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一人ひとりに最もふさわしいパーフェクトアーチ(完璧な眉)を!
美容界に「眉革命」を起こしたアナスタシア・ソアレさん。
アカデミー賞授賞式には、「アナスタシアで眉を手入れしてから」とは、もはや伝説!
ハリウッド・セレブを虜にした眉トリートメントでビジネスは大成功。日本にも上陸を果たし、直営サロンは3ヶ月の予約待ちは当たり前という人気サロンです。
そして、日本初の直営路面店サロンが7月10日(木)、表参道にオープン。これを記念して、「クイーン・オブ・アーチ(=眉の女王)」の素顔に大接近しました!

眉は「顔の額縁」と言われるほど、とっても大事なパーツ


ルーマニア出身。ルーマニアカレッジで建築と芸術を学んだ時代にテクニカルデ ザインを通して立体と空間を読み取る能力が開眼。89年に米国に亡命。美容学校でコスメトロジストのライセンスを取得し、LAのエステサロンでエステティシャンとして活躍中、アメリカ人の眉への関心の薄いことに着目。施術後に無料で眉を整えるサービスをしたところ「彼女の眉メイクで顔がリフトアップして見える」という噂が広がり、92年に独立。キャメロン・ディアス、シンディ・クロフォードも来店するほどの評判を呼び、96年に、眉専門店「アナスタシア」をオープン。
――ルーマニアのご出身とうかがいました。

アナスタシア 私は、小さい頃から絵を描くことが好きで、何かクリエイティブな仕事をしたいと思っていましたし、大学にいってからは建築家として働くことを夢見ていました。しかし、あのころのルーマニア(チャウシェスク政権)では、クリエイティブな分野で女性が働ける可能性はなく、結局、20才で結婚して家庭に入り、娘を出産したのです。

――その後、アメリカに亡命。ご苦労も多かったのではないでしょうか。

アナスタシア ルーマニアから亡命したばかりの頃は、クレジットカードをどう申し込むのかも分かりませんでした。当時のルーマニアには、そんなものは一切なかったのですから。(笑)

 英語もぜんぜんしゃべれませんでしたから、半年あまりは文化と言葉の壁、そして家族以外に知り合いが誰もいない淋しさから、毎日泣き暮らしていました。

 本当は渡米後、建築家を目指して勉強を再開したかったんです。だけど家族で食べていくために、多少英語が不自由でもすぐに仕事に就けるエステティシャンになるほうが現実的でした。だからアメリカンドリームを抱いていたわけでなく、家族が暮らしていけることを最優先に考えたのです。

――美容分野には興味はあったのですか?

アナスタシア 若い頃からファッションと美容にとても興味がありました。私の母は毎週末、美容サロンに通って髪を整え、フェイシャルや脱毛、マニキュアなどのトリートメントを受けるのが習慣でした。私も5才のときから母に連れられて、サロンで半日過ごしたものです。そんな少女時代があったから、今があるのかもしれませんね。


――アメリカで眉毛の専門トリートメントを始めたきっかけは?

アナスタシア 80年代末のアメリカ西海岸は、ナチュラル・メイクの全盛期。眉を整える女性は皆無でした。そこで勤務先のエステサロンで、眉の手入れを無料で始めました。ルーマニアではフェイシャルメニューの一環として、必ず眉のお手入れをするのよ。

――それが、マドンナ、ジェニファー・ロペス、サラ・ジェシカパーカーなど、ハリウッドスターたちの間で、大評判となるんですね。彼女たちが、眉毛ケアに魅了されたのはなぜだと思いますか?

アナスタシア 眉は「顔の額縁」と言われるほど、とっても大事なパーツだからだと思うわ。でも、自分の顔に合ったちょうどいい眉の形は見つけにくいの。ハリウッド女優にとって大事なアカデミー賞授賞式には、アナスタシアで眉を手入れしてからという伝説にもなってしまったわね。

――今ではビバリーヒルズに自宅を構え、ビジネスも大成功。アメリカンドリームを手に入れた実感は?

アナスタシア 私の人生をアメリカンドリームと言う人はたくさんいるわ。5万ドルを手に、「成功しようがしまいが構わない。とにかく挑戦してみる」と言って、小さなアパートの一室でサロンを始めたの。でも、成功の陰で、ともにルーマニアから亡命してきた夫と離婚するなど、家庭を犠牲にしてしまったわ。だから私にとって本当のサクセスとは、仕事と家庭のバランスがうまく取れているか、ということです。家庭は私にとって非常に大切なもの。おそらく私の人生にとって最も重要なものでしょう。たくさんのお金、車、洋服、化粧品、家を持っていても、愛する家族に囲まれていなければ、何の意味もないことだと思っているわ。

日本人の女性は眉毛を短くカットしすぎるし、抜きすぎる

――いよいよ7月10日に、日本初の直営路面店サロンがオープンしますが、日本についてどのようなイメージをお持ちですか?

アナスタシア 日本は自然も食べ物も人も大好き。日本で「アナスタシア」の直営サロンを始めたのは、日本人の勤勉さが好きだったからです。ビバリーヒルズの自宅には、プールそばには仏像も置いてあります(笑)。日本の食べ物は特に好きで、お刺身、焼き鳥が大好物。お箸も使うし、日本酒は冷が好きで手酌で飲みます。

――日本人女性について、どのようなイメージ(または印象)をお持ちですか?

