昨年は日本映画の興行収入が、1985年以来25年ぶりに外国映画を上回ったそうですが、ギャルが大いに貢献したことは間違いないでしょう。日本映画製作者連盟の発表によると、『NANA』(2005年9月公開)は40.3億円、『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』(2006年10月公開)は18.0億円、『デスノート前編』が28.5億円、『デスノートthe Last name』はなんと52.0億円の興行収入をあげています。ドラマ、漫画、小説などが原作で、ギャルの間で人気となれば、大ヒット。中でも『木更津キャッツアイ』のように地名・仲間をテーマにした作品は、ギャルの心に刺さるようです(映画化はされていないが、『I.W.G.P.』こと『池袋ウエストゲートパーク』とか)。
邦画人気→洋画離れが進む中、今年はハリウッド映画の続編攻勢がまだまだ続きます。アニメ『シュレック3』の日本公開は6月30日、シリーズ5作目となる『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は7月21日。話題性が高い作品はとりあえず、チェック!です。