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「家族が大事じゃないんだね」呼び起された過去の記憶【離婚リセット Vol.4】


この漫画は書籍『離婚リセット』(著者:丸太マノ)の内容から一部を掲載しています(全7話)。

■これまでのあらすじ
妻から離婚を突きつけられたケンジは、家族のことを思い返しながら、ひとりで酒を飲んでいました。すると突然、見知らぬ若い男性に声をかけられ、いつの間にか話を聞いてもらう流れに。相談を重ねる中で「これからどうしたいか?」と問われ、ケンジは「やり直したい」と答えます。すると彼に、「本当に家族を愛しているから? それとも、過去の過ちを消したいだけ?」と鋭く指摘されます。その言葉に、ケンジの心はざわつき、動揺するのでした。







話を聞いてくれた男に「自分と家族、どっちが大事?」と問われたケンジは、ふとあるときの情景を思い出していました。

子どもが体調を崩したとき、看病する妻をよそに、ケンジは自分の保身ばかりを優先していました。「仕事を休むわけにはいかない」と、看病も家のこともすべて妻に任せきりです。

さらに、その看病で体調を崩した妻に「病院に行きたい」と頼まれても、ケンジは受け入れず、自分勝手な態度をとりました。そんな夫の姿に、妻は我慢の限界を迎え、「家族が大事じゃないの?」と怒りをあらわにします。

なぜこのシーンを思い出したのか、ケンジにもわかりませんでした。

話を聞いてくれた男は、「本当にやり直したいなら、明日もここに来て」と言いました。

不思議に思いながらも、ケンジは翌日、その場所へと向かうのでした。


『離婚リセット1 妻から別れを切り出された夫』
著者:丸太マノ (KADOKAWA) 
『離婚リセット1 妻から別れを切り出された夫』はこちら

50歳を前に、妻から突きつけられた離婚届。夫・ケンジは、人生を3度やり直せるタイムリープの力で、家族との関係を見つめ直していく。過去の過ちをなかったことにできるのか? 家族の在り方を問い直す、リアル・パラドックス・コミック。


(ウーマンエキサイト編集部)

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