この漫画は書籍『「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話1』(著:コニシナツコ)の内容から一部を掲載しています(全6話)。
■これまでのあらすじ
婚活向きのファッションや身だしなみを完璧に整え、2回目のデートに挑んだアイコ。こうきがもう一度会いたいと思ってくれたということは、今日こそ奢ってくれるのではないかと心の中で期待します。しかし、待ち合わせ場所にこうきがなかなか現れません。それもそのはず、食事に行こうと思っていた店が地下鉄の駅に近いということで、アイコが利用したJRの駅に行く意味がわからず、こうきは地下鉄の駅で待っていたのです。アイコが「デートは男性が女性を迎えに行くものだ」と訴えても、こうきには全く響いていませんでした。








もしかすると相性が悪いのかもしれない…そう感じ始めたアイコ。こうきの服装は婚活を意識しているとは思えないほどラフで、気合を入れてきた自分とのギャップにガッカリしてしまいます。
ワリカン主義で待ち合わせにも迎えに来ないこうきを見て、もしかして遊びのつもりなのでは…と疑い始めるアイコ。しかし、こうきは「真面目に婚活をしているし、アイコのこともいいなと思っているから会っている」と言います。
そして、婚活のために着たい服を我慢していると言うアイコに「好きなものを我慢してまでする婚活って幸せなんですか?」と問いかけるこうき。その言葉に、アイコは自分には彼と付き合う資格がないのかもしれないと感じてしまいます。
しかし帰り道、さりげなくアイコの最寄り駅まで送ってくれていたこうき。その優しさに、アイコの気持ちは揺れ動くのでした。
『「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話1』著:コニシナツコ(KADOKAWA)
「「女はおごられて当然」と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話1」はこちら
婚活アプリで5歳年下の大手IT企業勤務・こうきとマッチングして食事デートにこぎつけた34歳のアイコ。彼との出会いに胸を躍らせていましたが、支払い時に「ワリカン」を提案され衝撃を受けます。男性がおごって当然という価値観で生きてきたアイコにとって、1円までワリカンなんてありえない…。こんな男ぜったい嫌! と思っていたアイコですが、固定観念を覆してくる彼の言動に次第に惹かれ、職場や同僚の古い価値観にも違和感を抱き始めるようになっていくのでした。
(ウーマンエキサイト編集部)