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カロリー計算なしで−5キロ!? モデルが考えた「ワンプレートレシピ」

2017-07-28 eltha

『キレイに−5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社刊)より

ダイエットレシピといえば、カロリー計算がつきものですよね。そんな常識を覆す「ワンプレートレシピ」をご存知でしょうか?『キレイに−5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社刊)にて同レシピを提案するモデル・フードコーディネーターの近藤しづかさんに、気になるメソッドと魅力、今すぐ実践できるおすすめレシピを教えていただきました。

「ワンプレートレシピ」って何?

『キレイに−5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社刊)より

『キレイに−5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社刊)より

「“ワンプレートレシピ”は、デトックス効果のあるメニューを用いて、一皿のうち1/2を野菜、1/4をタンパク質、1/4を炭水化物になるように作ったレシピです。この割合で食べると自然と栄養バランスが整い、代謝が良く、老廃物をきちんと排泄する身体になるんです。割合はあくまでも目安でOK。大切なのは、この食生活を習慣にしていただくこと」
「私が大切にしているのは、“おいしい、うれしい、楽しい”の3つ。ダイエットレシピで味気なさそうなレシピってありますよね?“それ食べたらやせるけど、それ楽しいの?ちゃんと続くの?おいしいの?”と不安になるようなレシピはダメ。今回、本で紹介したのは、ゼロから開発したヘルシーで本当においしいメニューだけ。ぜひ、“おいしい、うれしい、楽しい”ダイエット生活に役立ててくださいね」

オトナ女子におすすめ!朝・昼・夜「ワンプレートレシピ」

「本の中から、30代女性におすすめの簡単メニューをご紹介しますが、その日の気分やご自身の生活に取り入れやすいレシピから挑戦してみてください」
【朝のレシピ】オリーブオイル ネバネバ丼

『キレイに−5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社刊)より

「エクストラバージン(EV)オリーブオイルを使ってください。1日スプーン1杯のEVオリーブオイルはイタリアの健康法。便秘解消のほか、肌に潤いを与える美肌メニューです」
1)オクラは先端とガクを切り落とし、塩もみして産毛を除き、さっと茹でて、小口切りにする。めかぶとオクラを混ぜ合わせ、しょうゆで味を調える。
2)納豆、タレ、からしを混ぜ合わせたら、オリーブオイルを少しずつ加えていく、よく混ぜる。
3)丼にごはん、(1)(2)の順に盛り付け、お好みでからしを添える。

<材料1人分>
・納豆(タレ、からしつき)1パック 
・めかぶ40g(生めかぶは湯通しして刻む)
・オクラ2本 
・胚芽米ごはん1人分 
・EVオリーブオイル大さじ1 
・しょうゆ適宜

【昼のレシピ】プーパッポン風カレープレート

『キレイに−5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社刊)より

「市販のカレールーは油で固めてあるので、ぜひ、カレー粉で。スパイスの効果で代謝がアップ。さらに、美容食材として注目のココナッツミルクも使った“キレイになるカレー”です」
1)玉ねぎは5mm幅に切る。セロリは5mm厚さの斜め切りにする。パプリカ、ピーマンは種とヘタを取り、縦半分に切ったあと、1cm幅に切る。しょうが、にんにくはみじん切りにする。
2)(A)を合わせ、下処理をして水気をしっかり拭き取ったえびにもみ込む。
3)(B)をあわせる。ココナッツミルク、溶きほぐした卵を、順に加えて混ぜる。
4)フライパンにココナッツオイルを熱し、(2)のえびを両面焼いてから取り出す。
5)(4)のフライパンに(1)のしょうが、にんにくを入れ、弱火で炒める。香りが立ったら、残りの(1)をいれ、中火で約3分炒める。(3)を加え、大きく混ぜながら、たまごが半熟状態になったら火を止める。
6)器にごはんと(5)を盛りつけ、(4)のえびをのせる。お好みでパクチーを添える。