アナスタシア 日本人女性は、ファッショナブルでとても美しい、そして聡明な女性が多いと思っています。しかし残念なのは眉ね。とても素敵なファッションとメイクをしているのに日本人の女性は、日本人の女性は眉毛を短くカットしすぎるし、抜きすぎる傾向にあるの。結果、眉山が高くなりすぎてしまって、バランスが悪くなっている。すると顔が大きく見えてしまうの。

 眉山が極端にカーブしてしまっている。そのわりに眉尻が短かったりすることも多くて、これもアンバランス。それに欧米人と違って日本人の女性は眉毛が直毛で質も硬めなので、短くカットしてしまうとツンツンたってしまう。だから長さをある程度キープして横に流したほうが、ナチュラルに仕上がると思うわ。

自信のつく眉にはハッピーを呼び寄せる力があるの

左がアナスタシアさん、右が娘のクラウディアさん。まるで双子の姉妹のようです

右は元ルーマニアの体操選手ナディア・エレーナ・コマネチさん

――娘さんとは、まるで姉妹のようですね。自身の美の秘けつを教えてください。

アナスタシア 仕事と家族。現在もビバリーヒルズのサロンで週に3日はお客様に施術をしているの。私は誰もが美しいと思っているし、その人が本来持っている美しさをパーフェクトに引き出すことが私の仕事。そこから私はエネルギーをもらうの。そして愛する家族と一緒にいること。今は同じルーマニア出身のフルート奏者の恋人とともに過ごすことで、さまざまなインスピレーションをもらっているわ。

――アナスタシアさんにとっての、美しい女性のロールモデルは誰でしたか?

アナスタシア 私にとって理想の女性は、母です。母は強靭な精神の持ち主で、何があっても動じない、前向きな女性なんですよ。私のこともつねに上手く励ましてくれる。「あなたは賢いし、能力もあるから、やりたいことはなんでもできるわよ」といわれて育ちました。

――美しさということで、こだわりがあるとすれば、どのようなことですか?

アナスタシア 眉と素顔の美しさ。あるべきところにないとメイクの完成度が8割がた落ちるのが眉。自信のつく眉にはハッピーを呼び寄せる力があるの。眉が出来上がったら、素顔が気になるの。もともと私はサロンでフェイシャルのトリートメントを行っていたから、肌の美しさには気を使うわ。

――リフレッシュしたいときには何をしますか?

アナスタシア 恋人とともにバカンスを楽しむの。あまり長くはいられないけど、メキシコのビーチでゆっくり過ごすことが大好き。でもその時でも洋服、靴はたくさん持って行っておしゃれは忘れないわ。

――10年後の自分を想像してみてください。

アナスタシア 世界中にアナスタシアのお店が出来て、そのお店を廻るのが私の現在の夢なの。実現するために、ビバリーヒルズのオフィスには世界地図があって、そこにアナスタシアの店舗を書き込んでいくのが今の楽しみなの。

 それから、私が生涯を通して続けて行きたいことがあるわ。それは世の中の貧困や病気で苦しんでいる人々への慈善活動。祖国であるルーマニアの孤児に寄付する「Blue Heron Foundation」や、「Women’s Research Cancer Found(婦人科系がんの早期予防や正しい知識を促す為のボランティア組織)」にも売上を寄付するなど、社会貢献活動を続けています。

――最後に、日本のANASTASIAファンにメッセージをお願いします。

アナスタシア 眉をトリートメントすることで美しさに自信がみなぎるのよ。そのためには、眉の位置、色、長さ、すべてがパーフェクトでなければダメ。日本人は上まぶたの幅が広いから、顔が大きく見える。眉を抜きすぎるのは要注意ね。整えすぎて不自然なのもNGね。私の技術とメソッドを受け継いだスタッフのいる全国のアナスタシアサロンで、ぜひ、自分にとってパーフェクトな眉を見つけてほしいわ。

――ありがとうございました。
「アナスタシア」とは? 『アナスタシア 表参道』
アナスタシア・ソアレ氏が始めた、一人ひとりに最もふさわしいパーフェクトアーチ(完璧な眉)を作り上げる眉トリートメント。多くのハリウッドセレブから絶大な支持を得て、1996年にビバリーヒルズに第1号のサロンを開いて以降、アメリカ・フランス・ギリシャ・日本など、世界に約280店舗を展開。日本では2004年10月に上陸後、北海道から九州まで全国でサロンを展開しており、7月10日(木)には表参道に日本初の直営路面店サロン『アナスタシア 表参道』がオープンする。

パウダー、ペンシル、ジェルの3ステップで美眉を作る三位一体新アイテムが登場<9月1日より全国のサロンにて発売>

日本初の直営路面店サロンでは、初めての個室制を実現。アイブロウトリートメント<スペシャル>の施術中には血流促進と疲労回復の効果が期待できる酸素濃縮器を導入。表参道店だけの限定メニューとして、眉以外にヘッドスパ・ネイルなどのメニューもそろえた、トータルパーツビューティサロン。

所在地:〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-9-9 2階
TEL:
7月9日(水)まで 0120-166-922
7月10日(木)から 03-5411-7411
営業時間:11:00〜21:00
(日曜日・祝祭日 11:00〜19:00)
部屋数:6部屋
http://www.anastasia-eyebrow.jp



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