この漫画は書籍『夫に「したくない」が言えない』(著:高尾まこと)の内容から一部を掲載しています(全20話)。
■これまでのあらすじ
恋人同士で「する」ことが普通だと感じつつも、志穂はその行為自体を避けたくなっていました。一緒にいるときに、彼がベタベタしてくると身構えてしまう志穂。できるだけ話をそちらに向けないように反らしてみますが、彼は真面目な話には一切興味を示さず、すぐに自分の欲望を満たそうとします。志穂は彼が自分の痛みに気づかないことに不満を感じつつも、その気持ちを抑え込んで関係を壊さないように気を使っていました。しかし、痛みが続くことに不安を感じ、このままではいけないと思った志穂は、ついに彼に正直な気持ちを伝えようと決心します。志穂は、一緒に痛くない方法を考えてほしいと言いたかっただけなのですが、彼からは冷たく突き返され、自分のせいなのかとショックを受けるのでした。









元彼に冷たく突き放された経験がトラウマとなり、志穂は夫との関係に前向きになれずにいました。拒否し続けることはできないと思いながらも、どうしても気持ちが向かないのです。
夫はそのことに不満を抱かず、1週間が経過してもいつも通り優しく接してくれました。志穂は夫の優しさに安心しながらも、拒絶することへの罪悪感を感じます。
すると、夫から再び「今日の夜どうかな」とお誘いが。
志穂はもうごまかすことができないと覚悟を決め、快諾したように見せますが、実際には痛みへの不安で心が押しつぶされそうになるのでした。
『夫に「したくない」が言えない』著:高尾まこと (KADOKAWA)
『夫に「したくない」が言えない』は
こちら優しい夫と可愛い子どもに恵まれている志穂ですが、彼女には誰にも言えない秘密がありました。それは「したくない」ということ…。過去のトラウマによって、これまでは自分を押し殺してきた志穂ですが、同窓会で同じ悩みを抱える同級生に再会したことから、夫婦の関係に変化がおきていき…。
(ウーマンエキサイト編集部)