この漫画は書籍『アラサー・ライフ・クライシス』(原案:ジェラシーくるみ/漫画:sumi)の内容から一部を掲載しています(全10話)。
■これまでのあらすじ
子育てをしながら働く生活に関心を持った瑞希は、雑誌の記事を読み、「結婚して子どもを育てながら働くこと」の大変さを実感します。すべての人に当てはまるわけではないと思いながらも、自分には無理かもしれないと確信するのでした。今では、恋愛も仕事も、かつてのように心を満たすものではなくなり、将来のビジョンが描けずにいます。身近にロールモデルもおらず、どんな未来を選べばいいのか分からないまま、漠然とした不安を抱えるのでした。






自分にも他人にも厳しいと評判の森下は、はっきりと物を言うタイプで、少し怖い印象を持たれていました。
瑞希は、森下が昨年担当していた案件について話を聞きたいと思いますが、なかなかスケジュールが合わず、唯一空いていた昼食の時間に、ランチを兼ねて引き継ぎを行うことに。
森下は短時間で要点を押さえ、重要な箇所には付箋をつけて丁寧にまとめてくれており、それをもとに瑞希は今後の作業を的確に分析していきます。
その姿を見た森下は、「言われたこと以上を理解し、1を10にして返そうとするところがすごい」と、瑞希を褒めてくれました。
厳しい人だと思っていた相手からの言葉に照れる瑞希。しかし、仕事の話が終わると、会話がなくなり、気まずい気持ちになるのでした。
『アラサー・ライフ・クライシス』原案:ジェラシーくるみ/漫画:sumi (KADOKAWA)
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思い描いた将来って? 私はどう生きたい? 年齢を重ねるごとに増す不安と、次々に迫る人生の選択。人生の岐路に立つアラサー女子たちが、それぞれの現実と向き合います。現実と理想のギャップに揺れるアラサー世代の処方箋!
(ウーマンエキサイト編集部)