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美は食なり!スローフード、次のトレンドは
ナパ・キュイジーヌ!?
インスタント食品やファストフードがカラダにいいとは思わない。ストイックなダイエットより、好きなものを楽しく食べたい。そんな気分にピタリとはまった「スローフード」。街には「安全」で「手作り」、「野菜」がおいしくて「ヘルシー」を看板にしたイタリア、フレンチ、和食・・・のレストランが増えています。そして、次のトレンドとして注目されているのが、カリフォルニア料理。その原点といわれるナパ・キュイジーヌをご紹介します。
カリフォルニア料理
ナパ・バレーの町風景
カリフォルニア州観光局
地図 ナパ
人種の坩堝から生まれた食文化
 ワインの一大生産地として知られるアメリカ西海岸、カリフォルニア。近年、その評価はうなぎ登りで、本場フランスのワインを凌ぐとさえいわれるほど。中でも、サンフランシスコの北に位置するナパ・バレーは、大小約250もの特色豊かなワイナリーが点在するカリフォルニア最大のワイン・カントリーだ。

 なだらかな丘一面に広がるナパのブドウ畑は、良質なワインを造る条件に恵まれた。小石混じりの水はけのよい土壌は、うまみの凝縮されたブドウを育てる。朝から午前中にかけて深い霧に包まれることが多く、午後になると強力な太陽が照りつける気候も、ブドウの栽培には最適。霧がもたらす涼しさはブドウに酸味を、強い太陽光はブドウに甘味を与えるからだ。また、収穫期の秋に雨がほとんど降らないので、完熟したブドウでワインを造ることができる。

 古くからヨーロッパのワイン製造方法を取り入れ、発展してきたナパ・バレーの町は、ブドウやワインの造り手であるフランス・ドイツ・イタリア人、ブドウ園労働者のメキシコ人、中国人、アジア諸国の人々・・・と、まさに人種の坩堝。そんな多国性の中から「良いものを取り入れ、よりおいしいワインと、それに合うおいしいものを」という発想で育まれた料理が、ナパ・キュイジーヌなのだ。


野菜を無理なくたっぷり食べられる
 ブドウに限らず、カリフォルニアの燦燦と太陽が輝く豊かな土壌は優れた食材を育む。ナパに住んでいる人々は、地元でとれる新鮮な食材へのこだわりを強く持ち、素材の一番おいしい食べ方を自然と身に付けてきた。

 例えばジャガイモ。アメリカの“食”のイメージでは油で揚げてフライドポテトにしそうだが、ナパの人々は低温のオーブンで火を入れることをより好む。その方が、ゆでるよりもホクホク感が出るし、味も一段と冴えるからだ。

 おいしい素材の見分け方、オーガニックな食生活や考え方、素材そのものを生かしたシンプルな調理法が、ナパの人々の暮らしに広く浸透している。そんな、ナチュラルでヘルシーな指向を感じさせる料理の最大の魅力は、野菜を無理なくたっぷり食べられること――今、ナパ・キュイジーヌが注目されるゆえんはそこにある。


PAGE1 生野菜をおいしく、たっぷりとれる極意 PAGE2 ナパ流のワインと料理の楽しみ方でキレイに


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