ノンシリコンシャンプーVSシリコンシャンプー論争に最終決着!

ノンシリコンシャンプー・シリコンシャンプー
あなたに合うのはどっち?

髪の健康や頭皮の状態に関心が集まる中、大きな話題となっている「ノンシリコンシャンプー・シリコン シャンプー論争」。それぞれの特徴と、自分の髪質やダメージ具合、理想のヘアスタイルに合ったものを選ぶ目安を、ユニリーバ・ジャパンで商品開発を行っている仲由恵子さんにうかがいました!

ノンシリコンシャンプー&シリコンシャンプーの噂、正解はコレ☆

ノンシリコンシャンプーとシリコンシャンプーにまつわるさまざまなウワサ。それって本当?と半信半疑の人も多いはず。 よく耳にする噂を検証します!

ノンシリコンシャンプー&シリコンシャンプーの噂

噂その1
「シリコンシャンプーは頭皮の毛穴が詰まるらしい」⇒間違い

 シャンプーに使われるシリコン(正式にはシリコーン)は、一時的に頭皮の毛穴に入ることがあったとしてもすぐに流れ出たり、 シャワーを使った際に洗い流しているんだとか。

噂その2
「ノンシリコンシャンプーは髪がきしむ」⇒どちらともいえない

 髪のコート剤として活用されているシリコンが入っていないノンシリコンシャンプーに、 そのような感想を持つ人もいるのは事実。とはいえ、近年は品質が向上。「弊社の『ティモテ ピュア』もノンシリコンシャンプーですが、 泡立ちが良くて指通りも滑らかになるよう工夫しているんですよ」(仲由さん)。 つまり、すべては商品次第。ノンシリコンだからといって髪がキシキシする…とは言い切れないのです。

噂その3
「シリコンシャンプーは薄毛になりやすい」⇒間違い

 毛穴に詰まるという話から連想されたと思われる、この噂は当然間違い。「“ノンシリコンだから”、 “シリコンだから”というより、しっかり地肌を洗えていない、 シャンプーをしっかり洗い流せていない事のほうが、頭皮に良くないんです」(仲由さん)。

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「シリコン」の役割とノンシリコンブームの理由

色々言われているシリコンですが、どんな素材なのか理解していない人も多いでしょう。 シリコンの役割と、昨今のノンシリコンシャンプー人気の理由を分析してみました。

そもそも「シリコン」って何?

そもそも「シリコン」って何?

 シリコンは地球の主要な元素のひとつ、ケイ素に化学的処置を加えた合成樹脂。 「人体に影響がないことから身近な食品の加工、医薬品にも利用されているんですよ」(仲由さん)。 シャンプーに使用されるのは指通りをなめらかにして髪の摩擦やダメージを軽減させるためで、 シリコンは洗い流さないトリートメントやヘアワックスなどのヘアケア製品のほか、日焼け止めやファンデーションなどの化粧品にも配合されています。 ちなみに、よくシリコン(silicon)と言われることが多いですが、これはケイ素のことを指す言葉。 合成樹脂はシリコーン(silicone)と呼ぶのが正しく、「シリコーンシャンプー」が正式名称になるのです。

ノンシリコンシャンプーが注目される理由

 ノンシリコンシャンプーが人気になるずっと前から、シリコンを使っていないシャンプーはたくさんありました。 「ノンシリコンシャンプーにするか、シリコンシャンプーにするかは、 どういう製品を作るかという目的のもとに決められていて、シリコンは素材のひとつだったんです」(仲由さん)。 急に注目されるようになった理由のひとつは、近年のオーガニック・自然派志向。 カラダに優しいものや天然素材に注目している人たちが増え、海外のブランドが続々と上陸したことも一因にあります。 また、スカルプケアが注目され、サッパリとした洗い心地を好む人が増えたことも理由のひとつ。新たに根付いたそれらの価値観が、 ノンシリコンシャンプー人気を押し上げているようです。

ノンシリコン・シリコンそれぞれのメリットは?

シリコンのことやノンシリコンシャンプー人気の一因を振り返って、やはり気になるのは「で、どっちがいいの?」という問題。 大切なのは自分の髪質やヘアスタイルに合うかどうか?それぞれのメリットを紹介します!