<材料2人分>
・むきえび大8尾(140g)
・玉ねぎ50g
・セロリ40g
・パプリカ(赤)1/4個(40g)
・ピーマン1個
・しょうが1/2片(5g)
・にんにく1片(10g)
・たまご2個
・胚芽米ごはん(かために炊く)2人分
・ココナッツミルク1/2カップ
・ココナッツオイル大さじ1
・パクチー適量
(A)
・カレー粉大さじ1/2
・片栗粉大さじ1/2
・塩小さじ1/6
(B)
・カレー粉大さじ1/2
・きび砂糖小さじ1
・鶏がらスープの素小さじ1/2
・片栗粉小さじ1/2
・水大さじ2
・ナンプラー大さじ1/2
・オイスターソース大さじ1/2

【夜のレシピ】VPCうどんプレート

『キレイに−5kg!やせるワンプレートレシピ』(宝島社刊)より

「ベジタブル、プロテイン、カーボハイドレート(炭水化物)の頭文字をとった“VPC”。ワンプレートレシピの極意をつめこんだうどんです。うどんつゆから作り塩分控えめなので、夜食べてもむくみません!」
1)鶏肉は、余分な脂肪をそぎ取り、一口大に切る。(A)をふり、軽くもむ。大根、にんじんは皮をむき、5mm厚さのいちょう切りか半月切りにする。ごぼうは皮を軽くこそげたら、ささがきにし、サッと水にさらし、水気を切る。しめじは石づきを落とし、小房に分ける。
2)だし、(1)(B)を入れ、強火にかける。沸騰したらアクを取り、フタをして弱火で15分煮る。
3)半分に切ったうどん、5mm厚さの斜め切りしたねぎを加え、うどんがやわらかくなるまで煮る。器に盛り、お好みでゆずこしょうを添える。

<材料1人分>
・うどん1玉
・鶏もも(皮なし)1/2枚(正味140g)
・大根50g
・にんじん40g
・ごぼう8cm(30g)
・しめじ1/2パック(50g)
・長ねぎ8cm(30g)
・だし3カップ(600ml※だしパック使用)
・ゆずこしょう適宜
(A)
・塩少々
・酒大さじ1/2
(B)
・酒大さじ1
・しょうゆ小さじ2強
・塩小さじ1/4

「ワンプレートレシピ」を続けるコツ

「習慣にしていただきたい“ワンプレートレシピ”ですが、厳密に行わなくても大丈夫。ぜひ、その時の気分やお腹の減り具合などでアレンジしてください。朝、食欲がなかったら無理に食べなくてもいいんです。ダイエット中の“〜しなきゃいけない”や “禁止・制限・我慢”はストレスにしかなりません。私も夜中にお腹が空いておにぎりを食べちゃう日も(笑)」

「ワンプレートレシピ」をはじめる皆さんへ

「大学卒業後、読者モデルから雑誌専属モデルになったとき、プロの世界は想像以上に厳しかった。“もっと綺麗にならないと”“もっと痩せないと”と、当時はガムのカロリーさえ気にする生活を送っていました。便秘薬を常用したり。当たり前ですが、そのうち体に不調がでるようになり、写真の笑顔もハッピーな顔ではなくなって。“このままじゃダメになる!”と、そこから料理や栄養学について基礎から勉強し“心と身体はつながっているんだな”と再認識したんです」

「もし、昔の私のように、ダイエットで自分の体を傷つけたり苦しめたりしている人がいたら、すぐにやめてほしいと願っています。“おいしい、うれしい、楽しい”ポジティブなダイエットを実践してくださいね」

取材・文/eltha編集部 撮影(撮りおろし分)/臼田洋一郎

INFORMATION

『キレイに−5kg! やせるワンプレートレシピ』
おしゃれでヘルシーな80近くのレシピのほか、元『AneCan』モデル近藤さんのダイエットヒストリー、美の秘訣などのインタビューも満載。(880円+税/宝島社刊)

PROFILE

近藤しづか 
千葉県生まれ。9年間イタリア・ミラノ在住後、青山学院大学卒業。人気女性誌『CanCam』、『AneCan』の専属モデルとして活躍し、現在はレシピ開発からスタイリングまでこなすマルチなフードコーディネーターとしても注目される。自身のダイエット経験から、「食」を通じて身体の内から潜在的な美しさを引き出す美容スタイルを実践している。
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