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厳かで大人な輝きが人気 青色LED、Xmasイルミの定番に

2014-11-16 10:10 eltha

 今年も、クリスマスイルミネーションが続々とスタートしている。毎年さまざまな装飾を施され話題となっているが、近年増えているのが、青色発光ダイオード(LED)をメインに据えたイルミネーション。青色LEDといえば10月に赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏がノーベル物理学賞を受賞したことも記憶に新しいが、この冬もノーベル賞級の発明が街を輝かせ、人々の心を癒している。

目黒川沿いで23日より開催される青色LEDを使ったイルミネーション『Nakameguro青の洞窟』のイメージ

目黒川沿いで23日より開催される青色LEDを使ったイルミネーション『Nakameguro青の洞窟』のイメージ

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 クリスマスのイルミネーションといえば、おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルなライトアップが定番だった。しかし青色LEDの登場でイルミネーションの表現方法も変化。寒色である青だからこその冬らしい景色と、厳かで幻想的な、落ち着きのある世界感が受け、“ブルー一色”のイルミネーションも増加していった。

 中でも今年注目が集まっているのは、中目黒(東京・目黒区)の目黒川沿いで初めて開催されるイルミネーション企画『Nakameguro青の洞窟』(11月23日〜12月25日・点灯時間午後7〜9時)。同所は桜の名所として有名だが、「冬も盛り上げたい」という地元有志により企画された。イタリアの名所である「青の洞窟」をイメージしていて、目黒川沿い往復1kmの木々が約40万球の青色LEDで装飾。川の水面にも青色の光が映し出される。

 “青の洞窟”ならぬ“青の渓谷”をテーマにしているのはカレッタ汐留(同港区)の『Caretta Illumination 2014「カノン・ダジュール Canyon d’Azur〜光の渓谷へ〜」』(〜2015年1月12日・同午後5〜11時)。今年はメインエリアのみならず、渓谷にふりそそぐ雫が生まれる場所をイメージした「青の雫」など、館内計5ヶ所に“青いフォトスポット”を設置。

 2007年の開業以来、“青色イルミの世界”をいち早く取り入れていた東京ミッドタウン(同)も13日、8回目となるブルーのイルミネーション『MIDTOWN CHRISTMAS 2014』(〜12月25日・同午後5〜11時)をスタートさせた。メインの芝生広場には約18万球の青色LEDを使用した「スターライトガーデン」を展開。宇宙旅行をイメージしたストーリー仕立てのイルミネーションが見どころだ。

 大人層からの支持も高い、しっとりとしたムードの青色イルミネーション。人気スポットはクリスマスが近づくにつれて混雑するため、ゆっくり落ち着いて堪能したい人は、早めの来訪がおすすめだ。



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