この漫画は書籍『僕はお父さんが好きじゃない』(著者:まるたおかめ)の内容から一部を掲載しています(全9話)。
■これまでのあらすじ
小さいころは一緒にお風呂に入ったり、公園で遊んだりして、父のことが大好きだったなつ。ある日、父と外遊びから帰ってきたなつは、楽しかったことを母に報告していました。すると、父が突然、「遊んでやったのに礼も言えないのか?」と怒り出し、「何か言うことはないのか」と強い口調でお礼を強要します。何かするたびにお礼を求めてくる父に委縮したなつは、父の機嫌を損ねないよう、次第に顔色を伺うようになっていくのでした。










父と買い物に行くことになったなつ。
父はなつに付き添いながらも、スマホから目を離さず、なつが話しかけても、全く関心を示しません。
手を繋ごうと、なつが父の腕を掴んだ瞬間、父のスマホが落ちてしまいました。
父は真っ先にスマホを心配し、なつを突き飛ばしました。そして転んでいるなつに向かって「スマホが壊れた」と激怒します。
突き飛ばされた衝撃で手にケガをしたなつですが、苛立っている父の前では、何も言えませんでした。
2人の帰宅後、なつの怪我に気づいた母は、「まさかさとるが…?」と父に疑惑の目を向けるのでした。
『僕はお父さんが好きじゃない』著者:まるたおかめ (KADOKAWA)
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小さい頃から父親に遊んでもらった記憶がなかった長男・なつ。一緒に遊ぼうと父を誘っても、面倒くさい態度を見せて、自分のやりたいことばかりを優先していた父。なぜ父親はそんな態度をとるのか。父と息子がわかり合える日は果たしてくるのか…。
(ウーマンエキサイト編集部)