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『キットカット』も復活総選挙 復刻・新商品にネット投票活用

2011-09-13 06:00 eltha

 ネスレ日本は12日、ロングセラー商品『キットカット』の過去に発売されたフレーバー19種類と未発売のフレーバー1種類の中からNO.1を決める「キットカット復活総選挙」を開始した。日清食品も今年4〜6月に「歴代カップヌードル復活総選挙」を行っており、総選挙で選ばれた商品は11月より期間限定での発売を予定している。言わずもがな“総選挙”は人気アイドルグループ・AKB48の企画を模したものだが、昨今はSNSや特設サイトでユーザーから投票を募り実際に商品を発売する企業が増えている。

「キットカット復活総選挙」にノミネートされている20フレーバー

「キットカット復活総選挙」にノミネートされている20フレーバー

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 「キットカット復活総選挙」は同社の特設サイトでユーザーの投票を募り“No.1フレーバー”を決定するというもの。『キットカット』は2000年から現在に至るまで200種類以上の期間限定フレーバーを発売しており、「あの味をもう一度食べたい」という声に応えて今回の企画を実現させた。

 “候補フレーバー”は発売当時人気が高かった「ストロベリー」「宇治抹茶」「レモンチーズケーキ仕立て」「さくら風味」「キャラメルプリン」など19種類と、唯一未発売商品からのノミネートとなる「ココア味」。9月末まで投票を受け付け、選ばれたフレーバー商品は12月中旬から同社オンラインショップ等で先行販売を行う。

 発売40周年記念として実施された日清食品の「歴代カップヌードル復活総選挙」は73種類の商品からトップ3に入ったものを期間限定復刻するというもので、186万7933票の投票があった。商品化される3商品を含むTOP10は今月17日に発表される。

 その他、ローソンは特設Webサイト、モバイルサイト、Twitter、Facebookページを活用し、人気商品『からあげクン』の新フレーバーを消費者に選んでもらう試みを今年2〜3月に実施。震災の影響で企画は延期になっていたが、今月6日より16万5164票を獲得しNo.1に輝いた『からあげクン紀州南高梅(梅肉入り)』を発売している。

 企業側にとっては消費者の“生の声”をダイレクトに受け商品開発・企画に活かせ、消費者には「食べてみたい」という意見を手軽に伝えられるユーザー参加型の“投票もの商品”。ネットユーザーの拡大やSNSの人気を受けて今後も広がりそうだ。



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