この漫画は書籍『アラサー・ライフ・クライシス』(原案:ジェラシーくるみ/漫画:sumi)の内容から一部を掲載しています(全10話)。
■これまでのあらすじ
森下と距離を縮めたい瑞希は、ランチの席で共通の話題を探すものの、会話が続かず困惑していました。そんな時、ふと森下のパソコンのデスクトップにあった美しい海の画像を思い出し、その話題を振ってみると、森下の表情がやわらぎます。実は森下はダイビングに夢中で、ライセンスも取得しているとのこと。海のこと話す、彼女の穏やかな語り口に、瑞希は親しみを感じるのでした。






実は森下も、瑞希と同じ年頃には転職や婚活に悩んでいました。親しい友人が産休に入ったとき、「このままでいいのだろうか」と不安になりながらも、忙しさにかまけて仕事に逃げ、家では引きこもるような生活を送っていたのです。気づけば38歳になり、周囲が選ぶ「正解」のような人生を追いかけ、必死に幸せを掴もうとしていました。
そんな中で出会ったのがダイビングでした。海の中で心が解放され、初めて「本当にやりたいこと」を見つけた喜びがあったと森下は語ります。
その話を聞いた瑞希は、他人の幸せを眺めても、自分にぴったりの幸せは見つからない、と気づきを得るのでした。
続きは書籍で!
『アラサー・ライフ・クライシス』原案:ジェラシーくるみ/漫画:sumi (KADOKAWA)
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思い描いた将来って? 私はどう生きたい? 年齢を重ねるごとに増す不安と、次々に迫る人生の選択。人生の岐路に立つアラサー女子たちが、それぞれの現実と向き合います。現実と理想のギャップに揺れるアラサー世代の処方箋!
(ウーマンエキサイト編集部)