学生や、働く10代〜40代の女性に『1日の中で、最も時短したい箇所』を聞いたところ、「朝の身支度」が1位に。続いて「家事」「通勤時間」「仕事」「睡眠時間」という結果になった。

　理由を聞いてみると、「1分でも長く寝ていたい」（愛知県／20代）という意見が多数。朝の時間が貴重なのはわかっているけど、“少しでも長く眠りたい＝朝、時間がない”という結果になっているようだ。その一方で、朝の時間をこんな風に過ごしたいと思っている人も。「身支度の時間を短くできれば、出勤前にゆとりが持てる」（香川県／30代）。まさに仰る通り！朝、ゆとりを持って出発できれば、素敵な1日が過ごせそうですよね。これぞ、理想の生活スタイル。でも、「睡眠時間」と「朝のゆとり」、どちらを取るかは悩むところです（笑）。

　続いて、『朝の身支度で最も時短したい箇所』について聞いてみると「メイク」「髪型」「洋服選び」という順番になった。特に女性にとってメイクは、身だしなみの一つ。少しでも美しく見せたいと思えば、時間がかかってしまうのも当然。だからこそ「朝の30分はきつい」（10代／東京都）という意見も。他にも「一番時間がかかるから」（20代／神奈川県）、「ステップを減らさずに手早く済ませたい」（30代／東京都）、「平日のメイクは、極力カンタンにすませたい」（40代／兵庫県）など、メイクを手早く、且つキレイに仕上げたいという女性の本音が垣間見える結果となった。

　では、具体的にメイクのどの部分を時短したいと思っているのだろうか？『メイクで時短したい箇所』を聞いてみると、1位「ファンデーション」、2位「マスカラ」、3位「アイライン」という結果に。そんな、ファンデーションで悩む人たちに革命をもたらしたのが、B.B.クリーム。これ1つで美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの効果が得られるということで、一大ブームに。現在でも、人気は衰えることなく、いまやメイクの時短には欠かせないアイテムとなっている。

　そんなB.B.クリームに続き、アイメイクの新・定番アイテムになりそうなのが、電動マスカラ。ここ数年、“目ヂカラ”メイクが流行し、アイメイクに手間と時間をかける人が増えているが、実は、約42％の人がアイメイクを時短したいという結果に（マスカラ、アイライン、アイシャドーの合計）。

　実際に電動マスカラを使ったユーザーによると、「意外としっかりとマスカラがつき、よかったと思う」（神奈川県／20代）、「普通のマスラカよりカールがついて長く維持できる」（東京都／10代）という意見が。それを表すように、“選ばれたコスメは必ずヒットする”という定評のある、女性ファッション誌『MAQUIA』の『ベストコスメオブ・ザ・イヤー2009』で、電動マスカラを初めて日本に紹介したランコムの『オシィラシオン』がメイクアップ大賞を受賞。この商品はコスメ業界を飛び越え、『日経トレンディ』でも『2009年ヒット商品ベスト30』の13位にランクインし話題を集めた。電動マスカラは、誰でもダマやムラになりにくいので、重ね塗りの必要なし！これからは、マスカラも1度塗りの時代が来るかもしれない。

　目元のメイクでは、まぶたにあてるだけでOKな、シート型アイシャドーも登場。色の組み合わせに悩むことなく、短時間でキレイな目元を作ることが可能なので、忙しい朝も、これさえあれば大丈夫。みなさんも、様々な時短グッズを組み合わせて、朝を有効に過ごしてみませんか？メイクが決まれば気分もスッキリ、学校やお仕事にもハリが出てくるかもしれないですよ。