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千智さんは、大学卒業後、IT企業に事務職で就職。3年半ほど働いて、英語を身につけようと思い立った。イギリスに10ヶ月ほど語学留学して、帰国。少しでも英語を使える仕事がしたくて、友人にすすめられた派遣会社のパソナに登録した。 「希望に叶う仕事を案内していただいて、今とても満足しています。仕事は、商社の貿易事務で、海外の顧客への連絡担当といったところ。メールや電話のやりとりで英語を使っています。貿易事務の仕事は未経験だったのですが、事前の研修プログラムがあったので、チャレンジすることができました。貿易用語に慣れるまではちょっと大変でしたが、今、振りかえればずいぶん同じ部署の方々にカバーしていただいていたというか、フォローしていただいたというか。今は、仕事にも慣れ、突発的なトラブルにも臨機応変に対応できるようになりました。とてもやりがいを感じていますし、背伸びせずに働けるのがいいですね」。 「5時半に仕事が終って、6時には家に帰っていることが多いかな」 東京・大手町にある職場まで通勤時間30分弱。両親と姉、猫の「しゅんぎく」と暮らす千智さん。 「家に帰ってから?洗濯したり、パソコンでデジカメの写真を整理したり、テレビみたり…。『ホタルノヒカリ』の雨宮蛍のように、家でゆったり、ゴロゴロ過ごすのが大好きなんです(笑)」 テレビはもっぱらバラエティー番組。「リモコン握って、お笑い芸人求めてチャンネルをコロコロ変えている。今田耕司とか、サマーズとか、確実におもしろいベテラン芸人が好きですね」。 眠る前には、必ずマンガを読む。『ドラえもん』は45巻、全部揃えた。あと『スラムダンク』と『行け!稲中卓球部』。この3タイトルをローテーション。「朝起きるとベッドの脇にマンガが落ちている。それを放置してしまうので、毎日1冊ずつ積み重なっていく。いい加減、邪魔になってきたところでようやく片付ける(笑)」 だからといって、人づき合いが苦手なわけではない。 |
「誘われれば仕事帰りに飲み会にも喜んで行くし、むしろ週末は友達や彼氏と外出していることが多いかな」。 背伸びをしない。それが千智さんのスタイル。 「ONとOFFをはっきり分けている、分けたい、分けるべきと思っているかな。だから、職場の雰囲気に自分を合わせることにも抵抗はありません。幸いにも今の職場はとても働きやすいので楽しい」と話す。 OFFタイムでは、「そろそろお料理でも習おうかなと…(笑)。あと、英会話力をもうワンランク、ツーランク上げたいと思っています」 |
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