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マチュピチュ観光のベストシーズンはいつ?気候や服装も詳しく解説!

2024-04-26

一生に一度は行ってみたい!憧れの空中都市・マチュピチュ。何のためにどうやって造られたのか、今も多くの謎に包まれたインカ帝国の天空遺跡はそのミステリアスな背景にロマンをかき立てられ、世界中から多くの観光客が訪れます。
日本から遠い南米まで行くからにはできるだけ良い時期に万全の準備で訪れたいですよね!ベストシーズンはいつ?気候や服装は?そんなマチュピチュ旅行への疑問を詳しく解説していきます。

マチュピチュの気候についての基本情報

写真:Yamaneco M

ペルー国内でも地域によって気候帯が異なりますが、その中でも山の中にあるマチュピチュは暑いの?それとも寒いの?まずは気になる気候について解説していきます!
標高2,430m、アンデス山脈の中に位置するマチュピチュ。その気候帯は高地山岳地帯に属します。さらにジャングル地帯で見られる動植物が生息していたりと、アンデスとアマゾンが入り混じった独特の気候が感じられます。

写真:pixabay

南半球にあるペルーの季節は日本とは真逆。日本のようにはっきりとした四季はなく、主に乾季(5月〜10月)と雨季(11月〜4月)で分かれます。
気温は年間を通じて変化が少なく、平均気温は一年通して最高気温20℃・最低気温5℃ほど。マチュピチュの気候の最大のポイントは温度差!高所特有の気候で1日の中でも温度差が激しいのが特徴です。日中は日が差して暖かくTシャツ1枚でも大丈夫!と思っていても、朝晩は特に冷え込むので防寒具を忘れないようにしましょう。

マチュピチュのベストシーズンはいつ?

写真:pixabay

マチュピチュのベストシーズンは晴れる日が多い乾季の5〜10月頃!ベストシーズンのマチュピチュのおすすめポイントを詳しく解説していきます。
1つめは、乾季のマチュピチュは晴れる確率が高く、山々や谷を綺麗に見渡すことができます。晴れた日はウルバンバ渓谷までもはっきりと見ることができ、青空と美しい自然に囲まれた見晴らしの良い絶景が!
最も降水量が少なく晴天が続くのが6〜7月。ただし、朝晩の気温が特に低くなるこの時期は、0℃前後まで冷え込むことがあるので防寒対策が必須です。6月にはマチュピチュの玄関口クスコでペルー最大の祭りであるインティ・ライミも開催されるので、併せて訪れるのも良いですね。
また、日本のGWはちょうど乾季に当たります。遠く離れた南米まで行くにはゴールデンウィークのような長期休暇がチャンス!GWにベストシーズンのマチュピチュ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

写真:Yamaneco M

2つめは、歩きやすさ!遺跡内の道は未舗装なうえ、マチュピチュ観光では階段や坂道などアップダウンのある道を上り下りします。見所の多い広い遺跡内を歩き回るには、雨の少ない乾季が良いコンディションです。
3つめは、ワイナピチュに登るには乾季が安心!ワイナピチュ山はマチュピチュ遺跡の背後に聳える山で、その山頂からは空中都市マチュピチュが一望できる人気の登山スポットです。
急斜面や岩をよじ登るようなハードな山道も含まれるので、足元が悪く滑りやすい雨の多い時期は避け乾季に訪れるのがやはりベスト。マチュピチュを訪れたなら是非ワイナピチュにも登ってみてくださいね。人気のワイナピチュ山に登りたい人は、毎日限定400名の入場制限があるので早めに手配をしましょう!

雨季のマチュピチュはどうなの?注意点を解説!

写真:Yamaneco M

11〜4月の雨季は雨が多そうだけど観光できるの?注意すべきことは?雨季のマチュピチュ旅行で気を付けたいポイントを解説!
1つめは、土砂崩れにご用心!1年を通して最も降水量が多い1〜3月は、降水量によっては土砂崩れが起こることがあります。土砂崩れで列車の運行が中止になることも稀にあるので、天候情報を必ずチェックするようにしましょう。

写真:pixabay

2つめは、ペルーレイルの運行情報にご注意を!雨季の1〜4月の間はクスコ(ポロイ駅)が閉鎖され、代わりにパチャール駅からの運行となります(クスコ市内⇔パチャール駅間はバス利用)。雨季には鉄道の運行スケジュールが変わるので、チケット購入時によく確認するようにしましょう。
3つめは、インカ道をマチュピチュまで歩くインカトレイルというツアーが、2月はコースが閉鎖されるという点。トレッキングツアーに参加しようと思っている方は、2月はインカ道が通れませんのでご注意下さい。また、通常3泊4日のトレッキング中はテントでの寝泊まりや滑りやすい山道を歩くので、やはり雨の少ない乾季が理想的です。

雨季でもマチュピチュは楽しめる!

