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【Brilliant Woman】吉瀬美智子、美しく生活する5つのこだわり

2016-04-08 eltha

【Brilliant Woman】吉瀬美智子、美しく生活する5つのこだわり

振り切って楽しんだ声優業、娘を持つ母親役に共感できた

――声優を務めた『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』(4月16日公開)では、サキという少女の母親であり、夢の研究をしている貫庭玉サユリを演じた吉瀬さん。娘を持つ母親として共感できる部分も多かったのではないでしょうか?
吉瀬 そうですね。同じ母親として共感できる部分はたくさんありましたし、サユリさんは不器用なところもあるので、そこも自分と似ているなと感じました。
吉瀬さんが声を務める貫庭玉サユリ

吉瀬さんが声を務める貫庭玉サユリ

――声優のお仕事はいかがでしたか?
吉瀬 声優の経験は少ない方なので、一番最初に声優をやらせていただいたときの無我夢中で必死だった自分を思い出しました。セリフをフラットに言ってしまうと感情がうまく乗らなかったり、自分の顔が映らない分セリフのポイントとなる部分にアクセントを入れないと伝わりにくかったりするんです。なので、監督にいろいろと教えてもらいながらやらせて頂きました。

――逆に声だけで表現することの楽しさを感じたことは?
吉瀬 サユリさんがバケモノのように変身してしまう場面があるんですが、なかなかそういった役を演じる機会がないので、貴重な経験でした。全力でやり切るしかないと思いまして、目いっぱい振り切って楽しんでやってみようと(笑)。最初に少しでも躊躇してしまうと恥ずかしさが出てしまうので、大きな声を出してみたんです。そうしたら、吹っ切れて楽しく演じられるようになりました。
――演じる上で特にこだわった点はありますか?
吉瀬 優しいときと、怒ったときの声にはメリハリが出るように気をつけました。怒ったときは目いっぱい怖さを出さないと、サユリさんの優しさが活きてこないと思ったので。あるシーンで「来ちゃダメよ」というセリフがあったんですが、私の声質だと少し優しく聞こえてしまう…と違和感を感じていたんですね。そうしたら監督が、「“よ”を取りましょう」とおっしゃって。ひと文字ですがセリフが「来ちゃダメ」に変わったことで、厳しい声のニュアンスを出すことができたんです。たったひとことですが、一番難しかったですし一番こだわった部分でもあります。

まさか!? 娘に「美智子」と呼び捨てにされる

――優しいイメージの吉瀬さんですが、プライベートでお子さんを怒ったりすることもありますか?
吉瀬 もちろん(笑)。しんちゃんを怒るみさえじゃないですけど、「野菜食べたくない!」と言われたら「一生懸命作ったのにもう作らないよ!」と怒ってしまうことも…。でも怒った後は、彼女を思いっきり抱きしめるようにしています。

――お子さんとのエピソードで、おもしろいと感じたことは何かありますか?
吉瀬 最近は名前を言う練習をしているのですが、私が名乗ってから娘にも名前を言ってもらうというやり方をしていたんです。そしたら娘が私の名前を呼び捨てするようになってしまって…「美智子、美智子!」って(笑)
――しんちゃんも、「みさえ」って呼び捨てにしますしね(笑)
吉瀬 本当ですね。「ママの名前は呼ばなくていいのよ」って言うんですけど、娘は嬉しそうにしていて…今は自分の名前を言うより、私の名前を呼ぶ方が楽しいみたいです(笑)。

(文:奥村百恵/写真:西田周平)

Profile

吉瀬美智子―Michiko Kichise―
1975年2月17日生まれ、福岡県出身。高校卒業後、スカウトをきっかけに地元でモデル活動をスタート。その後上京し、ファッション誌『Domani』(小学館)の専属モデルとして活躍。また、32歳で女優業にも進出。『ブラッディ・マンデイ』(TBS系)や『天地人』(NHK総合)など多数の作品でキャリアを積むと、2010年に『ハガネの女』(テレビ朝日系)でドラマ単独初主演、『死刑台のエレベーター』で映画初主演。その後も、ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジテレビ系)や映画『神様のカルテ』など、話題作への出演が続く。14年には自身のこれまでを赤裸々に綴った初エッセー『幸転力』(小学館)を発売した。

Information

『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』
 毎夜、楽しい夢が見られる世界、ユメミーワールド。何でも叶う夢の世界の訪れに、しんのすけたちは喜びいっぱい!だったのに…楽しい夢は突然、悪夢の世界へと姿を変えた。時を同じくして、埼玉・春日部の街にひとりの少女、サキがやってきた。しんのすけ率いる“かすかべ防衛隊”の仲間になり、一緒に悪夢に立ち向かうと約束するが、サキにはある秘密があった…。マルチな才能を発揮する劇団ひとりがアニメ脚本に初挑戦。大人も子どもも楽しめる、究極のエンターテインメントが誕生!

監督:高橋 渉
脚本:劇団ひとり、高橋 渉
声の出演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ
ゲスト声優:安田 顕、吉瀬美智子、とにかく明るい安村
2016年4月16日(土)全国東宝系公開
公式サイト:http://www.shinchan-movie.com/

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2016

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吉瀬美智子の自然体な美しさを写真でチェック

  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』で娘を持つ母親役を好演した吉瀬美智子 (写真:西田周平)
  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』で娘を持つ母親役を好演した吉瀬美智子 (写真:西田周平)
  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』で娘を持つ母親役を好演した吉瀬美智子 (写真:西田周平)
  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』で娘を持つ母親役を好演した吉瀬美智子 (写真:西田周平)
  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』で娘を持つ母親役を好演した吉瀬美智子 (写真:西田周平)
  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』で娘を持つ母親役を好演した吉瀬美智子 (写真:西田周平)
  • 『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』で娘を持つ母親役を好演した吉瀬美智子 (写真:西田周平)
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