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初秋のエイジングケア※に人気◎なすの栄養と簡単レシピ

2023-10-30

初秋のエイジングケア※に人気◎なすの栄養と簡単レシピ

全国的に気温も落ち着き、いよいよ本格的な秋がやってきましたね。スーパーに並ぶ食材もすっかり秋めいていて、お買い物が楽しくなります。
この時期、エイジングケア※のためにおすすめの食材が「なす」。冷蔵庫にストックして、毎日のお料理に取り入れてみませんか?

なすの旬は長い?

年中手に入りやすいなすですが、本来の旬は6月下旬から9月頃にかけて。気温の高い夏に収穫されるため、水分を多く含んでいるのが特徴です。
最近は米なす、長なす、白なすなど様々な種類のなすが流通しているため、10月頃まではなすの食べ比べを楽しむこともできますよ。

エイジングケア※に嬉しいナスの栄養

水分を約90%も含むなすですが、もちろん水分だけではありません。微量ではありますが、ビタミン類(ビタミンB、C、K)やミネラル類も含んでいます。
一番注目したいのは、なすの紫色の色素成分に含まれる抗酸化力の高さ!なすの色素成分は「ナスニン」と呼ばれ、皮部分に集中しています。
これは、ブルーベリーなどに豊富なアントシアニン系の色素成分の一種で、ポリフェノール類の仲間です。抗酸化力が非常に高く、活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐ作用が期待されています。
残暑が長引いた2023年は、お肌が浴びた紫外線ダメージも少なくありません。秋のはじめにしっかりと抗酸化力の高い食材を摂ることで、体の内側から細胞のエイジングケア※を行いたいですね。

栄養素を無駄にしない賢い食べ方とは?

この様に、なすに含まれる抗酸化力を無駄にせず食べるためには「皮ごと」が鉄則!
なすというと「焼きなす」が人気の食べ方ですが、皮を剥いてしまう焼きなすは、実はちょっと栄養学的にはもったいないんです……
煮物、焼き物、煮込み、ぬか漬けなど、是非皮ごと調理で取り入れてみて下さいね!

秋なすの食べ方!レシピのアイデア

それでは我が家で人気の、お手軽ななすレシピをご紹介します。
【1】なすの煮びたし

皮ごと約1pの輪切りにしたなすを、だし汁に、酒・しょうゆ・本みりん(2:1:1)と黒糖ひとつまみを加えて煮込むだけ。細ねぎをトッピングすれば鮮やかに。関西では「なすの炊いたん」と呼ばれるシンプルななすが主役の副菜です。

【2】生姜焼きの具材に

こちらは生姜焼きに、皮ごと細切りにしたなすを加えたおかず。生姜焼きの甘辛い味つけ、豚肉の脂を吸ったなすは絶品……!

【まとめ】秋のエイジングケアにおすすめ!なすの栄養とレシピ

ほかにも、いつものお味噌汁やラタトゥイユの具材にしたり、ぬか漬けにするとおいしいなす。みなさんもお好みの食べ方で是非「皮ごと」なすを取り入れてみませんか?
夏のダメージを早めにケア。まだまだおいしい秋なすの抗酸化力で健やかに美しく、秋を迎えて下さいね!
※エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと。

國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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