この漫画は書籍『夫に「したくない」が言えない』(著:高尾まこと)の内容から一部を掲載しています(全20話)。
■これまでのあらすじ
初めての痛みが徐々に慣れるだろうと考えていた志穂でしたが、何度経験しても痛みは一向に改善せず…。拓との関係にも焦りが生まれ、会ってもすることを拒否してしまう自分に複雑な思いを抱き始める志穂。そんなある日、拓とその友人が志穂の近くで会話をしているのを聞いてしまうのです。拓は志穂が拒否していることに不満を持ち、「まじでありえない」「面倒」だとこぼしていました。それを聞いた志穂はショックを受け、拓以外に経験がないことから、普通が分からずモヤモヤとした気持ちが募るのでした。拓が家にやって来ても、何ごともなかったように接するのですが、することにはやっぱり抵抗を感じるのでした。











一緒にいるとき、彼がベタベタしてくると、志穂は身構えてしまいます。できるだけ話をそちらに向けないように反らしてみますが、彼は真面目な話には一切興味を示さず、すぐに自分の欲望を満たそうとします。
志穂は彼が自分の痛みに気づかないことに不満を感じつつも、その気持ちを抑え込み、関係を壊さないように気を使っていました。
しかし、痛みが続くことに不安を感じ、このままではいけないと思った志穂は、ついに彼に正直な気持ちを伝えようと決心します。
志穂は、一緒に痛くない方法を考えてほしいと言いたかっただけなのですが、彼からは冷たく突き返されてしまいました。
彼の言葉にショックを受けた志穂は、自分のせいなのかと心が打ち砕かれるのでした。
『夫に「したくない」が言えない』著:高尾まこと (KADOKAWA)
『夫に「したくない」が言えない』は
こちら優しい夫と可愛い子どもに恵まれている志穂ですが、彼女には誰にも言えない秘密がありました。それは「したくない」ということ…。過去のトラウマによって、これまでは自分を押し殺してきた志穂ですが、同窓会で同じ悩みを抱える同級生に再会したことから、夫婦の関係に変化がおきていき…。
(ウーマンエキサイト編集部)