬が手放せない奈月。そんなとき、人事から「面談」のメールが届きました。突然の面談依頼に、「自分が何かしたのか?」と不安が募ります。面談の内容にはハラスメントやブラック労働問題についての話も含まれており、奈月は自分が責められているのではないかと感じてしまいます。変な回答をして評価に響くのは嫌なので、受け答えに戸惑う奈月。もし自分に何か問題があるなら、はっきり言ってほしいと思ってしまうのでした。
もしかしたら部下が人事にクレームを入れたのかもしれないと考えた奈月は、自分も上司のパワハラについて相談すればよかったと感じます。
帰宅した奈月は、陽多から頼まれていた買い物を忘れていたことを思い出します。自分のミスを素直に認められず、「仕事が大変だったからしょうがない」と開き直り、さらに余計なことを言って陽多を責めてしまいました。
どうしていつもこんな風に感情を抑えられないのかと、自分のダメさに落ち込む奈月。今の自分が毒父と重なって見え、こんな自分が子どもを持ちたいと思ってはいけないのだという思いに囚われてしまいます。
『99%離婚 離婚した毒父は変われるか』原作:中川 瑛/漫画:龍 たまこ(KADOKAWA)
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大手商社の管理職として働く鳥羽は、「仏の鳥羽さん」と呼ばれるほど温和で部下からも慕われていました。しかしそんな鳥羽には、過去に何人もの部下をパワハラで休職に追い込み、妻と娘にもモラハラ・DVを繰り返した過去があったのです。妻と離婚した後に、自らモラハラを自覚して過去の行いを悔い改めた鳥羽だったが、娘・奈月には絶縁されていたのでした。ある日、離婚した男同士、3人でルームシェアをして和気あいあいと暮らす鳥羽の元に、元妻から娘の結婚式の知らせが舞い込んで…。娘との関係は修復されるのか。
(ウーマンエキサイト編集部)