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美は食なり!スローフード、次のトレンドは
ナパ・キュイジーヌ!?
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PAGE1 生野菜をおいしく、たっぷりとれる極意
カリフォルニアの太陽と大地は、ブドウの栽培に適しているばかりではなく、豊かな食材の恵みを与えてくれる。新鮮な野菜類を、たっぷりとおいしく食べる秘けつとは――。
ビーツサラダ
チキン料理
木村昭人シェフ
木村昭人シェフ
カリフォルニアの太陽を浴びた酸味が決め手
  ナパ・キュイジーヌの野菜をおいしく、たっぷり食べられる極意とは?

 東京・恵比寿にあるカリフォルニアレストラン『C’ZON』(シゾン)のシェフ木村昭人さんによれば、「サラダにしても、肉料理の付け合せ野菜にしても、さすがアメリカというべきか量が多いのは確かですね。ナパ・バレーの人々は意識せずとも野菜の持ち味を最大限に生かした調理方法でおいしく、たっぷり食べる術を知っているんですよ」。

  その顕著な例が、グリーンサラダ。一般に、野菜は温野菜のほうが食べやすく量も多く食べられるが、加熱する調理方法によっては栄養となる成分(ビタミンCやビタミンB1などのビタミン類など)が壊れてしまったり、または流れ出てしまったりする。ところが、生野菜をたっぷりと飽きずに食べられる“技”がナパ・キュイジーヌにはあるという。

 「レモンとハーブの爽やかドレッシングで、しっかりと和えることですね。カリフォルニアの太陽の光をたっぷり浴びた柑橘類を使った、酸味の使い方が際立っています。酸味とうまみとクリーミーさを料理の要素として取り入れ、そのバランス加減でおいしいという感覚になるんだと、僕もナパ・キュイジーヌに教わりました」と木村シェフ。

  ナパ・キュイジーヌは満腹でも、胃がもたれるようなことはなく、むしろ爽快さを感じる料理なのだ。


さまざまな料理方法が絶妙にブレンド
  ナパ・キュイジーヌなどのカリフォルニア料理には、もう1つの特徴的なことがある。

 「世界各国から移住してきた人々が暮らしているアメリカの国民性でもありますが、特にカリフォルニアのナパの人々は、素材を生かせるのであれば、どこの国の調理法でも、どのスパイスでもOKという発想なんですね。そんな食文化を“世界のおいしさが1つの鍋の中に溶け込む”という意味で『メルティング・ポット』と呼んでいます」

 そういう木村シェフも、料理の技術的なことはフランス料理やイタリア料理から学んだ。さまざまな国の調理方法が絶妙にブレンドし、ジャンルの枠を超えたオリジナリティあふれる創作料理が次から次に生まれる。世界の食文化が自然に融合し合い、よりおいしくて、ヘルシーで、見た目も美しい、新しくてクールな料理。そのベースにあるのは、カリフォルニアの大地と太陽が育んだ食材であり、自然が与えた素材の味をシンプルに楽しむというナパの人々のライフスタイルだ。

 「その主役はフルーツと野菜といえるかもしれませんね。そもそもおいしいワインができるところには、自然とおいしい料理が集るもの。フランスにしてもイタリアにしてもそうですし、そういう部分でもナパは負けていないですよ」と木村シェフも胸を張る。

  次のページでは、カリフォルニアワインと料理のペアリングについて紹介します。


Restaurant Guide California Restaurant「C’ZON」
California Restaurant「C’ZON」
東京都渋谷区恵比寿西2-10-10 エレガンテ・ヴィータ・ナコラ2F
TEL:03-5728-4552
ホームページはこちらから>>
カリフォルニアの「食」を中心としたライフスタイルをトータルに提案する5階建ての複合ビル「エレガンテ・ヴィータ・ナコラ」の2Fにあるレストラン。適度にカジュアルで、適度にエレガントな、カリフォルニアの明るく洗練されたイメージにあふれたスポットで、オーガニック素材を使ったナパ・キュイジーヌとワインのペアリングが楽しめる。


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