この漫画は書籍『うちを無料ホテル扱いする義妹がしんどい』(著者:あおば)の内容から一部を掲載しています(全11話)。
■これまでのあらすじ
義母の介護をきっかけに、さえの家に義妹一家が泊まりに来ることに。義実家ではしっかりしていた印象の義妹でしたが、さえの家ではやりたい放題。義妹の子どもが新築の壁にチョコをつけたり、スープをこぼしても片づけず、使用したバスタオルを床に放置したり、こぼした麦茶をそのバスタオルで勝手に拭いたり…。義妹の無神経な行動にさえは我慢の限界を迎え、強く注意すると、義妹は「拭かなくても怒るし、拭いても怒るし、よくわかんないっ」と言い返します。その瞬間、義妹には何を言っても通じないと痛感したさえは、「関わらないのが一番だ」と肝に銘じました。そんな中、レンタル布団の会社から電話があり、年末年始のため布団の回収が少し遅れるとの連絡が。さえは特に問題ないと感じていましたが、これが後に大波乱のきっかけになるとは、この時はまだ気づいていなかったのです。
義実家では、義妹が子どもたちに「ここでは汚しちゃダメ!!」と注意していました。「じゃあ、うちだったら汚していいのか!」と心の中で叫ぶさえ。
2日目も夜を迎え、義妹たちが帰るまであと少しと胸を下すさえ。その時、義妹が布団の回収日を聞いてきたので、もしかしてレンタル料のことを気にしているのではと期待しましたが、その思いは見事に裏切られ、義妹からまさかの「延泊しよっかな〜」発言が出たのです。
常識で考えれば延泊するなんて思うはずはないのに、義妹の非常識な行動はさえの予測を裏切るものでした。さらに、味方だと思っていた夫が、なぜかあっさりと延泊を承諾してしまったのです。
そこは、断るだろうと思っていたさえはぽかんとするしかなかったのでした。
『うちを無料ホテル扱いする義妹がしんどい』著者:あおば(KADOKAWA)
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来名家の長男・浩一と結婚したさえ。ツワモノ義母でさえ「苦手」と話す、三男の妻・あさ子は、とんでもなく無神経で図々しい性格だと知ります。あの手この手で厚かましく振る舞うあさ子に、さえの我慢も限界に…!?
(ウーマンエキサイト編集部)