写真:Yamaneco M

ここまで読むと雨季は避けた方がいいのかな…と思われるかもしれませんが、実はそうでもないんです!雨季ならではのマチュピチュの魅力をご紹介します。
雨季の時期は霧や雲がかかりやすいのですが、天気はとても変わりやすく雲もすぐに流れていきます。霧で覆われて見えなかった幻の都市が、徐々に雲が流れて刻々と風景が変わり…ついに全貌が現れる!霧と雲が神秘的で、まさに天空都市といった光景が見られるのも雨季ならでは。一見の価値ありです。
目の前にモクモク広がる雲が手に届きそうなほど空が近く感じられ、マチュピチュがいかにすごい場所にあるかを改めて実感できるでしょう。空模様は常に変わりやすいので、今だ!と思った瞬間にシャッターチャンスを逃さないようにしましょう。

写真:Yamaneco M

雨季はオフシーズンになり、その分ツアーや飛行機代が安く狙い目のシーズンでもあります。比較的観光客が少ないのでその分遺跡を見て回りやすいという点も!
また雨季は降水量の多い時期ではありますが、1日中降り続くようなことは少なくスコールのような雨が特徴的です。午前中は雨が降っていたり曇っていたとしても、午後から晴れてくることもよくあります。雨だからとあきらめず、気長に空の様子を見守ってみて下さいね。
土砂崩れで列車が運休したり、集中豪雨による洪水など大きな事故がなければ、マチュピチュは雨季でも楽しんで観光することができます!

服装は何がいい?用意すべきアイテムを解説!

写真:Yamaneco M

山の天気は変わりやすいうえ、1日の気温差が激しいマチュピチュへは服装や持ち物も悩みどころですよね。何を準備したらいい?おすすめの服装や持ち物をご紹介!
高地にあるマチュピチュは年間を通して最高気温20℃・最低気温5℃と気温の差が激しく、朝晩は冷え込むのでしっかりとした防寒対策が必要です。日中は日差しが強く、歩き回ると暑くなるのでTシャツ1枚でもOKですが、雨が降ると急に気温が下がるので脱ぎ着がしやすい重ね着で調整を!防寒対策、日差し対策、雨対策の3つがカギになってきます。
<マチュピチュ観光のおすすめ服装&持ち物>
・上着・・・ウィンドブレーカー(防水加工のものがベスト)、フリースなど。
・インナー・・・長袖シャツに半袖シャツの重ね着
・ボトム・・・長ズボン
・靴・・・履き慣れたスニーカーやトレッキングシューズ
・鞄・・・両手が使えるバックパックが便利
・帽子・・・ツバがあるもの
・日焼け止め・・・日差しが強いのでSPF値が高いものがオススメ
・雨具・・・傘よりも両手が使えるレインコートやポンチョが便利
・虫よけスプレー・・・虫刺され対策に

写真:Yamaneco M

乾季でも雨季でも山の天気は変わりやすいということを常に頭に置き、急な天候の変化に対応できるよう季節に関わらず準備をしっかりして行きましょう!
寒い時の防寒グッズにアルパカのマフラーやストール、レッグウォーマーなどを現地で調達するのも良いでしょう。ペルーらしい可愛いデザインのものがたくさん売られていますよ。

一生に一度は行きたいマチュピチュ!

時期によって異なった魅力を持つ世界遺産・マチュピチュ遺跡。天候の条件が良いベストシーズンの乾季か、幻想的な雨季のマチュピチュか…訪れる時期は悩ましいところではありますが、晴れでも曇りでもマチュピチュ遺跡は素晴らしいことに変わりはありません!シーズンごとの特徴を掴んで、ご自身の旅のスタイルに合ったマチュピチュ旅行を楽しんで下さいね。
日本からは片道30時間以上かかる中々ハードルの高い場所ですが、それでも遠路はるばる行く価値はあります。一生に一度はマチュピチュに足を運び、あなたもその目でインカ帝国の高い文明と素晴らしい絶景を確かめてみて下さいね!
※本記事は概要を説明したものです。最新情報は公式サイトなどをご確認ください。

【トラベルjp・ナビゲーター】
Yamaneco M

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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