間食ニーズも ヨーグルト「水切り」人気上昇
2015-04-15 10:00 eltha
日本の水切りヨーグルト人気はここ数年のことだが、国外ではもっと前から広く知られていた。「特に米国では、ヨーグルト市場の約半分を水切りヨーグルトが占めている」と語るダノンジャパンも3月、海外ではすでに展開されていた同社初の水切りヨーグルト『ダノン オイコス』の日本での取り扱いをスタートさせている。
水切りヨーグルトが支持される理由について、ダノンジャパンの担当者は「ヘルシーなのにクリーミーで濃密な味わいです」と語る。同社の水切りヨーグルトは、独自の製法による濃密な食感で満足感が得られるほか、同社比で3倍の乳原料と2倍のタンパク質を含んでいる点、1パック100キロカロリー未満で脂肪ゼロ、という点が特長だ。
一般的に間食というと健康やダイエットなどを理由に我慢する人が多い。さらに朝食のイメージが強いヨーグルトは、間食の選択肢に入ることは少ないのが現状だが、濃密な食感が特長の水切りヨーグルトはさまざまな可能性を秘めている。
同社の新商品は“間食向けヨーグルト”という新ジャンルを開拓し、おやつタイムの需要を見込んでいるが、この取り組みが日本のヨーグルト市場を大きく活性化させるか、注目だ。