オリコンが高校生を対象に行っているCM好感度調査では、2007年11月 付1位は『ソフトバンクモバイル』でしたが、2位は『DoCoMo 2.0』、3位は『ポッキー』でした。詳しくはこちら＞＞

　ソフトバンクモバイル、『DoCoMo 2.0』とも、“携帯”のCMというのが興味深いですね。必需品であり、最重要アイテムである証拠なんでしょうか、CMも注目しているようです。また、どちらもドラマ仕立てで、映像作品として楽しめるのがいいですね。

　『DoCoMo』は妻夫木聰や長瀬智也など、出演者も超豪華。『ポッキー』のガッキー、『ポカリスエット』のSMAP、『OXY』のKAT-TUNと、旬の人気者を起用している点も見逃せません。

　折しも、11月23日、24日に、東京・新宿の映画館で、世界のCM500本をオールナイトで見せるイベント『世界のCMフェスティバル』が開催されました。海外のショートムービーのようなCMはとても見ごたえがありました。11月27日付『朝日新聞』の天声人語に、このイベントとともに、『山場CM』の調査についても取り上げていました。『山場CM』とは、TV番組の肝心な部分で、『驚きの結末はCMのあと！』と番組が中断され、そこに入るCMのこと。『山場CM』は86％が不愉快に思い、そのCMの商品を34％が買いたくないと思っているーーという慶応義塾大学の調査結果が出たそうです。

　どのタイミングで放映されるか、というのも、CMの好感度を左右する重要なポイントになるようですね。この『山場CM』に着目して、年末年始の特番を楽しむのもいいのでは？