日本人のヘアスタイルが変わってきている

 「ひと昔前の日本女性の髪形は、ほとんどが黒髪で太く、量が多い傾向にありました。そのため、 しっとりまとめるシリコンシャンプーは日本人の髪に合っていたんです」(仲由さん)。 でも今はカラーリングや髪量調節を行って軽やかな髪型を維持している人はたくさんいます。 そんなヘアスタイルのトレンドもあり、ノンシリコンシャンプーのほうがしっくり来る…という意見が増えてきているのかもしれません。

「自分の髪質、好みに応じてチョイス」が正解

 シリコンが頭皮やトリートメント成分の浸透には影響しないのだから、どちらを選ぶも自分の好み次第。 髪質や目的によって“合う・合わない”はあるし、洗い上がりの質感はトリートメントやワックスなど、 シャンプー後に使うアイテムによっても違いが出るもの。神経質になりすぎず、 ノンシリコンシャンプー・シリコンシャンプーそれぞれの特徴を踏まえた上で選べばよいでしょう。

ノンシリコンシャンプー、シリコンシャンプーのメリットはコレ!

ノンシリコンシャンプー、シリコンシャンプーのメリットはコレ!

【ノンシリコンシャンプーのメリット】
・洗い上がりが軽やか
・サラサラヘアになる
・髪がペタンコになりにくい
・自然派コスメ好きには安心感がある
【シリコンシャンプーのメリット】
・シャンプー中にキューティクルが壊れるのを防ぐ
・毛髪同士の摩擦を減らす
・ドライヤーの熱から髪を守る
・広がりやすい髪をしっとりまとめる

あなたに合うのはノンシリコンシャンプー?シリコンシャンプー?

自分の髪に合うのはノンシリコンシャンプー?シリコンシャンプー? そんな疑問を手助けする診断シートを用意しました。当てはまるものにチェックを入れて確認してみて。

  • □ 髪が細く、量が少ない
  • □ 枝毛・切れ毛は少ないほうだと思う
  • □ サラサラヘアに憧れる
  • □ 洗い上がりは「しっとり」より「サッパリ」派
  • □ ナチュラル・天然素材なものに惹かれる
  • □ 髪にボリュームが出ず、いつもペタンコになる
  • □ 髪が短く、からまりや枝毛は少ないほう
  • □ ヘアアイロンやコテは使わない

<診断結果>
あなたにオススメのシャンプータイプはコレ!

チェックが
0〜1の人は…

シリコンシャンプーでダメージ予防&広がり対策を
 あなたは髪の傷みや量の多さなどに悩んでいるのでは? 枝毛や切れ毛のほか、 マメにカットしないとモッサリしてしまう毛量をおさえたい人はシリコンシャンプーがピッタリ。ノンシリコンシャンプーがお好みならば、 トリートメントなどで調節を☆

チェックが
2〜4の人は…

ノンシリコンシャンプー、シリコンシャンプー、好みで使い分けを
 あなたの髪質や髪の状態・ヘアスタイルは、目的に応じて使い分けよう。 髪の傷みが気になるならばシリコン入りを、サラサラ感やサッパリ感が欲しいならばノンシリコンシャンプーがいいかも♪

チェックが
5〜8の人は…

ノンシリコンシャンプーで軽やかに
 あなたはノンシリコンシャンプーを試してみるとお気に入りが見つかりそう。適度なボリューム感とサッパリ感を与えてくれます。 サラサラと風になびくナチュラルな雰囲気を演出したいなら是非! ただし、整髪剤のつけすぎにはご注意あれ☆

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ノンシリコンシャンプーならば『ティモテ ピュア』をチェック!

ティモテイメージ

19年ぶりに上陸したあの『ティモテ』もノンシリコン!

 「やっぱりノンシリコンシャンプーが気になる」という人は、19年ぶりに日本で発売される『ティモテ』を試してみて! 特徴的なのはもっちりとしたきめ細やかな泡。豊かな泡がふんわりと髪を優しく包みこみ、シャンプー時に髪同士がこすれることによって起こる摩擦ダメージから髪を守りながら洗い上げます。ノンシリコンシャンプーの軽い洗い上がりとシリコンシャンプーのダメージ軽減&潤いを両立させている同商品は、「髪のきしみが気になる」と、これまでノンシリコンシャンプーを敬遠してきた人でも満足できるはず!

自然派ならではのこだわりがズラリ

 ブランド誕生当時から“自然派”をテーマにしていた同シャンプー。 新商品はパラペンや合成着色料が無添加な上に、 ヨーロッパの第三者機関から認証を得たオーガニックグリーンティーエキス(保湿成分)とオーガニックシアバターを配合。 また、レモンオイル、レモングラスオイル、ユーカリオイル、ライムオイルの天然エッセンシャルオイルが配合されているから、 シャンプーを手に取るとフワリと優しい天然の香りが。香りと洗い心地で髪も心もリラックスできそうです。

編集部がひと足お先に体験!『ティモテ ピュア』と「ティモテ洗い」を大特集

もっと詳しく知りたい人はこちらをチェック!『ティモテ』公式Webサイト

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