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ドラマ『わたプロ』特集 原作者 ジェーン・スーさんに学ぶオンナの心得

2014-10-31 eltha

ドラマ『わたプロ』特集 原作者 ジェーン・スーさんに学ぶオンナの心得

イイ女に求められる“放っておく力”

――同原作本の出版やラジオパーソナリティーのお仕事をきっかけに、指南役になることも多くなったんじゃないかと思いますが、ジェーンさん的に“イイ女”ってどんな女性だと思いますか?
【ジェーン】 どうでしょう? 異性に対しては“放っておく力”がある人ですかね? プロポーズされるために大切なことにもつながってくると思うんですけど、何かをすることで必要と思ってもらうよりは、何もしないで必要だって思ってもらうことが大事というか。やっぱ、詰将棋をしてもうまくいかないっていうね(笑)。逆に同性からすると、ファッションや体型も含めて自分のために身綺麗にしている人じゃないかな?

――では、今までの経験から女性として一番磨いておくべきポイントは?
【ジェーン】 自尊心ですかね? かなり大変なことだとは思うんですけど、いろんなことがうまく運ぶ一番の方法だとは思います。

――奥が深いですね。原作に“30代後半に入って生きやすくなった”と書かれていたと思うんですが、ジェーンさん的に歳を重ねていくことはプラスだと思いますか?
【ジェーン】 どっちもあると思いますね。でもいまのところ、あんまりマイナスには捉えてないです。ウケるレベルで体型が崩れて愕然としたりもするんですけど(笑)、そういったホラーも含めてちょっと楽しい感じはしています。それはたぶん、正しい自尊心が育ったからだと思うんですよね。それがないと自責の念にかられるというか。

楽しく生きる秘訣はリミットを決めないこと!

――なるほど、そういう意味でも自尊心って大切なんですね。現在、多方面でご活躍なさっているジェーンさんですが、楽しく生きる秘訣ってありますか?
【ジェーン】 あまり自分でリミットを決めないことでしょうか。私も38歳頃まではずっと裏方で、でもそんなどこの馬の骨かわからない女を起用してくれている。人の評価というか、球が転がってきたら乗っかってみることは大事だなと思いました。自分のことを決めつけないことが人生の楽しさにつながっていることは、私に関しては間違いないですね。

――フットワークの軽さというか、のりしろを残しておくことが大切なんですね。
【ジェーン】 20代で「30代はすごく楽しいよ」って言われた時、嘘だ!と思ったら本当に楽しくて。30代で「40代はもっと楽だよ」と言われた時、それも嘘だろ!と思っていたら本当に楽で。「歳を重ねることはそれほど辛くない」という定型文に関しては、間違っていなかったという体験結果をお知らせします(笑)。


<番外編>
原作では“101の理由”を掲載していますが、元は130個ほど案として挙がっていたそう。今回は漏れてしまった理由の中から、特別にエピソードを教えていただきました!

「ビビりの仕切り屋はNG」
相手にまかせた時、自分の思ってない方向に物事が運んでしまうのが怖いから常に場を仕切ってしまう行為。特に働いている女性はそうですよね。例えば、1週間後に原稿を戻してもらわなくちゃいけないんだけど、この人はいつも忘れるから前日や前々日に、もう一度「明日よろしくお願いします」っていう、リマインドみたいなことを男性にすると嫌がられるみたいな(笑)。恋と仕事は違うっていうのが、41歳になって一番わかったことですね(笑)。

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【わたプロってなに? 最新のあらすじ】【あらすじバックナンバー】
【原作者 ジェーン・スーインタビュー】【初監督に挑戦! 鈴木砂羽インタビュー】


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