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秋の王道スイーツ【モンブラン】の作り方&レシピ10選〜抹茶やカボチャ、大和芋のモンブランも!

栗をペースト状にしたクリームが、スポンジケーキやタルトの上にのった「モンブラン」は、見た目も華やかなスイーツですよね。甘さがしつこくないので、普段あまりスイーツを食べない男性にも人気です。


今回は、モンブランの作り方のほか、アレンジレシピ10選をご紹介します。モンブランの由来を知れば、もっとモンブランが好きになるかもしれません。栗以外の材料を使ったモンブランも登場しますので、ぜひチェックしてみてください。

■モンブランとは?
糸状のクリームが華やかに盛られたケーキ「モンブラン」。その名前は、フランスとイタリアの国境にそびえる山で、アルプス山脈の最高峰である「モンブラン」が由来と言われています。フランス語で「モンブラン」は「白い山」を意味。モンブランは、年中雪や氷に覆われている真っ白な山なのです。そのため、基本のモンブランケーキには、その雪を表現するように上から粉砂糖がふりかけられています。

発祥の地とされるのは、フランスのサヴォワ地方と、イタリアのピエモンテ州。それぞれの地域から見える「モンブラン」の山をイメージして作られたお菓子なので、フランスのモンブランは丸いドーム型、イタリアのモンブランは尖った三角形が主流となっているようです。

つまり、モンブランを名乗る上で大切なのは、山をイメージさせるような形状ということ。「モンブラン=栗のケーキ」というイメージがありますが、実は材料に決まった定義はありません。最近では、カボチャやサツマイモなど、栗以外の材料を使ったモンブランもたくさん見かけるようになりました。一口にモンブランと言っても、さまざまな種類があり、食べる楽しみが広がりますね。

■モンブランの作り方
モンブラン
モンブラン

【材料】(6個分)

<ビスキュイ生地>
卵白 3個分
卵黄 3個分
グラニュー糖 75g
薄力粉 75g
粉糖 適量
<マロンクリーム>
無塩バター 90g
マロンぺースト 175g
ラム酒 適量
<クリーム>
生クリーム 200ml
グラニュー糖 20g
栗(甘露煮) 適量
<シロップ>
水 100ml
グラニュー糖 30g
ラム酒 適量
栗(飾り用)


【下準備】

1、<ビスキュイ生地>は前出の『ココナッツムース』のビスキュイ(← 参照)と同じ手順で作る。型の大きさにあわせて1個に付き2枚焼いておく。余った生地は飾り用に焼いておく

モンブランの下準備1

2、<シロップ>を作っておく。水、砂糖を沸騰させ、最後にラム酒を加え、冷ましておく

3、栗は西洋栗でも和栗でもどちらでもOK。中に入れる分は小さくカットしておく


【作り方】

1、<マロンクリーム>を作る。ボウルにマロンペーストを入れラム酒で少しのばすような感じでやわらかくする。そこへ、十分にやわらかく練ったバターを加えて混ぜ合わせる。

モンブランの作り方1

2、生クリームはグラニュー糖を加えて8分立てにしておく。

モンブランの作り方2

3、カップの底にまずビスキュイを入れ、刷毛でたっぷりと<シロップ>を塗る。そこへ生クリーム、栗をのせる。もう一枚ビスキュイをのせ、<シロップ>、生クリームを入れる。

モンブランの作り方3

4、3にモンブラン用の口金でマロンクリームを絞る。(なければ、ビニール袋に入れ角を小さくカットしてそこから絞り出す)最後に形の良い栗と飾り用のビスキュイ生地を飾る。※金粉を飾ればさらに豪華な仕上がりに!

モンブランの作り方4


ラム酒の豊かな香りが広がる、大人向けの贅沢なスイーツ。中に小さく切った栗も入れるので、食感も楽しめます。カップに層にして盛りつけるだけで簡単に見栄えが良くなり、持ち寄りのパーティーにもぴったりですよ。



■モンブランのアレンジレシピ10選

・モンブラン



大きなホールのモンブランタルト。アーモンドが香るサクサクのタルトを焼いて、たっぷりのマロンクリームで飾り付けします。中に入れる甘酸っぱいベリーがアクセントになり、甘いマロンクリームとも相性抜群! 特別な日のデコレーションケーキとしてもおすすめです。



・プロ直伝! ロールケーキ型簡単モンブラン



ココア風味のスポンジ生地を使った、ロールケーキ型モンブランです。ロールケーキの中にマロンクリームをたっぷり塗って、刻んだ栗の渋皮煮と一緒に巻き込みましょう。栗の風味を存分に堪能できますよ。ロールケーキは取り分けやすく、個別にひとつずつ作るよりも手軽です。



・グラス・モンブラン



グラスにマロンクリームや生クリームを盛り付けるだけの、超簡単なモンブランです。市販のマロンクリームを使って、少し手を加えるだけで完成します。見た目も華やかで秋らしいです。簡単に作れるので、食後のデザートにもどうぞ。



・飲むモンブランケーキ



ゆっくりとおやつの時間に味わいたい、スイーツドリンク。アイスクリームとマロンクリームに、苦みのあるコーヒーゼリーが見事にマッチします。ほどよい甘さで飲みやすいです。ゼリーを冷やし固めるのにやや時間がかかりますが、パパッと作れますよ。



・モンブラントースト



こちらは朝食にもおすすめのレシピです。甘栗などの材料をフードプロセッサーに入れてかくはんするだけで、簡単に栗ペーストが作れます。焼いたトーストにたっぷり塗って食べれば、朝から幸せな気分になれますよ。メープルシロップの量はお好みで調節してくださいね。



・白花豆のモンブラン



栗ではなく、白花豆の甘煮を使うモンブランケーキです。土台の生地はフライパンで焼いて作れるので、オーブンがなくても大丈夫。白花豆を使用しているため、あっさりとした優しい味わいで、少し和風な雰囲気のモンブランに仕上がります。



・ツリーモンブラン



ビスケットの土台に白花豆のクリームを絞り出して、クリスマスツリーに見立てるモンブラン。生クリームと白花豆のクリームを作るだけなので、子どもと一緒にデコレーションを楽しめます。ぜひクリスマスシーズンに作ってみてください。



・ちょっとオトナなカボチャのモンブラン



チョコレート風味のスポンジケーキに、カボチャのクリームをのせるカボチャモンブラン。カボチャのグラッセやクリームは電子レンジで簡単に作れます。グラッセを作った後の余った水分を無駄にせず、シロップとして利用するのがポイント。カボチャの風味を最大限に楽しめるケーキです。



・カボチャのモンブランクリームパフェ



カボチャと豆腐で作ったクリームを使う、ヘルシーなモンブランパフェです。カボチャは皮も活用して2色のクリームを作るため、無駄がなく、栄養面も優れています。下に敷くコーンフレークは、市販のスポンジや、砕いたビスケットを使っても美味しいですよ。



・抹茶イモンブラン



クリームに大和芋を使う驚きの和風モンブラン。大和芋を丁寧に裏ごしし、砂糖と抹茶を混ぜてクリームを作ります。大和芋独特のねっとりした食感がたまりません。土台は市販の抹茶カステラを使うので、とっても簡単です。



モンブランは多彩な味わいを楽しめるスイーツです。クリームの材料だけでなく、土台となるスポンジなどもアレンジできます。いつもはお店でモンブランを買うという方も、ぜひレシピを参考にして、手作りモンブランに挑戦してみてください。

▼栗の渋皮煮の作り方やアレンジレシピはこちら

▼マロングラッセの極上スイーツレシピ


(稲見ぶん)
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